中原夢子のビミョーなお年頃

死ぬまで失いたくないです、夢見る乙女心・・・・。
とりあえず、感じるままに、書いていきます。。

テンションをあげて・・・

2007年12月26日 | 音楽


2007年も残りわずかですねー。。




お元気ですか?夢子です。
異国風情なクリスマスもあっという間に過ぎ去り、
いよいよ日本古来の伝統と歴史を堪能するべく、
スペシャルな年越し!輝かしい新年!に向けて、
しなびた気分を引き締め直さなければなりません!
除夜の鐘を聞き、年越しそばをすすり、
元旦はお雑煮を食べて家族全員で新年のご挨拶!
うーん、気分も高まってまいりましたねっ!

・・・って明るく気概たっぷりに振る舞っておりますが、
実は只今、頭痛で気分が悪いのです。。

昨日行なわれた、毎年恒例のクリスマス会で大酒を飲み、
とは言っても、呑めない九州女ですから大した量ではないのですが、
気分良く呑めたので調子に乗っておりましたら、
帰りの車で気分が悪くなってしまい自宅に着くと嘔吐(3回も)。
sonを横目にソファーでグッタリしておりましたぁ。。
たぶん、あのスパークリング・ワインとの相性が悪かったのか、
それとも飲酒後の生クリームがいけなかったのか、
・・・いやたぶん空き腹に呑んだのがいけなかったのでしょうね。。
で、明日は人間ドック。
スッカリ忘れておりましたー。。
こんな状態でバリウムを飲むと思うと辛ろうございますね。。





『BIG SOUNDS OF THE DRAGS』
JUNKIE XL


私の心の救世主。。
聖なる砦。。
どんなにダークサイドに引き込まれようとも、
最後の1滴まで汚染されていようとも、
これさえ聴けばスッキリクリーンな神光に照らされます。
大袈裟かもしれませんが、でもそんな感じなのです。
気の乗らない徹夜仕事の日々もこれさえあれば意気揚々でした。
ていうか、ムリヤリ・テンションを上げさせられるって感じで、
スーパートップ!ギアチェンジ!への起爆剤となった作品ですね。
今聴いてもスゴく元気になれます。

音的にはブレイク・ビーツの系譜を感じさせるビッグ・ビート。
ロックとテクノのイイトコ取りなダイナミズム、そしてカタルシスが、
渾然一体となって怒濤のグルーヴを叩き出します。
ロッキンなレーベル「ロードランナー」からのリリースというのも納得です。
基本的に私はワングルーヴモノ(ループ)が好みなのですが、
ヨレ感がファジーな肉々しいファンクは時と場合を選ぶというか、
濃すぎて胸焼けを起こしちゃうので(特にPファンク系モノ)
心身ともに健康な時じゃないとダメなのです。
でもデジタルになると余計な心配は必要ないと言いましょうか、
こっちの気分なんてお構いなしに遥か彼方に誘ってくれるので、
ある種の強引さが私的にはランクチンだったりします(男前やねー)。

こちらのジャンキーXLさん、
本名はトム・ホーケンバーグ、オランダ人です。
スタジオでコツコツ地道につくったであろうサウンドの断片が
程よい温度感を生み出し(生楽器を演奏してサンプリング)、
音符の1つ1つにふわっと厚みを出してくれています。
また曲のBPMもどれも快適なので(私の好みの範疇ですが)、
気が付けば独りトランス状態になっていることもしばしばです。
あとは、曲中における「流れ」を操作しないところも好きですね。
ライヴでもそうですが、その日の流れを強引に変えるような
故意的なプレイってあまり好みじゃありません。
自然に呼吸するように、それでいて適度なフックのある、
大らかな流れに最近は魅かれてしまいますねー(もう年?)。


さてさて、気分を変えたい時、
みなさんはどんなアーティストを聴かれますか?
気になりますねー。

あっ、今からお茶しか飲めません(夜の10時まで)。
それ以降は・・・断食。。
こうなったら早く眠るしかありませんね!
それではまた、ごきげんようです♪




☆今日の一言☆




クリスマス・イヴの夜、
父親の帰りを待ち切れずにケーキを食べてしまったson。
「残しておけばいいよね!」って・・・。。


宮本真理『Ten-Sei』

2007年11月23日 | 音楽





お久しぶりです、お元気ですか? 夢子です。
福岡在住のアーティスト宮本真理さんが、つい先日、
Ten-Sei』というアルバムをリリースされました。
今回はそちらの紹介をさせていただきますねw
真理ちゃんとはもうどれくらいのお付き合いになるのかな?
って考えましたら、20年は経っておりました(!)。
そんな彼女のことですから、その存在を語ろうと思ったら、
このプログで1週間書き続けても足りないぐらいです。
でもひとことで言うならば、私が初めて出会った才女です。
それもとびきりの美人。色白で手足がスラーッと伸びて背が高い。
髪の毛はいつもサラサラ。華奢で可憐な佇まいは、まるで少女漫画の主人公。
そんなハッピー・ガーリー♪な女の子は、
音楽の才能に溢れていて、ピアノがとってもうまくて(絶対音感アリ)、
グランド・ピアノの前に向う姿は凛としていて眩しかったなぁ。。
ショパン顔負けの美しいピアノ・クラシックを作曲するいっぽうで、
DTMにもめっぽう強くて、グルーヴィなポップをつくったり、バンドもやったり、
この子には不可能はないんじゃないかな?と思ったぐらいの活躍ぶりでした。
そんな彼女が上京をせずに、福岡でつくった作品が『Ten-Sei(天生)』です。
作詞・作曲・編曲・歌、すべてが真理ちゃんによるもの。
相変わらず、ミントでポップな楽曲が乙女心を刺激します。


ライナーは今をトキメク、名プロデューサーYANAGIMANさん。
彼は本作について福岡だからこそできたサウンドだと語っておりましたが、
私もそうかなぁと感慨深く思ったものでありました。
故郷の空気をお腹いっぱい呼吸し、陽射しを浴び、言葉を交わし、
ゆっくり丁寧に時間をかけてつくりあげた世界は、
一聴すると「癒し系」にも思えてしまうのですが、
実はとっても意志的だし、力強いし、好奇心に溢れていて極めて個性的なのです。

詩における彼女の視線というか情動がこれまたユニークで、
きっと童女的な好奇心や無垢な少女性から来ていると思うのですが、
いや~こういうキモチ、正直、忘れかけておりました!
永遠のガーリーを目指して生きておったつもりですが、
『Ten-Sei』を聴くと反省しますね。。
女子高生に戻って修業せねばなりません(無理やね)。。
いつまでも純真さと若さを忘れない人ってステキだわぁ。
本作はピュアでガーリー度が高いので女性にはオススメです!
HMV、タワーレコードなどでお取り寄せができますので、
興味のある方はご一聴くださいませw



ところで、毎日寒いですよねー(ニット帽が欠かせません!)。
本格的な冬到来です。冷え性の私にはツライ季節ですが、
ハーハー息を吐いては手をスリスリしたりして、
なんとか頑張っておりますよ(おばあちゃんみたい、汗)。
毎日なんやかんやと慌ただしいのですが、
根拠のない幸福感(?)に包まれておるのでなぜか元気です。
うーん、鍋したい!と思っておりましたら、
6年ぶりにご縁が復活した友人から、もつ鍋を誘われました。
ありがたいことです。こういう偶然に感謝です。
ではまた、ごきげんようです♪




☆今日の一言 その1☆




我が家のネコ鍋です!
久しぶりのご登場でございますねー。
今年は冬毛があまり生えておらず(老化!?)、
なんだか痩せっぽちのチャーチャンです。
でも元気に暮しておりますよ!



☆今日の一言 その2☆




読書の秋!ってことで、知人にご紹介していただいた本です。
阪神大震災をモチーフにしているのにタイトルが『震度0』。
意味深なタイトルの謎を解くために、一心不乱に読み上げた作品です。
阪神大震災の朝に県警幹部が失踪したことから物語が始まるのですが、
話のメインはその失踪事件をキッカケに起る某県警の内部抗争。
登場人物のそれぞれの思惑・駆け引きなどが交錯して難解だったのですが、
各々の人物像が理解できてからはのめり込んでしまいました。
特に後半からのドライブ感は圧巻でございましたね!
で、最後はえーーー!?って感じ(驚愕のラスト)。
普段はあまり読書をしないほうなんですが、
こういう作品を読むと、やっぱり小説っていいなぁ~
スゴイなぁ~なんて思ったりします。
横山さんという作家の文体ですが、久しぶりの男前です!
ブレスが短くて小気味よいのにミョーに情緒があるのが不思議です。


MO'SOME TONEBENDER!

2007年10月09日 | 音楽

MO'SOME TONEBENDER
『C.O.W.〈CHECK OUT WORLD〉』
コロムビア/トライアド COCP-51-46




お元気ですか?夢子です。
先月から今月にかけて旅人と化しておりました。
先月末から今月初頭までバリ島で遅いバカンスを過ごし、
今週末からは福岡に帰省です。
そして下旬は軽井沢に・・・。
何かと慌ただしい日々ですが、
1日1日、丁寧に過ごしてまいりたいと思っておりますよ。
でも、「丁寧に生きる」ってホントに難しい。。
日々精進です。

さて、先月の9月23日、モーサムのライヴに出かけました。
野音から久しぶりとあって、妙に浮足立っておりましたが、
それに拍車をかけるようなショウでございましたよ。
会場は渋谷AX。sonを近くのママさん宅(飯塚出身!)に預けて、
野音でも行動を共にした幼稚園ママさんと2人、車で渋谷に直行。
どうせ渋谷に行くなら早めに出かけてブラブラしようじゃないかと、
育児疲れの慰安もかねて、祝日の街へと繰り出したのでございます。
お互いに子どものいない身軽さに少々罪悪感を抱きながらも、
むさぼるように渋谷を闊歩。
ショウ・ウィンドウにディスプレイされた乙女服に鼻を鳴らし、
「いいよね~、こういう服、もう1回着たいよね」とか、なんとか、
他愛のない会話をして、自分で言うのはなんですが、
とてもいじらしい瞬間に心底癒されたのでございます。
でまぁ楽しい時間というのはあっという間に過ぎ去るもので、
気が付けばショウの開演時間が迫ってまいりました。
今日はヴォーカル&ギターの百々くんと15年ぶりの再会もあって、
気分的に落ち着かなかったのですが、貢ぎ物の黒糖焼酎を片手にAXへgo!
会場にはすでに長蛇の列(男女比半々?)。
お客様って、ホントにありがたいものですねw


ここでじっくりライヴ・レポートをしたかったのですが、
セットリストを紛失させてしまい記憶に不安が・・・。。
従来の曲の他に、新作『C.O.W.』からも演奏がなされておったのですが、
これがかなりの衝撃。ロック・コンサートの会場が、
どこかのクラブと化したかのようなデジタル轟音(!)。
スピーカーのウーハーを震わせる巨大な低音。
ブンブン唸るベースとキック(私好み♪)。
まさに、降ってくる降ってくる、音の高揚。雨霰。
レイブさながらのお祭り騒ぎに、
ワタクシ個人としては非常に感銘を受けたのですが、
昔からのモーサム・ファンは度肝を抜かれたのではないでしょうか?
でも見渡すところ、お客さんは狂喜乱舞しておりまして、
ただただその身をサウンドと同期させておりましたよ。
あっ、モーサムのファンのお方は行儀が良いです。
ステージ前方で鑑賞しておったのですが(モミクチャ!)、
みなさん暴れながらも何だか愛情があるというか、
他のライヴで受けるような危機感を感じませんでした。
で、モーサムのメンバーの方々ですが、
みなさん、当たり前のようにテンションがスゴイ。
業務的にはいろいろと気を遣うところもあるでしょうが、
そこはプロフェッショナル。見ていて気持ちが良いです。
しみじみ、ミュージシャンって職業は格好が良いものですね。
ホントにずるいなぁ~。

興奮のうちにライヴも終わり、
お次はドキドキの楽屋訪問です。
連れのママさんは失禁寸前(爆)。
かく言う私も、いろいろと思うところもあり、いつになく緊張。
いきなり初老女になってからの再会ですから、
15年の空白というのは少々残酷でございましたよ。
しかし、百々くんはあの時のまんまの爽やかさw
この場を借りて、お疲れさまでした。
最高の時間でしたよw
とまぁ、夢うつつ、興奮の尾を引きずりながら、
我々中年女は渋谷を後にしたのでございますw
その日はsonを預けたママさん宅でもしめやかに宴が行なわれ、
深夜までお酒抜き(もちろん私だけ)の人生談議。
これまた濃いかったぁ~。
いろいろあります(爆)。

次回のブログではバリ島日記を綴る予定です。
それではまた、ごきげんようですw




☆今日の一言☆




ようやくモーサムの新譜をget!
何なのでしょう、この高揚の海原は(スゴイ!)。
ワタクシ、思いっきり溺れてしまいました。
1曲目・・・コレはトランスですか!?
もちろん、強健なリフがループするロッキンなナンバーもありますが、
メランコリックでちょっぴりミントなポップもあって、
前作の『SUPER NICE』の衝撃を超えた1枚です(!)。
個人的にはホントにツボです。
自分のRootsを思いっきりくすぐられました。
心底売れて欲しいです。

「自分らしさ」とか「アイデンティティ」とか、
「個性」とか「オリジナリティ」とかって、
時に息苦しさを感じさせるものですが、
本作は「そんなのカンケイナイ」って感じで好きです。
あっ、別に小島よしおのファンじゃありませんよ。
とにかく聴いてみてください♪
かっなり!キテます!
何だかRYKOあたりの音源を聴きたくなりましたぁ~。


再び岡村ちゃん

2007年09月05日 | 音楽


萌えるように暮れゆく晩夏の空。秋ですね~。


お元気ですか?夢子です。
あまりに久しぶりすぎて恥ずかしいです。。
で、気がつけば巷は秋(早っ!)。
そしてまたひとつ、年を取りました。。
何となくですが、今の気分はヒゲのOL薮内笹子( by しりあがり寿 )。
でもって、今まで素通りしておりました「佐伯チズ」が、
最近ミョーに気になります。
あの艶感はいったい何なんでしょうか?
若かりし頃の「テカリ」とは違う、サラツヤな輝きと透明感。
年を取ると、女は顔に人生が出ると言うので、
そろそろ我が身を振り返らねばなりません。
とりあえず・・・あぶらとり紙はもういらん。。
とまぁ、何だか意味不明な前置きになってしまいましたが、
夢子は元気ですよーっw 
sonが夏休みでしたので、8月は2週間ばかり福岡に帰省。
濃密な博多daysを満喫し、やっぱり故郷は良いなぁ~なんて、
飽きもせずに、またまた実感したのでありました。




『It's a Peachful World』 岡村靖幸

●「(E)na
●「どぉなっちゃってんだよ
●「Punch UP
●「いじわる



突然ですが、知っていますか?
「岡村ちゃん」こと岡村靖幸というアーティストさんを。
里帰りした際に、義弟から上記のビデオをもらったのですが、
今聴いてもサウンドが超カッコイイ~~!
でも映像はやっぱり超キモイ!!
活動のピークは、かれこれ15年くらい前?になるのでしょうか、
和製「PRINCE」の異名を持ち、
元祖「エロキモ」な存在として一世を風靡したのは。
歌はもちろん、作詞・作曲・編曲を手がけ(かなり天才!)、
楽器演奏のほかにも、気持ち悪いダンスで観る者を釘付けにし、
パフォーマンスのアクの強さでは天下一品でございましたねぇ。
彼の影響下にはミッチー(及川光博)なんかがいたりして、
キャラクター(ナル系)がわかりますよね?
その昔、ドキドキしながら聴いておりました。
決して好みのタイプではないのですが、
ものすごい吸引力なんです(なぜか笑えます)。
ここしばらくは、青春を思い出して、
岡村ちゃんworldにドップリハマってみようと思います。
収録曲はリンクを貼っていますので興味のある方はご覧ください。


さて、今週のアタマからsonの幼稚園が2学期に入りました。
いつもの日常が再び戻ってまいったのですが、
しみじみ、早寝・早起きって拷問のようですねぇ。。
夏休みの不摂生が身に染みる毎日でございますよ。。
早くリズムをつかみたいものです。
それでは今日はこのへんで。
ごきげんようです♪




☆夏休みの出来事☆




福岡に帰省した際に、初めて占い(なのかな?)に行ってみました。
商売でやっていないとのことで、料金設定などもなく、
手ぶらもなんなので、お菓子を持ってとあるマンションの一室へ。
で、結論から言えば、まったく摩訶不思議の世界でございましたよ。
今流行りの「前世」まで見ていただき、
ナント、ワタクシ、オーストリアとスペインにおったそうなんです。
その時の性別・職業・性格なども教えていただいたのですが、
現世の私にゃあサッパリと・・・(ヨーロッパは好きですけどね)。。
でまぁ、旦那様に電話でそのことを話したら、
「にやぁ~」って、ネコ語?で何回も茶化されてしまいました(汗)。。

ZAPPAでござる

2007年07月05日 | 音楽





お元気ですか?夢子です。
今日は朝からザッパでござる(なぜかサムライ調)。
ゆうに10年は聴いていなかったであろう(未開封のCD含む)、
フランク・ザッパ様の音源を、
手始めに名盤『MOTHERS ROXY & ELSEWHERE』から拝聴。
いや~ん、こんな人だったっけ???的な衝撃でございます。
この10年の間に、聴覚が退化したのか進化したのか、
ただたんにそういう気分だったのか、ザッパ様がステキに聴こえる。
それも異様に。なぜに・・・?
ずっと変人様の音楽(つまりは難解)だと思っておりましたので、
聴く前からコチコチに身構えておったわけですが、
その甲斐あってか、ザッパとは無縁の人生を歩んでまいりましたが、
今朝からやめまーすっ。いざ、新規参入。
ザッパ・フリークのみなさま、お仲間入り、
どうぞよろしくお願い致しまするぅ。


改めて、ザッパ・ワールドって濃いですねぇ~。
梅雨の最中に突然お正月がやって来たような、
まさに「博多がめ煮」を食した時のあのゴージャスさにも似た、
素晴らしきごった煮感覚(絢爛豪華!)が炸裂しておりましたよ。
言うなればミクスチャー・ロックの元祖(知りませんが)?
70年代にこんなことをやっていたんだなぁと感心しきりでございます。
フェイヴァリットのジョージ・デューク(k,sy,vo)も参加していて、
二重の驚き(ていうか、今頃知って恥ずかしいです)。
で、イカしたライヴ盤『MOTHERS ROXY~』を聴いたあとに、
他のアルバムも聴いてみたのですが・・・これって現代(前衛)音楽?
ってな楽曲も多数あって、まぁなんて奔放なお方なんでしょうね。。
オリジナリティという足枷に縛られない男・ザッパ様に感服でございます。。
しかし、ヴィブラフォンなんかが入ると、
なんとも言えない懐かしさがありますね~。
と同時に、音像がとってもスノッブ。


ピーチズ・エン・レガリア」・・・今聴くと、まぁなんてオサレ~ですこと。
「サン・ベルディーノ」・・・う~ん、ロックじゃ。。


ザッパって、生涯に渡ってず~~っと作曲し続けた人だそうですが、
自分でもコントロールできないくらいに脳味噌が肥大しちゃって、
何かを吐きださなければいけなかったのかもしれませんね(あくまでも想像)。
晩年はシンクラヴィア(シンセ)にハマッていたそうで(こんな感じ)、
全盛期にDTMとかバリバリだったらどんな音楽をやっていたんでしょうね。
ものすごいテクノとかやっていたりしてw
ふと、ザッパ様のお声ですが、
どこかで聞き覚えがあるように思っておりましたら、
そうです、ラリー・グラハムです。
魅惑の低音ヴォイスでございますねw


気がつけば、ダラダラとわけのわからぬことを書いてまいりましたが、
内容がコアすぎましたかね。
そもそも、ザッパって、メジャーな人なの?マイナーな人なの?
素朴な疑問です。
それでは、ごきげんようです♪





☆今日の一言☆

今晩の地獄メニューは、
son初体験の「イカ墨のパスタ」でございます。
ごらんくださいませ、この見事なDeathぶりを。。



「死霊のはらわた」よろしく、ホラーson見参!


デス・メタルな笑みでも乳歯なだけに何だか幼いですね・・・


気がつけば私もsonに負けないぐらいのお歯黒状態に(汗)。。
母子で何だかおかしくなってきて、カメラで激写。
ゲラゲラ笑って楽しゅうございましたぁー。


メルドーに惚れ惚れ

2006年09月09日 | 音楽


ブラッド・メルドー・トリオ 
『ハウス・オン・ヒル』



久しぶりにジャズ再燃です!
ブラッド・メルドー様に惚れ惚れでございますよ。。
このお方のことを、もはや、
ジャズ界のニュー・スターと形容するのもいかがなものでしょう?
1970年フロリダ生まれの天才ジャズ・ピアニストであります彼の新作ですが、
一聴しただけで耳に落雷!やはりただ者ではありませんでした。
(・・・と言ってもちゃんと聴いたのは本作が初めてです、汗)
楽曲のクオリティもさることながら、
表現が痛々しいほどピュアで、魂の震えさえも伝わるほどです。
印象派のエリック・サティやクラシック音楽の影響もあるんでしょうね、
決してストレート・アヘッドなジャズではなく、
映像的でかつ叙情味あふれる即興音楽と言いましょうか。
浮遊感のある独特なヴォイシング(コード感)が彼の個性?って感じで、
ベースのラリー・グレナディアと
ドラムのホルヘ・ロッシーとの相性もかなり絶妙で、
(特にベースのお方、どこにいるのかわからないようなフレージングが最高!)
例えるならば、落ち葉が渓流を漂いながら流れていく様のように、
サウンドの響きに「瑞々しいgroove」を感じずにはいられません。
でもその背後には、流れを支配するような強い意志が見え隠れ・・・。

メルドーさんのことをよく存じ上げませんが、
何だか美しく危険な殿方という印象ですねw
知性の中に潜む破壊意識のような危険なオーラが音に出ていて、
ロマンチックでキレイなんだけど、とってもスリリング。
チャレンジングな精神と古風な感性が同居しているような、
不思議なアンバランスさもなんだかたまりません。
久々にグッときちゃいました♪
きっと好き嫌いがハッキリ別れそうなタイプなんでしょうが、
私はとても好きなタイプのピアニストですw
イマドキの新しいジャズを聴いてみたいお方には、
ぜひオススメの1枚かもしれませんね。

それではまた、ごきげんようです♪


☆今日の一言☆

sonが手足口病になってしまいました(トホホ)。
口の中に巨大な口内炎がいくつもあって、
とっても痛そうです・・・。。
久しぶりに離乳食のようなごはんを作らねばなりません。

怒りの持続性

2006年09月05日 | 音楽
お元気ですか?夢子です。
今日は山の坂道を自転車で急降下したら、
身体いっぱいに吹きつける風がキュンと冷たくて、
まるで天然クーラー状態でしたよ。
これからグッと冷え込んでいくんでしょうね。。


さて、ここしばらくカルシウムを補給しているのですが、
不思議と最近それほど怒らなくなったのです。
それって・・・カルシウムのおかげでしょうか?
もしかしたら、カブトムシの土いじりを卒業したsonのおかげ(事実)?
いや、急にフェミニストになった旦那様のおかげ(コレはウソ)?
現状の生活に変化があったわけではないのですよ。
うーん、謎です。。
でも怒らないのはいいことですよ、ね?
あっ、間違いなく年のせいではないと思いますよ(爆)。
まだ丸くなるには早すぎます。


怒るってやっぱりパワーが必要です。
持続するのも大変です。
だからでしょうか、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが
もはや伝説のバンドになってしまったのは(話が急展開ですね)。。
その昔、「0時25分」という名前でコピー・バンドをやっとりました(爆)。
もちろんギャグ・バンドです・・・と言いたいところですが、
かなり一生懸命やったんですよ。
おかげでレイジのメンバーとも会うことができました(事実)。
ハードコアにハマっていた頃はレイジが神様で、
脳天を突き抜けるようなあの重低音が私の日々のテンションを支えていたものです。
(攻撃的な女!怒りの女!挑発する女!・・・ウソですよ)

今ではちょっぴり懐かしいですね~。
また音出したいです。久しくベースを弾いておりません。
指がフニャフニャなので、弾くと恐らく水膨れになりそうです。




『レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン』



『イビル・エンパイア』



イヤというほど、コピーしまくった2枚です。
怒濤の重低音、重厚なリフ、ザックの破裂しそうなラップを聴くと、
脳内からアドレナリンがドクドクと分泌されたものです。
・・・久しぶりに老け防止に聴いてみようかしら、レイジ。
何かが覚醒してしまったらどうしましょうw
それではまた、ごきげんようです♪




☆今日の一言☆

骨盤矯正に行ってみたいです。
最近、足の長さが違う違和感に苦しんでおります。




こういうのを購入して試しているのですが、
効き目があるのやら、ないのやら・・・。。
座るだけで骨盤が矯正され下半身がスリムに!の謳い文句に
即効飛びついたのでございます。

妖精のような歌姫

2006年04月30日 | 音楽




72年『ラーク』
リンダ・ルイス



お元気ですか?夢子です。
約4年前になりますが、
毎日のように聴いていたアルバムです。
出会ったのはそれより以前だったと思うのですが、
なぜか妊娠中に毎晩リンダの声が恋しくなって、
『ラーク』を子守歌にして聴いていたものです。



リンダ・ルイスは英国の女性シンガー・ソングライターです。
70年代に4枚のアルバムをリリースしたのですが商業的には成功せず、
長い不遇の時代を経て、90年代になって再評価を受けた希有なアーティストです。
一聴するとわかるのですが、声が最高にかわいい人♪
センシティヴで可憐でキュートでガーリー♪♪
詩も「少女の無垢な精神性」を表現したものが多く(夢見る乙女心満載!)、
太宰治の短編「女生徒」とかを連想しちゃうような(似てないけど)、
童女的私小説っぽさを感じてしまいます。
きっとリンダってお方は生粋の詩人気質ではないでしょうか。
なんとなく不思議系(黒人なんですけどね)。
音楽評論家の渡辺亨さんは、
リンダとビョークの共通点を指摘していましたが、
わかるような気がします(日本ではChara?)。
どちらもフェアリーテイルな感じですね。


この『ラーク』という作品。
幻の名盤と評されていましたが現在ではCD化もされています。
音的にはR&B・フォーク・ロック・ゴスペルなどが、
70年代のサイケデリックな空気とブレンドされた「フリー・ソウル」。
アレンジメントもとてもシンプルで、
アコースティックなバンド編成のためでしょうか、
メロディの美しさと繊細なリンダの歌声がより際立ちます。
空飛ぶヒバリの映像を音で眺めているような感覚とでも言いましょうか、
どの楽曲も透明感があって瑞々しいのです。



95年になって『セカンド・ネイチャー』というアルバムをリリースして、
見事にカムバックを果たしたリンダですが、
その参加ミュージシャンの中に日本人ベーシストの方がいます。
英国在住のセッションマン、クマハラダさんです。
あの大御所ケイト・ブッシュなどのレコーディングにも参加するなど、
海外で活躍する日本人ミュージシャンの先駆的存在のお方です。
リンダとは親交も古く、共に音楽活動を続けてきた仲間だそうで、
そんなクマさんとお会いする機会があって、リンダの話はもちろん、
70年代の録音状況についていろいろお話をお伺いしたことがあります。


ふと、70年代の作品って素晴らしいサウンドが多いと思いませんか?
それにはちょっとした秘密があると言うのです。


当時のアーティストたちのレコーディングって、
ものすごく時間をかけてやっていたようなんです。
何テイクも片っ端から録り続けるのではなく、
天から何かが降りてくるまでじっと待っていたというのです。
なんだか興味深いですよねw
名盤と言われる作品は、まさにその時を待って録音されたものが多いのだとか。
てことは、奇跡的な瞬間をパッケージするのですから、
聴く人が感動しないはずがありませんよねw
クマさんはスタジオ・ミュージシャンなので、
その奇跡的瞬間が来るまで付き合わされていたそうです。
なかなか面白い裏話ですよね~w


で、彼と話しをしていましたら、
リンダと同じ音楽仲間にあの名ドラマー、リチャード・ベイリーがいたのです!
そうです、ジェフ・ベックの『ブロウ・バイ・ブロウ』の「エアー・ブロアー」で、
ビッシビシにカッチョイイ、ファンク・ロックなドラムをキメていたお方です。
その昔、聴いてシビれた記憶がございます。
う~ん、点と点がつながる興奮。
音楽って実はミュージシャンから辿ると面白いのです。
ジャンルを越えてどんどん拡がっていきます。
おかげでCD代も嵩みます。。

「類は友を呼ぶ」ということわざがありますが、
音楽の世界にもそれは見事に当てハマります♪



そんなこんなで、思い出深いリンダ・ルイス様も今や50代半ば。
あの変幻自在のガーリー・ヴォイスは健在なのでしょうか?
2002年にベスト盤がリリースされましたが、
それ以降の活動はどうなっているのかしら?
また来日公演をしてほしいものです☆




さて、胎教CD『ラーク』ですが、
久々にsonに聴かせたところ無反応でしたw
そんなもんです(涙)。。
でもなんとなく妖精チックな不思議系は、
リンダに影響を受けたのかDNAのせいなのか(妄想系?)、
幼稚園でバリバリに浮いているそうです。
あぁ、どうなることやら。。



それではまた、ごきげんようです♪♪


音楽の処方箋

2006年04月26日 | 音楽





お元気ですか?夢子です。
sonが幼稚園に通うようになってから少しだけ自由な時間が増えました。
昼下がりに、1人ソファーに思いっきりダイブ!
窓の外に視線を向けたら、あら良い天気♪
こういうシチュエーションには気の利いた音楽が必要です。
ゴソゴソ、リビングのCDタワーを物色。
退屈な午後にはボサ・ノヴァがピッタリということで、
ピックアップしましたのは、
ナラ・レオン『美しきボサノヴァのミューズ』。
ジャケの雰囲気もモダン・レトロで超オッシャレ~。








コレ、旦那様の所有物です。
私ども夫婦は何を隠そうボサ・ノヴァ愛好家でして、
アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアン・ジルベルト、
アストラッド・ジルベルト、イヴァン・リンスetcを始め、
ブラジルをこよなく愛す博多っ子なのです。
毎日シェラスコ喰ってます(ウソ)。



話はそれましたが、ナラ・レオン。
不覚にも、甘美でほろ苦い記憶が蘇ります。。




みなさんには切ない恋の思い出はありますか?
長く生きていると、1つや2つ、いやもっとあることと思います。
まだ傷が深い頃は翻弄されないようにと心の奥深い扉の向こう側に
呪文をとなえながらガッチリ鍵をかけて封印したりするものです(私だけ?)。
私の場合、さらにチェーンで固定なんかしたりして(有刺鉄線付き)。
でもあら不思議。しっかり時は傷を癒してくれます。
やがて切ない恋の記憶たちとも対話できる頃になると、
たまには鍵を開けて、
心の中の風通しをよくしてあげられるようになりますよね。
ほろ苦さも時には乙なものです。感傷にひたるのも余裕ができたからこそ。
そんな時、私にとってボサ・ノヴァはホントによろしいのです。
心地よい「風」になってくれるのです。


ナラ・レオンの『美しきボサノヴァのミューズ』は
たとえ内省的でウェットなサウンドの曲であっても、
必ず根底には「明るさと力強さ」が流れています。
切なくさせてくれるけどちゃんと前向き。
また元気に日常に返してくれる、
そんな「優しい後押し」に溢れている作品のように思えますw



身体を起こして視線を遠くに向けたら、
向山の樹木には若葉がたくさん芽吹いてワッサワサ。
うぐいすの鳴き声も聞こえてきます。





う~ん、午後から逃避したいモード全開になっちまいますよ。
さらにテンションを高めるべく、
今度はCD部屋へ。







ここで、わりと途方に暮れます。。
旦那様と私が集めたCDは今や壁面を占拠。
ほかにアナログ盤もありますので引っ越しは毎回大変でした。。
未開封のCDもたくさんあって、聴かないものは友だちに譲ったり、
これでもかなり処分したのです。
でも必然的にこれからも増え続ける代物。
こうなったら、インテリアとしても成立するような収納法を編み出さねば。。
・・・と、リヴィングに戻って来た頃には、
すっかり音楽欲も萎えてしまっているのでした。




なんだかんだと、
午後はいつも慌ただしく過ぎていきます。




sonが帰ってきたら趣も一変、
「アンパンマン」「となりのトトロ」「ドラえもん」、
「サザエさん」などのアニメ・テーマ曲のほかに、
童謡集などをうんざりするぐらいに聴かされます。
もう、本当にスーパー・ゲキ・ヘビ・ロテざんす!!!!
けだるい午後の大人のミュージックは幻と消え、
つかの間の憩いも単調なメロディとリズムに様変わりでございます。。
でもまぁsonと一緒に歌ったりもしますので、
これはこれでまんざらでもないようなんですが。。




う~ん、今はわけもなくテクノが聴きたい気分です。
余計な温度を排除したインダストリアルな反復。
恍惚を味わいたい。
(わりとお疲れ気味の時にはテクノにいきます♪)



ケミカル・ブラザーズの『ディグ・ユア・オウン・ホール』
あれ、名盤でしたよね。。
久しぶりに聴いちゃおうかな。






それではまた、ごきげんようです♪♪

思い出のジョニ&ジャコ

2006年03月01日 | 音楽


77年
『ドンファンのじゃじゃ馬娘
Don Juan's Rechless Daughter』
ジョニ・ミッチェル



お元気ですか?夢子です。
最近、また寒いですよね。
春の気配はどこへやらです。


さて、みなさんには「思い出の1曲」ってありますか?
私はジョニ・ミッチェルの「Talk to me」です。
出会いは私がまだ女子高生の頃です。
ずいぶん昔のことですが、
今でもあの衝撃を鮮明に覚えています。


ピーター・バラカンがDJをやっていたラジオ番組を聴いていましたら、
それは突然やってきました。
ザックリした切れの良いアコースティック・ギターに、
ささやきかけるように歌う大人の女性の声が聞えてきたのです。
やがて「Talk To Me」と切なげに連呼。
ただならぬ雰囲気、聴いたこともないような低音の広がり、
ワケわかんないけどステキ~♪って感じだったでしょうか?


で、なんとなくわかりやすい歌詞だったので、
当時の私でもこの曲は恋の歌なんだろうなと理解できました。
曲名も「Talk To Me」ではないかな?と。
正解でした。


きっとみなさん、何がそんなに衝撃だったの?ってお思いですよね。
う~ん、サウンドを言葉で表現するのは難しい(笑)。
名曲って、その場の空気を一変させるパワーがありますが、
「Talk To Me」も間違いなく、
思春期の私をどこか知らない世界へと誘ってくれたのです。
大人の恋の世界だったのかな?
叙情的でポエトリーな空間、エンディングまでの狂おしい切なさ
・・・まるで恋愛映画を観たような気分でした。
聴き終わったあとはポワ~ンって感じ。



ところで、ジョニ・ミッチェルをご存知ですか?
カナダ出身のアメリカを代表するシンガーで、
女性シンガー・ソングライターの草分け的存在です。
フォークやロックで語られることの多いアーティストですが、
後にジャズに傾倒し、ジャズ・ミュージシャンとの交流もあって、
そのサウンドは実験的でありながらもとても洗練されています。
またジョニは画家としてのキャリアもありますので、
自身の奔放な生き様とあいまって、
どこか「一筋縄ではいかない女」というイメージがあります。


そんなジョニの楽曲ですから、
当時の私がどこまで理解できていたかは定かではありませんが、
凄いものを聴いたという衝撃はあったのです。


例えば、「Talk to me」の曲中で面白いシーンがあるんですよ。
ジョニが鶏の泣き声をやれば、それに応えるかのように、
茶目っ気たっぷりの低音が素早く鶏の泣き声を真似るんです。
凄いですね~、曲中でさり気なくコール・アンド・レスポンスですよ。
スタジオ録音がまるでライヴのような気さくさです。
なんだか、そこのやり取りがとても楽しそうだったんですね。
会話をしているみたいで♪

それもそのハズ。
その低音の正体であります、ベーシスト、ジャコ・パストリアスは、
当時のジョニの音楽やプライベートにおいて、
なくてはならないお方だったそうなんですよ。つまりは恋人。
そのことはだいぶあとになって知ったんですが、
「Talk To Me」のあの雰囲気の良さは、
実は2人の愛の波動でつくりあげられたものだったんですね。
ほほぉ~。天才同士の愛のコラボだったワケですか。
だからでしょうか、ジャコが参加している
『逃避行』もかなりステキなアルバムです。間違いなく名盤です。
ジョニの歌&ギターとジャコのフレットレス・ベースさえあれば、
すべてが成立してしまうくらいの完成度の高さなんです。
ぜひ、そちらも聴いてみてください。
アメリカン・ロード・ムーヴィーを観てるかのようですよ。




ふと、ジョニとジャコ。
ゴロも良くて、本当に仲が良さそうですよね。
でも「ジョニ&ジャコ」にするとなぜか漫才っぽい。
意味はありません。。

では、2人のloveビームが詰まった「Talk To Me」、
ぜひ1度、または改めて聴いてみてください♪
何度聴いても瑞々しい感動を与えてくれる名曲ですよ。



それでは、ごきげんよう、です☆

ジャズ・ファンクのお父様

2006年02月19日 | 音楽




ハービー・ハンコック
『ヘッド・ハンターズ』






お元気ですか?夢子です。
今日は音楽を熱~く語りたい気分なんです・・・。。



今時の音楽は多岐多様ですよね。
一口に「ジャズ」と言っても、細かくカテゴライズされているのが現状です。
で、ジャズと言うと、ちょっと敷居が高いような気がして、
なかなか手が出せないって方も数多くいらっしゃると思います。
そんな方には、ぜひ、「ジャズ・ファンク」「ヒップホップ・ジャズ」「アシッド・ジャズ」あたりのアーティストをオススメしたいと思います。
なぜなら、ジャズの代表的な4ビートよりは、
黒人的な16ビートのほうが踊れるからです。
あとは、古~い表現ですが、なんとなくオシャレでイマ的(笑)。
と言うわけで、今回は、そのジャンルのオールド・スクール的存在であります、
ハービー・ハンコック率いるヘッド・ハンターズの作品を紹介しま~す。

名盤『ヘッド・ハンターズ』ですが、73年と言うと、何年前かしら、、
すぐに計算できないのが怖い。。あっ、33年前の録音ですね(笑)。
この作品は、とっても革新的なんです。
60年~70年代は、どのジャンルのミュージシャンも、
革命を起こしたくてすっごい試行錯誤をした時代と言えます。
ジャズ界もしかりで、マイルス・デイヴィスを筆頭に、
いろんなジャズ・ミュージシャンが「何かできねぇ~かな~」って。
そんな折りに、鍵盤奏者の御大・ハービー・ハンコックは、
当時流行っていましたファンクと従来のジャズを融合させたのです。
今ではそのような音楽はたくさんありますが、当時は超画期的。
こうして目出度く、新しいジャンルが誕生したのです♪♪


本作品ですが、ジャズ本来の即興性をはらみながらも、
ファンキーでグルーヴィな音像はたまりません。。しびれます。。
正直、マイルスの『ビッチェズ・ブリュー』はロック寄りで難解かつ渾沌として、
正座&黙想しながら、でも頭の中は爆発!という感じで聴いていたのですが、
ハービーの作品は踊りながら聴けます。


斯くして、ジャンルの創始者となったハービー・ハンコック。
後に、デジタルと融合して、
現在のヒッポ・ホップの原形も作っちゃったりもします。
凄い人ですよね。。その話は追々…。


ところで、私の『ヘッド・ハンターズ』のカバーは、
ベーシストのポール・ジャクソンのサイン付きです。
彼とは少しだけ縁がありまして…。。
しばらく日本に住んでいたと思うのですが、
今も住んでいるのでしょうか?
誰か彼の消息を知っていますか??


ではまた、ごきよう、です☆




ミシェル・ンデゲオチェロ様

2006年02月13日 | 音楽
1st
『プランテーション・ララバイ』



2nd
『ピース・ビヨンド・パッション』



お元気ですか?夢子です。

今日は才能豊かな女性に憧れるday!

いろんな分野に、ご自分の才能を遺憾なく発揮し、
大活躍されている女性は世界中に数多くいらっしゃいますが、
音楽界では、ミシェル・ンデゲオチェロ様です!!
シンガーであり、作詞・作曲・編曲・楽器演奏(b,k他)を手がける
マルチ・アーティストであります。


ヒップホップとファンクをベースに、
ジャズのエッセンスを取り込んだ知的グルーヴ・サウンドに、
どことなくロック・フィールも見え隠れ・・・。


彼女の音楽を一言で表現することは難しいのですが、
「いっぱいいろんな音楽を聴いてきてるよ、この人・・」とか、
「音楽理論とかたくさん勉強してそ~」とか、
「バランス感覚(プロデュース力)が卓越しているな~」とか、
ファースト・アルバムや初来日公演(池袋某所!)を観た時に、
真っ先にそのような感想を持ちました。
で、巷の奥行きの浅いヒップホップ・ファンクに不満足な私には、
ホントに、待ち望んだ塩配のアーティストでもありました!!


マルチ・インストゥルメンタリストである彼女ですが、
やっぱり一番にベーシストだと思います。
だからこそ、自分の音楽を俯瞰でプロデュースできるんでしょうね。
いやいや一聴するとビビリますよ・・・そのグルーヴとテクニックに。。
フレージングも音色も、上品と下品の両面を持ち合わせて、、
あぁ~~もう、ホントに強力。。憎たらしいお方です。。
CDで聴いても、その凄さは充分に伝わると思うのですが、
できれば、生で体感してもらいたいです、ブッ飛びますよ♪♪


彼女はすでに何枚もアルバムをリリースしているのですが、
やっぱり、私は上記の2枚が大好きだし、
今聴いても鳥肌が立っちゃいます☆
ジャズ・ヒップホップ・ファンクがお好きな方には、
ぜひぜひ、オススメです!




その昔、
彼女は私にこう言いました。

「私とあなたはファミリーよ・・・だって肌に色があるもの」




・・・黒人である彼女の精神世界は深遠です。




人種差別、独自の宗教観、スピリチュアルな目覚め、
そして、愛・・。



そういうった側面を意識しながら聴くと、
彼女の音楽がより深~く伝わってくるのかもしれませんね、、。
これからも、ず~っと目が離せません。
同世代のアイドル、ンデゲ様☆

いざ、Love LifeへGo!!

(一部・実話)