此のところ、とは言うものの一年間位だが募金運動を重ねている。盲導犬アイメイトやアフリカ水募金、赤い羽募金、緑の募金そして今回オイラ達の末っ子の小学校からの依頼にてとは言っても其の末っ子が手を挙げたらしいが「UNICEF募金」である。子供達手作りの募金箱なのだが、其の大きさがでかいっ！贈答品のお煎餅詰め合わせ箱5000円相当大である。些か、ハッタリが過ぎるなっー！レジの前に鎮座し食事客を威圧している、脅している。しかしデカイから目立つし子供らしい手作り募金箱なので結構皆さん入れてくれる訳である。直ぐ隣には、犬のフィギュアの乗るアイメイト盲導犬募金箱が在るが、何せ真面目な盲導犬だから目立たずそちら側には募金が少ない。マア、当家は家業が飲食店だから毎日の人付き合いは一般家庭よりは遥かに多いので効果的募金ではある。
本来ならば毎月29日は忙しく、予定も組み立て大仕込みをしたにも係わらず大暇ランチである。此の炊いたライスや仕込んだサラダはどうなるんだっ！オイラの事だから捨てるような事は無く全て家族の胃袋に入る。何せ、７人家族の大所帯が余さず平らげる。しかし、大仕込みという事はオイラ自身は時間と手間に追い詰められたあの朝の時間は取り戻せない訳である。ギターの稽古時間も割きステーキ肉も取り寄せ準備万端だったのに。中々に上手く計画通りにはいかないモンである。
「部品の品格」を語る元工作機械の設計士さん。昨日再びみえて続言「品格在る部品の集合体である機械は完璧過ぎて美しくない」との新たなる格言発表。暫し思案するオイラ。思えば、完璧な演奏は何かしら機械的である。清く正しく美しくとは言うが、色気に劣る。危険が孕む箇所が在ってこそ光輝く部品が存在感を増す。「ここが、あーなら完璧なのになっ！」とはしばしば言うが完璧足らずの箇所の粗探しである。間違い探しを得意とする方も居る。成績の比較でなく絶対的評価での優良可で充分でしょっ！全ての達人、人間国宝クラスが必ず発する言葉「満点の作品は未だ出来ず」だからこそ似て非なる日々の積み重ねを繰り返し満点に近付こうと精進している訳である。で、「部品の品格」も完璧足らずにこそ見出だせる専門家の目であった。
最後のTSUTAYAでの「カメラ・マガジン」は発売延期にて残念だったが、好きな剣術物の劇画を発見。「柳生兵庫助」という実在した正統柳生の武芸者の漫画だが、だいぶ以前に一巻目を買い其の後は連載知らずで探し捲っていた。此の手の劇画は、古本屋には滅多に出現せず入手に中々苦労を重ねたが全巻揃いを発見し定価だが買った。というのも、歯医者でのマウスピースが本来ならば5000円の処、無料だったので散財が120円だけだったので漫画代3300円を吐き出した訳である。1日を振り返り、それは私事だが忙しい日であったが様々な役処を終了しお風呂に入ればつくづく充実感が溢れてくる。其は、細やかな休日の過ごし方だがマアそれぞれの人生だなっ！
昨夜はプライドの塊の一年程前からギターを始めたハモニカの達人が、コツを聞き始めてメモを採り帰る。其の方も色々様々な趣味を持つが、どんな稽古にも技術上のコツが在るのは判っている。しかし、今現在習っている先生にいくら尋ねても言ってはくれないらしい。当然である。コツを教えて上達が速まれば月謝の入りが無くなる訳である。コツを知らずに、コツコツとレベルに達した先生もいるからコツコツがコツですよっ！と言い切る先生も多い。オイラの流儀では、コツを知った上でコツコツである。此、上達は素晴らしく早い。多少無理はするが、誰の為でもなく自分の趣味の為であるからそんな無理も楽しい訳だなっ！只ねっ！其のコツの発見と習得には様々な紆余曲折が在るな。「な～んだ」と思った事、何百回である。解決法の模索が新たな解決法を発見したりする。それと、正しいと考えられている「型」の改良も大事。大体、クラシコギターの「型」つまり姿勢は囲み型で自由な演奏に成りにくい訳である。此の「型」、どんな姿勢にも言えますなっ！
朝市の歯医者にて、待望のマウスピースが完成。実は、昨晩に其のドクターも食事に来てくれていて確認済みである。おまけに二回目のマウスピースは無料で診察もなんと120円であった。今日は忙しい日で、歯医者後にプリント屋へ先週の撮影の受けとり、煙草屋も寄り、午前最後の高脂血症の主治医へ、で薬局。一度家へ戻り仕切り直して床屋である。帰りには、散歩しながら本屋寄りだから日ノ出町駅前のマックで一服だ。それも先週に新聞の折り込みのクーポン利用にてお得丸出しだ。しかし此の場末の最たる日ノ出町駅前マックの客種は程度が低い。老若男女全てが世界遺産的である。マア、街は人と成りとはよく言ったモンである。医者の梯子で思い出すが、来週の歯医者では抜歯の予定で、内科では採血を予定され大丈夫かな？その後は東京ドームの展示会である。連続ドクターのキャンセルも思案中である。
つまり、手書きに時間と手間が掛かる訳で、仕事と為ると専門知識×作業時間な訳である。オイラは、自分の学習の為の他、一冊25000円以上の楽譜に弾きたい曲２曲は払えないし膨大な何十冊もの楽譜を買う事に為るから大変な出費である。しかも、其の楽譜を書いた編曲家の想いに囚われてしまう訳であるから自ら編曲～譜面起こしをする様に為った次第だ。一貫生産である。発想発起～編曲～弾きこなし～譜面起こしまでである。音楽趣味の或分野を完結したいと思い始めた最近である。勿論、演奏も含め一人完結である。芸術な字は、芸事の術だから意味合いの根源に近付きたい訳である。
「コーヒールンバ」の譜面起こしも頑張りと共に取り敢えず1コーラスを書いた。ふと気付く、アドリブの部分が残っていてオイラ流では大概アドリブは高音部で弾いているので五線譜の遥か上であるから大変書きずらい訳だ。オクターブ上のドレミ等は新たに小線を引いて音符を載せる訳だが此、かなり面倒である。更に、リピート記号やダ・カーポ、ダルセニオで済まない繰返しは再び書き込まなければならない。やっと、見開き２ページを書き終えたのに次のページを続けなければ終了しない。休日前の今夜仕上がるかどうか？である。大曲に為ってしまった。アドリブ等は、通常コード番号を並べる程度の書き込みなのだが律儀にも全ての音符を書き込んでいるので時間も手間も必要である。実は、此のコーヒールンバ、２ヶ月に常連のギター教師の一人に依頼されていて編曲～譜面起こしまでを手掛けている。一万円の手数料だが、正直言って其の五倍戴かなくてはやってられない。聞いた話だが、プロの譜面屋では1ページで8万円らしい。そりゃそうだっ！知識と経験
と編曲代と譜面起こしの手間だもんねっ！オイラは自分の勉強の為だけど。
と編曲代と譜面起こしの手間だもんねっ！オイラは自分の勉強の為だけど。
其の鉛筆削りは、ドイツ製の「ダックス」という携帯鉛筆削りだが、真鍮の削り出しでズシリと重い三センチ×一センチの三段階削り調整可能な優れ物。10年程前に銀座の伊東屋で取り寄せ愛用している。で、元工作機械の設計士の目利きというか？見所というか？注目点がやはり工作機械の設計士さん。三段階削り調整のつまみの真鍮に刻まれたシボ、此ローレット加工というのだが指に食い付く絶妙なシボなのである。この金属加工は相当な技術らしいし、加工を施すローレット自体の工作機械の精度がさすがにドイツ製だとの事。オイラは10年間気付かなかった訳だなっ！其のつまみの部品の大きさは直径一センチ程である。オイラは、教えられてドイツ製職人魂の宇宙を味わった訳である。
給料日直前の日曜日の大暇任せに「コーヒールンバ」の譜面起こしだが、筆も進まず三小節である。今までに46曲を仕上げたのだが、もう丸二年が経ている。レパートリーは増殖し、今では発想～弾きこなし～空暗譜までの期間が短いので譜面起こしが追い付かない。それはそれで良いのだが、つまりは店が忙しくないからである。それはそれで困ったモンだが人生は楽しい訳だなっ！こうした、趣味が芽吹くのは自然の成り行きと与え栄養のおかげだが、花はいつ咲くのかっ！実は生るのかっ！種は出来るかっ！植え放しなのかっ！と、疑問も生えてくる。信念に「人やモノとの縁を広め、其の縁を活かしオイラも活かされたい」としているが、いつ活かされるのか？で、昨夜は退職した元工作機械の設計士さん。オイラの愛用する鉛筆削りの話である。