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完本序でに三週間前から平日の連日に「刑事コロンボ」を再放送しているので録画し晩御飯の際に家族無言で食事しながら観ている。全69作品一気放送らしいので漏れ無く拝観するつもりだ。オイラの見所はあのアメリカ最盛期の風景や風俗、豪邸、そして往年の名車である。CGを使わない役者の力量そのままの長台詞に圧倒されますなっ！圧倒と言えば先週の日曜日から始まった全六回放送の「新・映像の世紀」も見物である。勿論、観ながら同時録画している。ドキュメンタリー映像の圧倒的な凄まじさと今だから放映出来る映像と真実(らしき)にも驚かされますなっ！圧倒的と言えば、家宝の能面(本当は面ーおもて)の展示に踏み切った。これからの乾燥した季節だけである。此れは、現代至宝の面打ちの作である。更に、頭上には「切り餅」の一部一枚つまり一両も展示しています。いずれも圧倒的な存在感です。

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今月は初旬からずっーとバザーやら頂き物やら娘の部屋の整理やらで多大な発掘をしているが、今朝は常連さんで先月にも佐伯泰英の歴史小説をくれた方が大量に持って来てくれた。先月は37冊だったが読み始めるとオイラも歴史モンが好きなだけに大填まりである。で、先日にはBOOK・OFFで買い足しの為に出掛けたが佐伯泰英の歴史小説は人気らしく古本でも一冊350円するので買い控えた記憶がある。今日は、買わずに良かったが幸いして72冊を戴く。各シリーズ完本で定価700円だから五万円相当の帯付である。まだまだ有るらしく楽しみにしているが、しかしながらよくぞ集めたモンである。重量は一冊250gだから18kgですなっ！序でに高さは130cmにも為った。金額、目方、高さでの評価は如何なモノか？と思うであろうが喜びの表現の仕方としてとらえて戴きたい訳である。だいたい、箱入り厳重包装の頂き物なんかも先ずは大きさ、次に手にした重量で「オッ！デカイなっー！しかも、重いなっー！」である。中身の前に感動
は五感で審査しているンだなっ！

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腕時計の電池交換も時計店で頼めば1000～1500円は掛かるのでダイソーで108円で買ってきて入れ換えた。娘の部屋からの発掘時計の一つは気に入って貰い受ける事にしたのである。レトロな真鍮製古美仕上げブリティッシュグリーンの革バンドである。電池は汎用の表を見て代替え品でまかなう。当然だが、一晩は腕に填めて寝たのは謂うまでもない。さぁて、第10回目のバザーに滑り込んだがお金を持って来ていないのに気付いた。ヤバいっ！たまたま知り合い(お客さん)が居たので取り置きして貰い再び駆け付ける。発掘品は「ナルミ社製」の磁器製夫婦金縁藍朱白地彩色珈琲茶碗元箱付で300円だ。早速、カタログを見ると定価一万円である。その他は物欲に叶わなかったので通過して店へ帰る。後、四回のバザー開催にも漏れ無く行くつもりでいる。そうそう、話しは続く。発掘品の中に六枚のテラコッタ(素焼きタイル)が有り全くの白焼きだから昨夜に娘の部屋からの発掘品のおびただしい数のマニキュアで筆入れをして店内飾
り用に仕込む。イスラム建築のモザイクをイメージして多種の色で筆入れしたのである。今晩は再びダイソーへ出掛けて「金縛り吊り」を造る訳である。

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発掘と言えば、今月から娘が練馬区の某という街で独り暮らしを始めその序でに末っ子(高校二年生)が離れ棟から娘の部屋へ引っ越して来た。で、ゴタゴタ乱雑な娘の部屋の整理整頓を末っ子、嫁さん、長男(隣の自室)そしてオイラが入れ替わり立ち替わりに手伝う訳である。それと共にオイラは発掘作業も行うが昨夜の下見の段階で既に腕時計二個と皮革製の物入れ一個、タぺストリーを三枚を仕入れて来た。腕時計の一つは新品だが電池が切れている。しかしながら、娘はファッションアクセサリー店の仕事をしているので其れなりに格好の良いレトロなファッションウォッチである。もう一つ男女兼用の腕時計だが、ちょっと老眼には見辛いくらいの凝った文字盤だ。タぺストリーは早速、洗濯して貰い整えばへんな洋食屋カフェ店内

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毎週土日曜日に駆け込む教会のバザーも今日の土曜日は発掘が無かった。思えば、地域別バザーでは、新興住宅街の出し物は少ないばかりか良い品物が出ない訳ですなっ！引き替え、昔からの住宅街の出品物は中々の名品揃いである。地域柄であろう。古くからの住宅街はやはり物持ちという事に為る。新興住宅街では住宅ローンや子育てなんかで日用品以外の品物や日用品の食器類も余裕が無く余りモンが出ないに違いない。東京の大田区とか世田谷区なんかではお屋敷も在るしそれはそれで物持ちだから例えバザーの100～2000円の出品物でも数万円以上のモノがたくさんである。逆に古物商や骨董商店なんかは場所だなぁ！例え怪しい品物でも鎌倉の路地裏で並べられていれば其れなりに見えるから不思議だ。店構えに誘われても胡散臭い品物が並んでいても格式を感じさせる訳ですなっ！

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納屋の整理で「切り餅」が二つ出てきた。今回は保安上、正確には述べませんが五十両である。白い和紙にくるまれているので時代劇なんかでは通称「切り餅」と表現されています。時代的に江戸時代末期のだから純度はかなり低いと思うが当時推定一両あたり六万円くらいである。これは、ゆくゆく教育委員会の古物鑑定人の方に検査をして戴くつもりだが比重なんかを調べれば純度は確定するので非破壊検査で済む訳ですなっ！行政の鑑定官は真贋の鑑定はするが金銭的価値の査定はしないなが常である。金銭的価値を調べるには古物商や骨董商に持ち込めば良いのだが、大概は「ヤラレマス」。ヤラレマスというのは、なんやかんやと因縁を盛って安く々買い叩く訳である。思えば、相手は商売人だから利益優先だ。行政はそうではない。マッ、取り敢えずは展示して「ドゥダッ！」もやりたいので厳重な管理の元、展示の準備をしたい訳である。いっそのこと偽物だったら良いのだが、ズシリと重いのである。今は念のために隠し金庫に入っている。

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帰路は些か徘徊散歩は無理なので戸部駅近くの路線バスの停留所でバスの来る時間を時刻表で眺める。すると昼下がりの時間は自宅近くを通る路線バスは一時間に一本で、しかも15分前に行ってしまっていた。仕方なく京急「戸部駅」から「井土ヶ谷駅」までを乗る事にした。160円ですなっ！レバニラ炒めは850円であったなっ！戸部駅はなんとオイラの大好きな単独島ホームである。端から端までを歩いて撮影するが特に興味を抱いたのは、ホームの屋根というかアーケードを形成する鉄骨造ビス留合わせの古典的な構造であった。乗降客の少ない島ホームは幅も6m程度で昔ながらの停車場的な雰囲気が漂って好きな訳ですなっ！端っこから前方に徐々に線路が平行していく様は副ホームには無いのである。副ホームではずっと平行走行である。下り電車が来たので今暫く居たかったが乗車して二駅目の「黄金町駅」がこれまた単独島ホームなので降車して端から端まで撮影する。思えば、この160円は有意義であった。で、思い付いたのが京急全線の単独島ホー
ム巡りだ。単独島ホームは左右の景色が眺められるのも良いが、最寄り駅の商店なんかの看板が左右に迫っていて良いンだなっ！島ホームでも通過待ちの駅(例えば上大岡)は島ホームが並んでいるのである。これは興味が無い。ホーム幅も広いので興味無し。ホームでその他に大好きなのは、始発駅終着駅のもうこれで終わりだかんなっ！的なさすらい感である。やってみっかなっー！全線単独島ホーム撮影。

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日本人の営む中華料理店の「レバニラ炒め」が食べたい訳である。実は、嫁さんはレバ肉が嫌いでニラも嫌いだから家庭ではいずれの料理も出されないのである。来来軒のご夫婦は60歳過ぎの方で同じ料理人として生涯現役で尊敬に値する。しかも、国道１号線大角で五階建ての持ちビルだから尊敬は二乗にも為った。オマケにローン完済には尊敬は四乗に跳ね上がった。久しぶりのレバニラ炒めをようく噛んで味わいながら食す。あまりの美味さにモリモリ食べているとその様を奥さんが見て喜んでくれ食後に缶珈琲をご馳走してくれる。オマケに灰皿も出してくれたので食後に大きく一服を点けたのである。至福であった。丁重に感謝を伝え、戸部駅先の名所「平沼橋跡地」まで来た。今日は此処まで徘徊するつもりであった。その理由は、平沼橋跡地の前にはセレクトショップが鎮座していて腕時計の見物もしたかった訳ですなっ！セレクトショップとは言うものの時計メーカーの新品から中古、ヴィンテージまで展示しその他、ブランドの腕時計も展示してあり何れにしても一万円以
下の価格が付けられていて手頃感が有るのである。しかしながら、未だそのセレクトショップで発掘(購入)した経験は無いのである。

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20年振りであろうか？本当に久しぶりに「レバニラ炒め」を食べた。行き先知れずで出掛けた叙情的古典派印画機械持ち込み徘徊術であったが、とにかく京急「井土ヶ谷駅」へ行く。しかしなんだな、乗る気に為れなかったのでそのまま井土ヶ谷切通しの方向へ歩き続け保土ヶ谷駅へ出る。此処まではたいした道程でもないので旧東海道へ出て相鉄「天王町駅」方向へ進む。なぁんとなくは商店街である。突然、思い立ち再び国道１号線へ出て藤棚商店街を突き抜け徘徊にした。オイラは、建築物や鉄橋や高架橋や階段に興味は深いばかりではなくカフェを営業している為に店舗撮影もジャンルにしているから商店街は大好きである。特に旧商店街というか個人店のズラリと並んだ商店街は超好きだなっ！アーケードなんかは今ではとても少なくなってしまったが軒下アーケードなんかは建築遺産として世界中、いや日本国中、いや神奈川県中、いや横浜市中、いや南区中は歩いている。軒下アーケードとは商店街全体をうんと高いアーケードで覆うのではなく歩道の分だけ、そうだな高さ3m
の広い軒下、つまり歩道軒下アーケードの事である。研究課題の一つとしてゆくゆく世界歩道軒下アーケード学会も立ち上げるつもりなくらい歩道軒下アーケードは格別に好きなのである。近隣ではJR保土ヶ谷駅東口国道１号線歩道軒下アーケードが遺産第一号として登録申請中だ。京急「戸部駅」まで来てしまったが、戸部国道１号線大角の「来来軒」に入店した。

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今までの戦利品というか発掘品を一度洗い、宴会なんかで使う食器類は再び元箱に収めて納戸に仕舞うがそれにしてもたくさん有り過ぎてゆくゆくは納戸の整理整頓が必要である。柄物で鮮やかな珈琲茶碗はいつでも使える様に食器棚やデコレーション棚やカウンター上部の棚へ飾る。これが又、大変な作業に為るンですなっ！しかしながら模様替えだからオイラとしては大変ながらも好きな作業だからどんどんやってしまう。ましてやコレクションの珈琲茶碗だかんなっー！あちこち、あれこれと入れ替えインテリア代わりにもしているのである。家庭では決してしないが、それは来客の頻度と数の違いだなっ！ましてや家ではソーサーを付けての珈琲ではなくソーサー無しのマグカップで良い訳である。つまり、来客の頻度と数だから一般家庭でソーサー付の珈琲茶碗は不要という事にも為る。店持ちの商売家だからこそ収集と実用を伴えると謂える。思えば、実用だから年に一度は食器店若しくは問屋へ出掛けて四割引きにして貰って入れ替えるが毎回10万円は掛かる。この三年間は例
のバザーで全てを発掘しているので一万円程度の什器仕入額にしか過ぎずそれはそれで経済的にも助かるのである。後半の六回も欠かさず行くんだなっ！