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11月10日 メデア ・大隅智佳子 /指揮 下野竜也・読売日本交響楽団

2012-11-11 | 藤村実穂子、大隅 智佳子・日比野幸
日生劇場開場50周年記念《特別公演》             K-14・5,000円

オペラ「メデア」
(全二部 原語ドイツ語上演 -日本語字幕付ー)

何の予備知識を持たずに聴きに、第一印象は難解ですね、不協和音的な音方が綿々と続く・・忍耐が入りましたが・・

歌手大隅さん目当てに・・新境地を開いた印象が、今までサロメ等聴いてますが・・先ず音楽自体180度違う、今日の歌唱はノッケから高音声域を駆使し声が良く飛ます
旋律ラインが無いし・・アリアと言うより、独白歌唱の流れ?レチタテヴォと違い・・
聴いている私は難解そのものでしたが・・
 2部の終幕にかけては、オケの音楽と歌唱の対立点が・・独白、感情の発露そのもの・・歌唱に引き込まれた

4部終幕が意外と盛り上げに欠けた印象で、もう終わり・・終わってしまった感じで
もう少しヒネリ、繰り返しの歌唱、オケの音楽が欲しいと受けましたが・・・
 此れは歌唱力、指揮者、オケの音楽的な??・・音楽自体かな?・・
官能的な、愛、死、別れ、妬み・・楽譜には隠れていたのか?・・

<メデアとイヤソン>・・愛を語り合うアリアも無く、全て独白劇的と感じた・・此れ如何に、理解には努力が入る・・

 音楽は感じる物で・・直感的、感情的に心・琴線に触れる・・触れたのは2部でした
 全体は音方と歌唱は溶け合うと言うより、反発が?独白的音楽劇の印象が・・ 

・メデア 大隅 智佳子・・存在感が高い 
・ヘロルド 彌勒 忠史・・此方も良かったです

現代曲・・今の時代、今の音楽・・此れも必然ですが
武満、細川氏の現代曲とは違い、風土・血、原語圏の違いも感じますが・・・

指 揮 下野 竜也
演 出 飯塚励生
管弦楽 読売日本交響楽団
・二期会創立60周年記念公演及び読売日本交響楽団創立50周年記念事業

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【日本初演! 見どころ満載!】
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□古代ギリシャの代表的悲劇 エウリピデスの「王女メデア」で有名な気高い女性の悲劇。
■ベートーヴェン時代の劇作家グリルパルツァーによる翻案「メデア」を現代屈指の作曲家ライマンが舞台化!
□2010年ウイーン国立歌劇場での初演が絶賛され、その後再演が相次いでいる超話題作!
■気鋭の指揮者下野竜也が読響を率いて、日本初演作品に果敢に取り組む!
□二期会からは声の素晴らしさと深い音楽性を兼ね備えた超実力派の歌手陣が総出演!
■ニューヨーク出身の飯塚励生が鮮烈に演出!

*9日・11日にクレオン役で出演予定の高橋淳は本人の都合により降板致しました。替わりまして大間知覚が出演いたします。
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2012年10月30日読売新聞記事(1版)掲載 執筆記者:奥田祥子 ・読売新聞
全文「メデア」は、19世紀オーストリアの劇作家グリルパルツァーが、ギリシャ悲劇「王女メディア」を翻案した戯曲を基にしたオペラ。異国で暮らすメデアは、夫・イヤソンに裏切られ、わが子を刺し殺す。2010年、ウィーン国立歌劇場で世界初演されて話題となった。
 ニューヨーク生まれで日米両国で活躍する飯塚は、「単なる女性の復讐(ふくしゅう)劇ではなく、残酷な子殺しの背景にある愛憎や、異邦人である主人公の孤独に焦点が当てられている。現代人の心に強く訴えるはず」と話す・・・
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主なキャスト 
9日(金)・11日(日) / 10日(土)
メデア 飯田 みち代   ・メデア 大隅 智佳子ブログ
ゴラ 小山 由美     ・ゴ ラ 清水 華澄
イヤソン 宮本 益光  ・イヤソン 与那城 敬
クレオン 大間知 覚  ・クレオン 大野 徹也
クレオサ 林 美智子  ・クレオサ 山下 牧子
ヘロルド 彌勒 忠史(全日)
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