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22日 藤村実穂子/奥深きドイツ・リート~ ・シューベルト : 水に寄せて歌う他

2012-11-23 | 藤村実穂子、大隅 智佳子・日比野幸
2012年11月22日(木) 19時開演       紀尾井ホール・1F/19-2・4500円
藤村実穂子
リーダーアーベントIII
~女神が歌い上げる奥深きドイツ・リート~

4人の作曲家をとり上げて・・全体を聴き終えると、
交響曲・1楽章から4楽章と感じさせた・・統一感と作曲家の心情がありますね・・

又聴衆が素晴らしい、ピアノの一音が消えても静寂が・・此れをリート鑑賞と云うのでしょうね、・・秋から冬にかけて、冷たい風を感じさせるなかに、温もりの風が吹きぬけた・・・素晴らしい一夜でした・・月、星の輝きが歌ってました、綺麗でした

藤村さんは、楽譜から深い解釈、詩の言葉、内省深い読みから、含蓄ある、歌唱創造となっていると感じます・・ピアノも自己主張が無く、楽譜に寄添い、藤村に寄添い
反発せず、何所までも共振して、二重唱でした、素晴らしいの一言です

出演 : 藤村実穂子 (メゾ・ソプラノ)
ヴォルフラム・リーガー (ピアノ)フィリアホールより
曲目
: シューベルト :
・湖のほとりで D746 ・水に寄せて歌う D774 
・ゴンドラの漕ぎ手 D808・湖上で D543b
・流れ D693
 全ての存在は輝いている その無邪気な輪郭は 美しさで選ばれ 
 神々の優しい善意で 水晶の中に はかない花を保ち続ける
 (詩・フリードリッヒ・ファン・シュゲーレル)藤村実穂子・訳

マーラー : 「亡き子をしのぶ歌」
5・こんな天気に
 この荒れ狂う嵐の天気に 子供たちは 母なる家で休んでいる 嵐に驚くこともなく 神の手に覆われて 母なる家で休んでいる(詩・リュッケルト)藤村実穂子・訳

・・・・・<最後の一篇>・・・
ヴォルフ : ミニョンの歌
・知ってる レモンの花が咲くあの国を
 岩は切り立って その上を大水が流れるの それをよく知っている? 
 そこへ そこへ 我々の道は続いているの 
 父なる人よ 行きましょう!(詩・ゲーテ)

R.シュトラウス :
・献身 Op.10-1・何も知らず Op.10-2
・夜 Op.10-3・もの言わぬ花 Op.10-6
・サフラン Op.10-7
・万霊節 Op.10-8
 今日はどの墓も 花と香りに包まれている 亡き者が年に一度 自由になる日 
 僕の胸においで 君をもう一度抱けるように かつての五月のように
 (詩・ローゼネック)藤村実穂子・訳
<アンコール・2曲>


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