アメとムチ

古本屋で「からくりサーカス」を買って読んでいる。なんとなくまた読みたくなったもののゲオでレンタルしていなくて…。相当、名作だったなという記憶から読み進めて現在20巻目。記憶の通り凄く面白い。ただ主人公の一人「勝」にスポットが当たる話はどうも甘ったるく、眠気が襲ってくる。これも、最後の盛り上がりへのネタ振りと思ってしっかり読まねば。

昨日の「水曜日のダウンタウン」は「アメとムチならムチの方が力出る説」面白かった。「鉄棒にぶら下がる」だけの記録を、通常時と「通常分の記録プラス1秒につき賞金5,000円」というアメの記録を一旦撮影しておいてから、ムチ版としてバンジージャンプのヒモをつけた状態で54メートルの高さで再計測する。

手を離すと54メートル下に落ちちゃうが、アメの時の記録を超えれば足場が登場して助かる。チャレンジした5人は全員、無言でテレビ的なおいしい叫び声などもなく落ちていった。アメに対してムチが圧倒的に強すぎて笑える。あれほどの高さだったら緊張と恐怖で手に汗握るから普通に落ちてしまうでしょ。この突き抜けた感じが、まさに水曜日のダウンタウンらしいなと思った。

全く同じパッケージで棒へのぶら下がりじゃなく、幅跳びにするとかちょっと変えるだけでアメとムチはシリーズ化できそう。芸人にはたまったものじゃないがぜひやってほしい。パンサー尾形さんなどきっと面白い結果を残してくれそうな気がするが…。スター名鑑が打ち切りになったということなので、今後はこちらの方がどんどんパワフルになっていくよう期待している。