点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

近頃のドカベン・ドリームトーナメント編

2015年07月09日 20時52分10秒 | 日記

今年3月でEテレ「いないいないばあっ」のうたのお姉さんを卒業した「ゆうなちゃん」が、歌手デビューすることになったとのこと。今年33歳になるオジさんだがCD買おうかな。Eテレファンの親たちの間ではゆうなちゃんが卒業して寂しがる「ゆうなロス」という言葉も生まれたくらいだし、沢山売れるんじゃないだろうか。

ここ何年間も、「ドカベン・ドリームトーナメント編」を毎週欠かさず見て、単行本も買ってしまっている。これまで水島新司先生が半生をかけて描いてきた、山ほどの野球漫画から人気キャラが大集合して登場してくるから、絵や話の勢いが確実に落ちて正直全ッ然面白くないのにも関わらず、ついつい読んでしまう。

今、広島のピッチャーとして投げている「男どアホウ甲子園」の剛球仮面、全然剛球を投げないじゃないかと思っていたらその正体は「ドカベン」の渚圭一だった。最初は「ダントツ」の荒木新太郎かと思っていたので予想が外れたが、予想が外れてもつまらないことに変わりはない(でも見ちゃう)。

渚は怪我をしたからこのあと出るのは「野球狂の詩」水原勇気だ。カープ戦が終われば準決勝、そこで「球道くん」中西球道と「一球さん」真田一球率いる京都ウォーリアーズと戦い、そして決勝は「あぶさん」景浦安武のホークスで決まりだと思う。展開はやすやすと読める(でも見ちゃう)。

作者はもう76歳だ。特にここ最近は無駄に大ゴマ連発でなかなか話が進まないし、絵が極めて雑だし、みんな同じようなことしか喋らないから個性もへったくれもないので、昔からのコアなファンとすれば本当に「老いたなあ」と思わされることが多く悲しい。新人漫画家なら楽勝で打ち切りだと思う(でも見ちゃう)。

それでも毎週見ちゃうのは、例え衰えていても大昔の人気キャラが登場して懐かしさと期待でちょっとだけ心がワクワクするからだと思う。そういう意味では懐かしキャラ再登場はドーピングを打ち込まれていることと同じなのかも。

今更昔のように面白くしてくれとは言わないので、とにかく強くひとつだけ願いたいことは、作品を無事に完結させてほしいなと(今のペースだと完結まであと3,4年はかかるはず)。あと、自分は「一球さん」のライバルキャラ五味が好きなので、どこかのタイミングでちょっとだけでいいから再登場させてほしい。

                                              ~完~