マスコミの暴力団的構造再び

ＪＲの悲惨な事故報道を見るにつけ思う。
どうしてあんなにご遺族の悲嘆にくれた姿を繰り返し繰り返し報道するのか？
ご本人の了解も無しに、耐え難い悲しみ・苦しみに悶える姿をしつこく映し出すのは人権侵害であり、肖像権の侵害だ。
マスコミの連中は自分が遺族の立場になったら・・・と考えた事はないのだろうか？
いや　そんな事は充分承知した上で、事件の悲惨性を強調する為に敢えてご遺族の泣き崩れる姿をクローズアップして見せようとしているのだろう。
まさに残虐な人権侵害である。
ご遺族の悲しんで居る様子は画面に出さなくても記者やアナウンサーのコメントだけで充分伝えられる筈だ。又それだけのコメント技術が有って然るべきだ。
今回　悲しみの悲惨な姿を全国いや全世界に流されてしまったご遺族の人々はこれから先世間の目を気にしながら生きて行かなければならない。二重三重の苦しみに襲われるのだ。
この責任はマスコミにある。厳しく自覚を求めたい。
　実例がある。今から何十年も前、札幌雪祭りの帰路の飛行機が墜落、乗客全員が死亡した事故があった。遺族に対して旅行会社のひとがお弁当を配った時、「こんな物要らない。家族を返せ！」
と叫んでお弁当を投げつけたテレビの映像を今尚鮮明に覚えて居る。
この人はこの時耐え難い悲しみの余りこの行動に出たのだろう。已む得えない事だ。
然し　遼に時間が経ってご本人がこの映像を見たら、どう思うだろう？「この映像を消してくれぇ！」と言いたいだろう。また　この事を全く関係ない第三者の私が今だにハッキリ覚えて居る事を知ったらどうするだろう？
マスコミはこの何十年も前から全然進歩していない。そして進歩しようと努力もしていない。まさに暴力的構造のままだ。
マスコミには国・国民に対して大きな責任が有るのだ。

松山千春の言う事・・・

松山千春、ライブドアにチクリ「何の生きがいが…」 (夕刊フジ) - goo ニュース
彼の言う事は確かに尤もだけど、その言葉を鈴木宗男センセイに言うべきじゃないかなぁ～　権利横暴で金集めをした悪徳政治家に目一杯肩入れしてて・・・言うじゃなぁーい！！切るっ！！

フジテレビ敗北・ホリエモン九死に一生

大前研一氏の言葉を借りれば「ＴＯＢ期間中に￥5,950でシンパ企業にお願いしておきながら、後から土足で入って来た人に￥350も高い金を出して命乞いをするのは本当の仲間への裏切りであり、敗北である。一方のライブドアは九死に一生を得てホリエモンは内心ラッキーと叫んでいるだろう。業務提携の委員会など真実味が無く、対外的な言い訳にすぎない」と非常に厳しい。
　私は以前から大前氏は余り好きでは無かったが、今回の氏の意見には全面的に賛成する。
　とに角フジテレビは余りにも屈辱的な内容の決着をした訳だ。何故だろう？
　私の思うには、ホリエモンのケツ捲くり作戦だと想像する。
　このまま膠着状態が続けば、ライブドアはリーマンブラザーズの債務返済が出来なくなり、リーマンに乗っ取られるだろう。そうなれば自動的にニッポン放送の株もリーマンのものになる・・・と。更にホリエモンはリーマンの世界中での恐ろしい所業を実例をまじえてフジテレビの会長以下の重役連中に話した。するとフジテレビの重役連中は温室育ちのオボッチャマだからもうビックリ仰天で腰を抜かしてしまった。
フジテレビの社員にもそれらしく情報を入れて恐怖を煽った。　
とにかくリーマンに乗っ取られるくらいならホリエモンの言う事を聞いた方がいい。ソウシマショ・そうしましょ・お手手つないでそうしましょ！！と決まっちゃた訳だ。
　そしてこの屈辱てき条件を呑み、昨日の作り笑い顔の記者会見となりました。ホリエモンが想定の範囲内と言ったのは、最初からこの「ケツまくり作戦」も想定の中に有ったのか？　もしそうだとすれば　ホリエモン　ただ者じゃないぞ。

中国は今大変らしい

今朝の静岡新聞のコラムから。
年収一万円前後で暮らす貧困層が八千五百万人。党幹部や官僚の腐敗は深刻で、わずか一年弱で四万人以上の役人を汚職で立件。嫌がらせや暴力で農地を強制収用し、金儲けで転売する役人が横行し、農民が直訴しようとすれば、公安当局に拘束されてしまう。直訴は一年で五十三万件。
一方で一億円以上の資産を持つ富裕層は二十三万人を超える。
　光が当たるのはごく一部の富裕層で、その周りには疲弊した貧困層が十重二十重に囲む。貧富の差失業に不満を募らせる農民や若者の怨嗟が渦を巻いていると言う。
　それらの報道は厳しい報道管制の元、全く外部に伝えられないが相当深刻な状態らしい。中国政府はその矛先を「反日感情」を利用して日本に向けようとして居るが、中国の国民はそれ程バカではないから、日本としてはジット我慢をしていればだんだん収まるだろう。それより中国で暴動が勃発したら日本としても大変な事になる。その方が心配だ。

今朝のビジネス展望

今朝のＮＨＫラジオで内橋克人さんが非常にいい事を言っていた。
「経済ジャーナリスト・ジャーナリズムは出鱈目でいい加減だ」と言うもので、全く同感だ。
まず「彼等経済学者・評論家・ジャーナリスト達は客観的な意見を言ってない。彼等は一部の大手企業の露払いをして居る。大手企業の経営者の進みたい方に行き易い様に意見・評論をして居てまるで強者のご機嫌取り・提灯持ちをして幾許かのお恵みを頂戴して居るのだ」と厳しいが、当にその通り！！私の言いたい事をズバリ言ってくれている。
だから彼等「経済屋」たちの言うことは気象庁の天気予報よりも当たらないのだ。
内橋さんは更に言う。「’89のバブル末期、株価が日経平均￥35,000を超えていたが、日本の株価は未だ安過ぎる。まだまだ上がる。その根拠は企業の持っている土地や株の金額を株価に換算した企業の資産は￥35,000を遼に超えて居り、間違いなく株価の上昇に繋がる。と言っていたが、結果はご承知の通りバブル崩壊であった。この責任は明らかに経済ジャーナリストに有る」
　そう言えば当時、株屋の小僧（証券会社の駆け出し社員）ですら「株は上がる、絶対儲かる、買わない奴はバカだ」なんて言って居た。それにのせられて借金までして株をやって家・土地まで剥ぎ取られた人も少なくないだろう。「経済屋」達の罪は大きい。
にも拘わらず　平然と「経済屋」の看板を掲げて居る鉄面皮ぶりには呆れてしまう。

個人として弱い日本人

日本人はおよそ三千年の昔から「弥生式集団稲作農業」で歴史を作って来た。
だから集団行動では凄い能力を発揮出来るが、個人となると別人の様に意気地なしになってしまう。特に外国人との個人としての交渉事には全く駄目だ。
　例えば　外務省の人達。　以前から　欧米に対しては「意味不明・薄笑い外交」、中国を始めとするアジアには「平身低頭外交」と誠に情けない事を続けて来た。
　そのツケが今になって廻ってきた。尖閣諸島・竹島・国連常任理事国とこの所中国や韓国に言いたい放題・遣りたい放題にされている。何たる事か！！
今更　強気になって反論すれば益々問題は拗れるだろう。だから今迄にチャンと反論すべきはして来なかった為に、急に反撃すれば相手はビックリして混乱して収拾が付かなくなるだろう。
　中国・韓国は儒教の国だ。民族に歴史的思想の根底には　仁・義・礼・節・と言った形而上的なＤＮＡが抜きがたく存在する。　だから日本が謝っても・謝っても決して赦そうとはしない。
　もう完全に舐められてしまったのだ。
　こんな時こそアメリカの力を借りてでも事態の打開を図るべきだ。外務省よ頑張れ！！

今朝の朝日新聞の「声」欄に素晴らしい意見

東京都練馬区の短大生　松尾美帆子さん。
「若者は目標を必死に探そう」と題しての文章で、フリーターの多くは「やりたい事が見つからない」と言う。又　彼女が福祉の分野に進路を決めたら友人達に「いいねえ、やりたい事が見つかって」と言われる。
　彼女は言う。「とんでもない。私だって大学進学の時　悩み・苦しんで”やりたい事がない”なんて言い訳に過ぎないと考えて必死に自分探しをした。」
　何と立派な人だろう。若いから華やかな夢も有っただろうに、シッカリと自分で考え・決めた勇気と判断力に心から敬意を表したい。
　何もしないで考えもせず、努力もせず、悩みもせず「やりたい事が見つからない」と言って居るフリーターやニート諸君に見習って欲しい。　☆何もしなきゃ・何も見つからない☆

政令指定都市にはなったけど

今日のニュースを見たら政令指定都市になる前に市民に約束した「整備事業」の殆どが財政不足で実現しそうに無いとの事。
なんだ　それでは市民を騙したんだ。酷いね　そんな事今迄何も言ってなかったじゃないか。
合併する時、いい事・うまい事ばかり言って合併して、そして政令指定都市になって未だ四日だよ。それでもう「あれはお金が無いから出来ません」とはまるで詐欺だよこれは。
まるで「お代官様・・・」・「越後屋・・・」をやりたい為にだけ合併して政令指定都市になったみたいだ。そうだったのか。「お代官様　そちもワルよのう」

結局 得をしたのはソフトバンクの孫さん・・

四月一日のニュースでソフトバンクの入社式をやっていた。
孫社長が挨拶で「ほりえもんのお陰で我が社は”おとなの会社”として世間に認められた。」と喜んで居た。
確かに　結果的に一番いい形の役回りが全く労せずにコロガリ込んだわけだ。
ほりえもんが一所懸命に頑張り、亀淵社長を追い落としたと思ったら北尾ホワイトナイトかトロイの木馬か判らない奴が出て来て一件落着？
可哀そうなのは亀淵さん。何も悪い事してないのにワキからほりえもんとか言う変な奴が現れて「お前の首を貰うぞ！」と言う。ほりえもんはニッポン放送を乗っ取った後も亀淵さんを社長に置いておくつもりらしいけど、亀淵さんにもプライドが有る。オメオメ残らないでしょう。
　ほりえもんもライブドアは年商400億なのに800億の借金を抱えて大変だろう。追い詰められて北尾さんに何かとうるさく仕掛けてくるだろう。
　だからこの大騒ぎで一番いい思いをして居るのは孫さん一人で、今頃ニヤニヤ頬の緩みが止まらないだろう。

政令指定都市って何だ？

我々一般市民には全然メリットは無い。だから嬉しくも何とも無い。
嬉しがって居るのは市長と市の幹部職員だけだ。
今迄　道路を作ろうとしたら、県庁へせっせと通い県の職員にバッタの様にペコペコ頭を下げて「お願いします」を連呼しなければならなかった。
　これからは市独自に予算と権限の運用が出来るので、土建業者が直接もみ手をしながら「お代官様、そこんとこをひとつ宜しく願いします。これはほんの気持ちです。エッヘッヘェ～」とやって来る。すると「越後屋、そちもワルよのぉ～」ってな具合になる。これが役人にとっては堪らなく嬉しい事らしい。　そうだろうねぇ「濡れ手で粟の・・・」官吏の夢ってやつですか。