トーク番組なんか止めちまえ

日曜日午前中のテレビは全部トーク番組だ。
制作費や手間がかからず、安直に出来るのでみんな安きに走って居る。
然し　その内容たるや全くお粗末としか言えない。
コメンテーターも司会者も準備不足、工夫もアイデンティティも無い。おまけに下手な事を言って次に仕事を貰えなくなっては大変と当たり障りの無いお喋りばかりして居る。
これは視聴者を馬鹿にしているし、公共の電波の無駄遣いである。
然も　これらの番組はテレビと言う画像を配信するメディアでやる意味が全く無い。ラジオでやればいい。
折角のテレビの有力な機能を殺して迄やる程トーク番組に内容的価値が有れば兎も角、昨今の様な安直投げ遣りではテレビの時代は長くは無いと思う。
見たくも無いコメンテーターや司会者の顔を無理矢理見させられるのはご勘弁願いたい。
特に田原総一郎。　あの蛇が獲物を狙う様な目で相手を嘗め回し、勿体つけて喋る様子はもう不愉快極まりない。そしてやたらひとの話に割り込んで来る。然も内容がボケて居る。
もう　トーク番組は止めちまえ！！社会をこれ以上悪くしたくないから。

ほりえもん・・・

堀江貴文さん、この所やたらテレビでご活躍ですが、相変わらず見ていてハラハラしてしまう。
マスコミを味方に付けようとの作戦かも知れないけど、マスコミは堀江さんが思う程「善人達」じゃない。
マスコミは「強きを助け、弱きをくじく」で、上り坂に有る者にはお世辞たらたらで持ち上げるが、一旦落ち目になった者にはボロカスに貶し瀕死の重傷を負った者に「だから言ったじゃないか・・・」と悪口雑言を言ってさんざんお世辞で持ち上げた事なぞケロリと忘れてしまってとどめを刺してしまう。
何か　堀江さんがそう言う目に逢いそうな気がするのは老婆心であればと思う。
　今朝のＴＢＳテレビで幸田真音さんが「堀江さんは　結局リーマンブラザーズに操られ、踊らされて居るのでしょう。この件で得をするのはリーマンブラザーズだけですから」と言った言葉を聴いて成る程と納得してしまった。
　アメリカの投資会社は恐ろしい。血も涙も無いと言う言葉は彼等の為に有る様なものだから。
堀江さん　無事で済めばいいけど。

司馬遼太郎 没九年 今日は菜の花忌

私が司馬遼太郎を初めて読んだのは「新史太閤記」だった。
書き始めの一節が「夕暮れになると遠山がかすむせいか、濃尾平野は哀しいばかりにひろくなる。」とあって、この美しい表現に完全に痺れてしまった。
終戦直後、幼児だった私は父と名古屋の焼け跡で見たあの哀しいばかりの夕暮れを強烈に思い出し、「何と言う美しく完璧な表現だろう、こんな文章の書ける人はただ者ではない」と瞬時に信じてしまった。
それからというもの、「竜馬が行く」から「燃えよ剣」「新撰組血風録」・・・「街道を行く」など、まるで宗教の教祖様を信奉するが如く読ませてもらった。
特に「燃えよ剣」の最後の所、土方歳三が函館で官軍の中へ単騎粛々と進み「新撰組副長・土方歳三」と名乗って官軍の鉄砲群に全身蜂の巣の様に撃ちぬかれて最期を遂げる場面に感激し、「俺も男なら最期は斯くありたい」と身の程知らずにも憧れたものだ。
其れ迄　余り有名でなかった坂本竜馬を一躍明治維新のヒーローにした功績は高知県民のみならず日本人の青年の理想像を発掘したといっても過言ではないと思う。
しかし　七十三歳と言う未だこれから沢山いい作品を世に出して欲しい時に腹部動脈瘤破裂で急逝
されたのは誠に残念でならない。
原因は極端な偏食による基礎体力の衰弱だと言われているが、これには妻である福田みどり女史に責任の一端が有ると思う。自分でも告白している通り、稀に見る料理下手で夫の食生活を歪めてしまった結果、極端な偏食に陥ったのではないか？
それが　夫の残した遺産を享受しているのだから、女は恐ろしい。

日本サッカー 酷辛勝

やっぱり心配した通りの展開になった。
相変わらずの決定力不足。決定的シュートを何本外した事か。これでもプロかいと言いたい。
マスコミもサポーターも甘すぎる。だから日本のサッカーは何時まで経っても成長しないんだ。
以前も言った様に「本物のストライカー」を養成しないと日本サッカーは没落するだろう。
Ｊリーグ発足当時は一時的に人気が盛り上がってプロ野球を凌ぐか？と思われたが結局はそれ程でも無く、ワールドカップまでやっても駄目だったのは＜見ててもチットも面白く無い＞からだ。
大体　日本サッカー協会は岡野・長沼体制が永過ぎた。
あの無能な癖に、口ばっかり達者で何も出来ない二人が頂点に永年君臨して日本のサッカーをすっかり駄目にしてしまった。
ジーコ監督は気の毒だ。こんな年寄り達から口ばしを入れられ、又　未熟な選手達を率いさせられて「勝て！勝て！」と言われるのだから　つらいだろうなぁ・・・今日ブラジルに帰ったそうだがこのまま「辞める！」と言い出すのじゃないか？と心配して居る。

フリーターって何だろう？

今迄　フリーターが多いのは、社会の方に問題が有って、フリーターの皆さんが就職したくても出来ない構造になっているからだ、と考えて居たが　どうも　それだけではなさそうだ。
　六日夜のＮＨＫスペシャルを見て、フリーターの一部の人だろうけど「自分のやりたい仕事が見つかる迄、絶対に就職しない」と言う人が居た。
　「自分のやりたい仕事」を見つけるとは大変な事なのに、どうもその大変さが解ってないらしい。
なにか手当たり次第に何かやってれば見つかるだろう、と気楽に考えて居るらしい。
第一　自分のやりたい仕事とはどんな仕事なのかサッパリ見当も付けてないし、自分の適性や特技を身に着ける努力もして居ない。それでも「やりたい仕事」が見つかると思って居るらしい。
それは違うよ。そんな事続けて居たら本当の落伍者になっちゃうよ。

ホンダのFitがリコール

去年8月末にホンダのFitを買った。7月にマイナーチェンジをした０５モデルだ。
それが１０月末になってトラブルを発生した。
ブレーキランプが点灯せず、発進時シフトレバーが＜Ｐ＞レンジから動かなくなってしまった。
ディーラーに連絡して点検して貰ったところ、ブレーキペダル用のリミットスイッチの動作不良である事が判った。
☆原因はブレーキランプを発光ダイオードにした（０５モデルのみ）ため従来品に比べて流れる電流が微少なものになった。にも関わらずリミットスイッチの動作方式を従来どうりの＜Ｂ接点動作＞のままにした事にある。
＜Ｂ接点動作＞と言うのはスイッチ内臓のごく小さいスプリングの反発力だけで動作するもので、接点にほんの少しのホコリや油が付着すれば即座に動作しなくなる。
従って今回のトラブルは起きるべくして起きたものである。
☆この旨ホンダも本社に連絡し「走行中にブレーキランプが点かなければ追突される危険性があり、生命に関わる可能性も考えられるのでリコールすべし」と申し入れた。
☆ホンダの返事は「申し訳ない」の一点張り、所謂＜謝り倒し＞というやつだった。
二度目は１１月末、三度目は１２月末に申し入れをしたが前回同様の謝り倒しだった。
これ以上放置されたら国土交通省に通告しようと思って居た所、今日になってホンダから「ご指示どうり＜リコール＞する事になりました」との電話が有った。
☆その間約三ヶ月、やっとの事でとの思いだ。メーカーの腰の重い事よ。でも大事故で大問題が発生しなくて良かったとするか。