憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

集団的自衛権見直し?

2007-05-25 10:59:51 | Weblog
安倍政権は『集団的自衛権』行使について見直す有識者会議を立ち上げた。
見直し賛成有識者を確保した会議は結論は決まっていると言う。
従来の政府統一見解を大きく変える見直しになるといわれている。

*久間防衛省大臣が
日米同時進行する艦船の米国艦船が外敵から攻撃された。
日本艦船はそれを見ているだけでいいのか。
同盟国の艦船が撃破されているのを見ているだけでいいのか。

*額賀前防衛庁長官が
北朝鮮からアメリカへミサイルが発射された。
見過ごせばアメリカに大きな犠牲が発生する。
日本はこのままミサイルを見過ごしていていいのか。

両人共に
参戦攻撃せよと論理展開する。
従来の政府見解では攻撃&交戦するのは憲法上許されない。
これを攻撃できるようにする=集団的自衛権見直しである。

仮にこの事実が発生したとする<私は起こらないと思う>
日本が攻撃する
攻撃受けた相手国はこの日本国の行為を黙止するか
日本を攻撃する行為に出る
日本は防戦・戦争に巻き込まれる
9条が交戦権を否認する
現憲法では国を護れない
こんな危機に九条の存在は許されない
9条を改正し交戦できる国にする

国民受けする論理が改正賛成論に繋がる
一挙に憲法9条改正と叫ばない巧みな世論操作である

◎集団的自衛権の見直しは憲法改正と深い関連がある
 このずる賢い政権に国民の意思表明は7月の参議院選挙である
 自民勝利となれば”安倍政権は国民の支持を得たと”好き勝手の政治を始める
 国民受けを狙ったアメ政策が次々出される
 真の狙いを見抜いて騙されまいぞ騙されてはならない。


憲法は死活を護る最高法規

2007-05-23 18:23:08 | Weblog
日本国憲法制定を義務教育でどう教えられたか?・・現30&40&50代??

新しい社会(歴史)東京書籍版*昭和61年3月31日文部省検定<平成元年改定検定済>

*敗戦までの状況を「日本の降伏」の中見出しで扱うp289~p29135行
焼け野原の東京&廃墟になった広島原爆ド-ム&戦場になった沖縄の捕虜民間人の写真
(誠に小さく不鮮明なもの)
ボツダム宣言受け入れ・15日天皇の放送。
満州事変から15年にわたる苦しかった生活は終わった。
中国や占領された東アジアが日本軍から解放された。朝鮮の植民地支配が崩壊した。
死者数千万の犠牲者を出した第二次世界大戦は終わった。

*日本国憲法の制定:p256~p25716行
公布記念祝賀都民大会&戦争放棄イラストの写真
1、連合国からの憲法改正の指示
2、日本政府の新憲法の草案は民主化不徹底だった。
3、総司令部(GHQ)が改正案を示し政府はそれにもとづいた改正案を作成発表した。
4、民主的改正案に国民の支持が高まった。
5、国会の審議を経て1946年11月3日日本国憲法公布翌年5月3日から施行された。
(1)前文で諸国民とともに世界平和を守ること(2)主権は国民にある
(3)基本的人権尊重(4)戦争を放棄し戦力を持たない等を記述する。

*『ここをどう指導するかは教科担当者の裁量である。』
◎注・・良心的な教師であれば・ここは教材を取り寄せたり・戦争体験者に取材したり・
    情熱を持って指導する。
    多くの教師は読む程度に素通りで済ませる(高校入試に課題とされることがない)。

◎_歴史で学習の範囲外におかれた悲しき事実である。皆さん学習した記憶体験ありますか?

*憲法学習は:小学校6年生と中学3年生でも行う。
多くが『素晴らしい日本国の憲法』言葉の遊び用語の暗記で終わる。
<内容や用語の理解&実生活とかけ離れた学習に終わる> 
<中学校は高校進学の為の学習だから過去に出題された用語の丸暗記指導が多くの教師>

安倍政権が憲法改正を公約に掲げた
多くの国民が関心を示さない
憲法が私たち国民を護っている認識がないからと思う
そおうとしか思えない?
ダッテ学習が前述の如し?
憲法に対して知識水準が低い?
意味のない課題に関心危機感は持てない?
だから
憲法が日々の国民生活を護る。
ここから国民の理解を深める必要がある。
あべう政権の狙う
「外敵を作り恐怖&不安を煽り・憲法九条の改正に賛成の国民世論形勢」
過去60年間国際社会で活躍した平和路線日本!
憲法路線は国際的にも認知されている!


*われ”憲法第九条を護る
◎若者・息子や孫を殺し殺される戦場に送らない!
 楽しみ&幸せ!幸せの継続は平和日本の(戦争しない)継続にありますネ。
 年金生活も平和あって楽しめる!戦場に若者や孫を送る苦は無しにする!
 60年間戦場に送らずにやってこられたんですよ
 いまされ何で九条の改正してまで送るのですか・・ですネ!
◎若者よ!
 格好良く愛を語れドライブやゲ-ムに興じられるのは
 憲法が君たちの日々の生活を護っているからだよ!!
 憲法は日々の生活と関係が深いの・わかる?わかって欲しいな!
 

権力は怖くてずるい

2007-05-19 11:23:04 | Weblog
憲法改正を目指す権力の動きは確実に進んでいる。
教育基本法改正もその流れだった。
今国会での成立が確実視される教育三法案もその流れと理解する。
教育を国家権力の思いのままにする(権力の関与する法的根拠を持たせる)。

国を愛する&公共の精神を・・国民受けする用語が並び・・問題点は議論の外に。
歴史を正しい理解に導く・・国家権力の思いのままの歴史観の確立に。
安倍政権は教育は国家の支配下に置くと言う事である・・100年の大計を忘却。

私は、憂えるのは「教育現場から活力を奪う」教育改革にある。
なんでも国家&文部省に従順になる教育現場になると憂うる。
なかでも・教育免許更新制度・国民&親に受け入れられる・が結果は最悪になる。
教師も家庭を持つ生活者である。
良き教師は時には反権力的指導者にもなる。
「キミ・・2年後に免許更新を迎えるんだよ!」
この一言は厳しい一言になる。
現場は、自由に話せ活動する教師が多いほど活性化する。
ダメ教師なんていないのです。
教師はお互いが試行錯誤助け合い協力して教育に当たる。
当たり教師はずれ教師は親御さんの評価で価値観だと思う。
きっと10年免許更新制度は
『反権力的教師を狙い撃ち制度に使われる』
教師も生活者である
現場教師の囁きは?
「何もしない!目立たない!出世するなら!ボ-ナスは付け届け!」
こんな声が陰の本音になっている・怖いですね。

政治家諸氏は教育現場(学校そのもの)を知らない!
教育現場を知る人の声をよく聞けと言いたい!
結論が先にあって議論は形式!教育は100年の大計!忘れています。

結論ある・議論形式は!政界では常識?
集団自衛権を議論する有識者会議
「行使に賛成有識者を多数集め」結論は既に決まっている。
政治が信用できない!
でも諦めてはいけない!その政治に国民の生活は支配されるのである。
参議院選挙で国民の鉄槌は!!もう近い!


国民投票法の成立を受けて!

2007-05-15 15:03:50 | Weblog
*日本国憲法の改正手続きに関する法律(国民投票法)が成立した。
反対の声は切り捨てられた。
指摘された多くの問題点は改められなかった(聞く耳は持たない)
特に第7節・国民投票運動の項に関しては素人が読んでも首をかしげる!
国の基本生活を取り決める法律に賛成も反対もできない制限が多い納得できない。
改正を有利にする制限との疑念を持った。
この法律が変わることなく憲法改正発議がすすむ。
護憲派はそれを承知の上でこれからの運動を展開する。

近頃・井戸端会議的に憲法改正議論をする人が増えた(よく耳にする会話>。
*北朝鮮は日本を攻撃する兵器を持っている。
*ミサイルに核を積み込んで攻撃する。
*拉致を平気でする国の金総書記は何を考えているのかわからねえやつだ。
*一日も早く憲法を変えて攻撃に備えないとやられてからでは遅い。
◎これが多くの声出す人たちの言い分になっている。
 (反対派は黙止し声を上げない)

*安倍政権権力の狙いは効果あり?
 権力者が国内に新政策を遂行する場合!
 国内の反対の声を抑え国論を賛成に導く策動!
 海外に敵国を作り恐怖を煽る。国民の目を海外に向ける!
 鬼の居ない間に事を成し遂げる方策は現在も効果を上げる!
 拉致から核攻撃まで国民を煽る北朝鮮恐怖宣伝!
 現在効果を上げている!

◎戦争放棄・陸海空の戦力不保持・交戦権を否認・素晴らしい政策に感動する。
◎国民に政治権力の「まやかし憲法改正論理政策」を見抜く力を付ける。
◎若者に命を捨てての国を護る過ちに気づかせる。
反対運動制限の大きい国民投票法が適用される前の
護憲派のやるべき政策は沢山ある。

わたしは、
『孫を殺し殺される戦場に送らない』これ一本である。
 &「世界に日本国憲法第九条の素晴らしさを広める運動に積極的に参加する。」

北方謙三・水滸伝

2007-05-01 13:12:56 | Weblog
北方謙三作品水滸伝を読んでいる。
惹かれたのは反骨精神反体制の物語内容にある。
極貧のなかから生まれる凄人物に驚愕している。
物語の登場人物に私と重ね合わせる人物は見つかっていない。

第7巻<烈火の章>p385L1に時遷が言った!

『この国は、とてつもなく大きな、不満の塊だった。
 ただ、それがひとつになりきれない。
 無数の不満のひとつひとつが、人の心の中に押しこめられたままなのだ。』

*いまの小泉政権続安倍政権の日本社会と重なる社会現象である!
 21世紀の現日本社会は老若男女に不平不満が満ち満ちている!
 何時のまに負け組みにさせられ・働けど働けどわが暮らし楽にならざらし!
 10年前までは中流だったのにである!老後の幸せの見えない社会だ!

現政治権力は、飴と鞭の政策騙しで利権政治を維持している。
大衆を1つに固まらせて反旗を起こさせてはならない<政権党の最大関心事>!

大衆の不平不満がひとつになる日はあるか!
物語の宋江は21世紀の日本に現れるか!
◎期待に希望を持たせ水滸伝を読み進めたい。