愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

松平城山(じょうやま)城址(4) 豊田市

2017年01月06日 14時54分55秒 | 豊田市
主郭に建物があったかもしれない
主郭に入ると中央付近に横堀がありました。中央は土橋のようになっていました。

主郭中央の横堀(⑧) 黄色い点線部分が溝状になっていました。中央は掘られていなくて、土橋のようになっていました。

またこの堀の東側は、土塁がありました。

土塁(⑨) この土塁は南北に2本あるうちの南側です。ちょうど陽が当たっているところが盛り上がっています。

主郭に看板が寂しそうに、木に括り付けてありました。

主郭にあった看板(⑩)

後にも先にも看板はこれ一つしかありませんでした。城山城は1976年3月に市指定の文化財になっています。城郭は他にもたくさん指定されていますが、だいたいは、案内の標識や看板が設置されていますし、草なども定期的に刈り取ってあったので、「やっぱり豊田市はすごいな」と思っていたのですが、この城山城を見学させていただいて、がっかりしてしまいました。

さて愚痴はそれくらいにして、主郭を東の方へ進みますと、奇妙な堀(溝)跡があります。何かここに建っていたのでしょうか。方形をしています。

主郭東の溝跡(⑪)

主郭をさらに東に進んで行きますと、下に堀らしきものがありました。

主郭東下の横堀(⑫)

主郭は東西で溝(堀)と土塁で仕切られており、東には排水溝のような堀のような溝跡がありました。なにか建物が存在したような気がしました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 勅使(ちょくし)池 豊明市 | トップ | 松平城山(じょうやま)城址... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

豊田市」カテゴリの最新記事