
住宅の設計の際に、合わせてデザインしたキャビネットが出来上がりました。
こんな家具が欲しいと、僕の理想を形にした物で、
見るたびにうっとりしては、自画自賛しています。

これには少ししかけがあって・・・

見たまんまですが、新聞挿しを装備しています。
英字新聞なんかを飾るとサマになりそうですが、ここは当然東奥日報です!
それだけでなく・・・

両側の扉を開けると、
あっと言う間に、見せる収納に。
パーテションとして、キッチンと通路を柔らかく仕切ってくれます。

ようやく欠けていた最後の一つがはまり、住宅も完成です。
あとは、本業の外構工事を残すのみとなりました。
この家具は大鰐町のわにもっこさんに製作してもらいました。
何年も前からファンだったのですが、初めて一緒に仕事させてもらいました。
新聞挿しのアイアン(いいアクセントになりました)以外は、
地元で伐採されたナラ材を用いてるのですが、
非常に素晴らしい質感です。
ただ、重量もまた・・・
4人がかりで搬入するのがやっと。
推定120キロ。
長さが3メートル弱あるのですが、分割するのだけはいやだったので・・・。
おかげで美しい木目を持つ天板が出来ました。
出来れば、上に何も置いて欲しくありません(笑)。
地元の木材を使った、一生、代々使える家具。
安かろう、悪かろうでなく、
スクラップ&ビルドでなく、
今まで樹木が成長してきた年数以上の、生涯を全うして欲しく思います。
少しは地球の為になるのかな?
やはり、無垢材はいいですね。
新聞さしあると便利で、今設計中の物件でも依頼ありますが、この家具は絶対に見せられない・・・
見せたらほしくなるから・・・
意外に圧迫感がないのもグッド。
もっと、圧迫感が出てくるのかなと思っていたので・・・
外構できたら、写真とりにいきます。
一眼レフデジカメ譲ってもらったんで!!