バージニア労働者

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八重歯な人々 (歯列矯正のきっかけ - 前半)

2008年03月14日 | 歯列矯正
忘れる前に、何で今頃になって歯列矯正を始めたのか、挙げておきたい。

私は他の写真でもわかるかと思うが、八重歯が2本ある。
左のはそうでもないが、右の犬歯がかなり目立つ。

私がいたころの日本はまだ、今ほど歯列矯正の文化は発達してなかった。

どちらかというと、まだ、「八重歯はチャームポイント」として、扱われていた時代だ。

私が小学生の頃は、松田聖子(でも今彼女の昔の写真とかを見るからに、彼女の八重歯はそんなに大きくなかった)、ハイスクールララバイを歌っていたイモ欽トリオ『普通の子』の長江健次。

少し大きくなってからは、芳本美代子...が私の若い頃の八重歯な芸能人。

そういえば、この方...。



知る人ぞ、知る。
彼女はあの「おにゃんこクラブ」(若い人は知らないだろう)に所属してた子だ。

あの時はまったく考えなかったことだが、(ほれ、やっぱり八重歯が忌み嫌われてなかった時代を物語る)彼女の歯並び、今の芸能界なら即、

NG

だろう。顔は可愛いのに。

そして、時は流れて、芳本美代子も...



矯正し、こんなにキレイになりおった。
        
       ↓



...正直、初めて歯列矯正をした彼女をTVで見たとき、

やられた。

と思った。

自分の中で、八重歯な時代の終わりを感じたのだ。



日本にいるころは、歯列矯正なんて、考えてもなかった。
だって、あの値段だ。どうかすると、新車一台買える金額ではないか。
だから、それほど心配もしてなかった。

それが、アメリカに移動してきてからは、のんきにしてる場合ではなくなった。
と、言っても実際に矯正をするまでに11年も経っているのだから、やっぱりのんきに構えていたのだろう。

年に2回、歯医者でクリーニングと検診をしてもらうが、そのつど医者や助手に、

「矯正しないの?とってもチャーミングなのに。もったいない。」

と言われた。

とってもチャーミングなのに  もったいない

と言われて、「はい!それでは矯正やっちゃうわね!」と、勢いで行動に移せるほどのバイタリティーを、私は持っていなかった。
それに、頭のどこかで、そんなうれしいセリフは、歯並びが悪い人にはみんなに言っているのだろう、とひねくれて考えていたのも事実だ。

その事実に錘をつけるがごとく、行動に今ひとつ移せなかった理由に、どこの歯列矯正を選べばいいのか、さっぱり分からなかったこともある。

イエローページなど広げてみると、まあ、あるわ、あるわ!
歯列矯正歯科がありすぎて、広告を見るだけで、面倒になってきたのだ。

では、なぜ、突然に、歯列矯正を始めようと思ったか?

それは私も思いも拠らない出来事だった。

To be continued...(後半へつづく)



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