ねぇさん日記

ねぇさんの「寝言は寝て言え!」的酔っ払いのつぶやき
<2004.10.29~>

甘え

2006-02-28 10:36:45 | 日記
先日、実家に帰ったとき、母と二人きりだったので、
そんな機会も滅多にないし、とじっくり腰を据えて
普段父がいるときにはできない話や、
昔の話、病気の話、夫婦の話、結婚の話、老後の話など、
まぁいろんな話を女同士で語り合った。

中でも印象的だったのが、小さい頃(幼稚園~小学校)の自分の話。
当時の父はちょうど今の私くらいの年齢で、仕事に多忙な毎日。
家にいる時はいつも難しい顔をして煙草の煙をくゆらせながら何かを考え、
原稿を書いたりしていたので、
子供心に「近寄っちゃいけない」というオーラを感じていた

母は、と言えば、父方の祖父が10年間ほど寝たきりの生活だったため、
家にいることは少なくて、実際に母の役目を果たしてくれていたのは、
住み込みのお手伝いさん=キクちゃんだった。

なので、私の記憶の中の甘酸っぱい思い出というと、
キクちゃんが登場することが多く、
その温もりや匂い、も彼女のものなのかもしれない

そう言うと母は悲しそうな顔をするので、
当時も今までもあまり言ったことがなかったのだけれど、
それ故にわたしは「手のかからない子」をどこかで演じていたし、
「甘える」ということをしない「子供らしくない子供」だった。

そんな幼少期を過ごし、
そのまま「人に甘える」という術を知らないまま大人になった私。

ここ数年で気付いたのは「私がずっと抱えていたのはさみしさだったのかも」
というすごく単純な感情だった

今更ながらに「さみしさ」に気付いても、その対応には困るわけで。
甘えたくても甘えられる人がいつも横にいるわけではないし

でも「甘えを持つ」というのと「甘えられる」というのは大きく違う。

自分を晒し、人に甘えられなければ、人を受け入れられるわけもない。

ホントに心を許せる相手が1人でもいれば・・・と思うのは
やっぱり年をとったせいからか。
それとも年をとらないとわからないことなのだろうか

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっとぉ~っ!

2006-02-27 12:06:50 | 日記
我が家のインターネット環境をADSLから光に替えることにした。

実は一昨年の秋に、今のマンションに引っ越したときに、
「光」に替えようとネットから手続きをしたものの、
2ヶ月経っても3ヶ月経ってもなんの音沙汰も無く、
いい加減首が伸びきってしまった私は、NTTに連絡してみたところ、
「それなら申し込み解約の手続きをとってください」とのこと

そのあまりにもあっさりした心のこもっていない態度に呆れ果て、
もう二度と「光」にはしない!と心に固く誓ったはずだった

これに関しては、たぶん当時の日記で愚痴ってると思うのだが、
探し出すのが面倒なので、そのあたりはすっ飛ばすことにする

で、なんで突然の趣旨変更?ということになるわけだが、
先々週の週末、ちょうど夕食の用意をしているときに、
ピンポーンとインターホンが鳴り、出てみるとNTTさん。

電話帳の回収だとばかり思っていたら、
「光に替えませんか?」という営業だったようで、
事の次第を説明して「気分が悪いので替える気はないのだ」と言うと、
「申し訳ありませんでした。今なら即対応させていただきますので!」と
インターホンの画像でもわかるほど深々と頭を下げるNTT営業マン

いやぁ~、そこまで謝ってもらわんでもえぇねんけど…と
単純な私は心の中のわだかまりもかなり解けてきたのだが、
なんせ夕飯の仕込みの最中で、時間がない!と言う私に向かって、
「ほんの2~3分で済みますから!」と顔に似合わず押しの強い営業マン。

それならちょっとだけ…とマンションのドアロックを解除して、
直接話を聞くことにしたのだった。

もうそうなれば向こうは水を得た魚も同様、
通信スピードは速くなるし、今の料金よりも安くなるし、
話を早く終わらせたい、というこっちの気持ちも相まって、
話を始めてから10分程度かかって、申し込み用紙にサインする私

工事日の打合せなどするのに、何時ごろお電話しましょうか?という彼の問いに
「平日の夜8時過ぎなら落ち着いているのでその頃に」と自宅の電話番号を記入した。

なのに!なのにだよっ!
それ以来、NTTの別部署のおっちゃんが
「書類は送ってもらえましたか?」とか
「まだつかないんですけど、ホントに送ってもらえましたか?」とか
「書類には書いてもらってると思うんですけど、
メールアドレス教えてもらえませんか?」とか
それって今聞かなアカンことなんかいな?と思うようなことばかりで
仕事中に私の携帯に電話してくるのだわ。

「夜の8時頃に自宅に電話してくれ!って言ったんだけど」と言うと、
「はぁ~、その頃はもういてないもんで」とおっちゃん
たしか9時までは大丈夫、って営業マンは言ってたのに

「どうして私の携帯を知ってるの?」と聞いてみると
「前に出してもらってた書類に書いてあった」とのこと。
今回は「自宅で」って言ったでしょ~

最後にそのおっちゃん「あのー、お名前○代さんと書いてあるんですけど、
これって男性ですか?」だと
「わーたーしーでーすー」

またまた不信感が募るNTT

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の気配

2006-02-26 13:32:52 | 日記
実家の父が昨日からハワイに一週間ほど行って留守なので、
昼過ぎに美容院に行った帰りに実家に寄って、
久々に母と二人で近所の串揚げ屋さんにでかけた。

私はワイン、母はお茶
女同士たわいもない話をしながら串揚げを食べた

おととしの夏ごろから鬱病で苦しんでいた母だが、
私より2本だけ少ない数の串をペロリと平らげ、
食欲もずいぶん出てきたようだった。

ホントなら父と一緒にハワイに行くはずだった母。
無理をして元気なフリをすることをやめて、
今回は留守番をすることを選んだようだ。

父は「お前が一緒に行かへんかったら、薬を飲むのを忘れるやないか」などと
訳のわからん駄々を最後までこねていたようだが、
そうやってたまに離れてみるのもいいんじゃないかと思ったりする

串揚げ屋さんから帰ってきて、
そのまま台所でまた座り込んで焼酎を飲みながら、
昔のこととか今まで話さなかったようなことなんかを
二人でいろいろ話したりして…土曜の夜は更けていった

写真は実家の庭にある梅の花。
ここ数日の暖かさで蕾が膨らんできた。
春の足音はそこまで近づいてきてるようだ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クールビューティー

2006-02-25 09:44:20 | 日記
テレビではフィギィアスケートのエキシビションをやっている。

暗くなったスケートリンクにはさまざまなライティングが施され、
それによってできる光と影の妙は最高のエンターテイメントを
よりいっそう高めている

たとえるとするならばフランス料理フルコースのデザートのような、
旅行の最終日のような、その豪華な非日常さは嬉しくて楽しいのだけれど、
これで終わってしまうのかという一抹のさみしさを感じつつ…

荒川静香が金メダルをとったことで、
彼女の特集番組が放送されているのを昨日チラっと見た。

「女王」と呼ばれた彼女にも栄光と挫折の日々があり、
一度萎えた気持ちをオリンピックに向けてまた高めて技術を磨き、
直前でのコーチ・音楽・振り付けの変更、など、
普通では考えられないような挑戦をすることによって、
今回の金メダルがあったのだ、と。

それは考えられないような努力によって裏打ちされた
本物の力があるからこそできることであって、
「クールビューティー」と言われてきた彼女には
実はとんでもない「熱いハート」があるからこそ、
あの気高い美しさと完璧な演技ができるんだろうなぁ~

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の話題は・・・

2006-02-24 09:09:58 | 日記
「おはよう♪」の挨拶のあとは「荒川静香の金メダル」で盛り上がるね~♪

いつもより1時間早い5時10分に目覚ましをセットしていたが、
逸る気持ちを抑えられず、4時頃から何度も何度も時計を確認して・・・

ミキティの4回転挑戦をLIVEで見た。
こけるだろうなーという不安はやはり現実のものとなり、何度もこけた
 
緊張の糸が一瞬ほどけて、睡魔が襲ってきそうになったので、
勢いをつけるためにシャワーを浴びた。

準備万端整えて荒川静香の演技を待つ。
氷上に降り立った彼女はまわりの空気が他の人と違うように感じられ、
凛とした美しさをまとい、ミスをするんじゃないか?という不安なんて
まったく感じられないようなオーラを放っていた

続く村主章枝も芸術的な演技で観客をひきつけた。
難度の高いスピンやジャンプがなかったということで、
ジャッジの判定は思うように伸びなかったが、
荒川静香に引き続いてスタンディング・オベーションが起こり、
彼女の表現力のすばらしさを世界が認め、称えた

結果は荒川金メダル、コーエン・スルツカヤに続き、村主4位。
私的には荒川・村主のワンツーなんだけどなぁ~

実力だけでは勝てないオリンピック。
参加することに意義があるのかもしれないが、
やはりメダルは欲しいもんね~

おめでとう!お疲れ様!
寝不足気味の朝も今日までかと思うと、なんだかちょっとさみしいけれど・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑門来福

2006-02-23 10:17:31 | 日記
去年、浅草に行った際、
商店街を歩いていたらゲーセンの前に200円だかなんだかで
千社貼札を作ってくれるゲームの機械が置いてあったので
嬉しがりの私は早速「ねぇさん」でマイ千社札を作ったのであった。

絵柄やフォントのタイプなどいろいろ選択肢があって、
名前の上に乗っける四文字熟語みたいなもんも選べるようになっている。

元来「決断力」に欠ける私はアレコレ悩むのもしんどいので、
何十種類もの中からパッと見の直感で選んだのがコレ「笑門来福」だった。

昨日、何の気なしにその時作った千社札シートを見ていたら、

笑門来福
 どんな困難な状況であっても笑顔を絶やさず、
 余裕をもって接すれば必ず道は拓けるものです。

と書いてあった。

ふむ・・・直感で選んだにしては、なかなかいい言葉やん
笑顔でいこうぜっ!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早起き

2006-02-22 10:55:59 | 日記
明け方4時。
外はまだ夜の気配に包まれている

テレビではトリノオリンピックの最後の華とも言える
フィギュアスケートの女子シングルショートプログラムが始まっていた。

期待してない!と言えばウソになる。
マスコミが作り上げた今から思えばお気楽とも思えるような
「メダル予想」はことごとくはずれ、未だに日本勢はメダルなし、なのだから。

そんな中「カーリング」「スノーボードクロス」
「バイアスロン」「エアリアル」など
日本が参加していようがいまいが、勝とうが負けようが、
単純に見ているだけで「おもしろい!」と思える競技にたくさん出会えたし、
あと数日でこのお祭りが終わってしまうのか、と思うと
やっぱりさみしいような気がするのは、
なんだかんだ言いながら、結構ドップリはまっていたからなのかもしれないなぁ~


さて、女子フィギィアのトップバッターは4回転ジャンプで話題の安藤美姫。
ん?この衣装はちょっとイマイチやなぁ~、などと思いながら見ていると
最初のコンビネーションジャンプで痛恨の着氷ミス
え?ここでミスしてるようじゃー4回転なんて飛べないんじゃないの?と
不安な気持ちになるが、本人は案外スッキリした表情だったようだ。

間で少しウトウトしていると、二番手の荒川静香登場

ミキティはやはり高校生らしい初々しさというか、
まだ女の子っぽい雰囲気が漂うが、
静香姉さんは流石「女王の貫禄」とでも言おうか、
堂々としたスケーティング。すばらしい
この時点でトップのスルツカヤに僅差での暫定二位となる。

そして日本勢のラストは村主章枝
彼女には派手なジャンプがあるわけでもないのだが、
豊かな表現力で観客を魅了する点では一番の実力者ではないだろうか。

「大人の色香」というか八の字眉毛でなんとも切ない雰囲気を漂わせつつ、
村主ワールドをつくりあげ、すばらしい出来で暫定三位

このあと、アメリカのコーエンがノーミスの演技でトップに躍り出たため、
それぞれ一つずつ順位を落としはしたものの、
荒川・村主ともに60点以上をたたき出し、ショートプラグラムを終えたのは、
フリーで十分にメダルを狙える位置と言えるだろう

ふむ・・・また明後日も寝不足の朝だな~~~

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いやはや・・・

2006-02-21 09:24:47 | 日記
すごかった!ほんでもってチョー惜しかったね~、カーリング

今回のトリノオリンピックでは注目されていた競技で
ことごとくメダルが取れず、「このままではメダルは無理かも?」
なんてちょっとブルーな気持ちになったりもしていたのだけれど、
カーリングを見てたら「メダルなんて別にえぇやん」って思えたわ~

モーグルとかハーフパイプとかフィギィアとかジャンプとか、
まぁ他にもいろいろあるけど、あれって技やスピードだけでなく
「採点」ってものが順位を決めるようで
それがなんだか釈然としないというか、スッキリせぇへん部分があるけど、
その点、カーリングってハッキリしてるもんね。

スポーツと言うには地味で時間もかなりかかるけど、
ある意味、今回のオリンピックで一番前のめりになったかもしれん

そういえばハーフパイプの今井メロ選手は私の住む町在住らしい
なんかそういうのってすごい親近感が湧くし、
別に知り合いでもなんでもないんやけど、やっぱ頑張って欲しいと思うし、
たとえばそれがこの小さな地域ではなく、
「大阪」でも「関西」でも「日本」でも同じことなんだと思う。

同じ民族、同じ人類で、たとえまったくの他人だったとしても、
テレビの前で正座をして応援したり、感動の涙を流したりできるというのに、
また一方では悲しい事件も毎日起きるのが現実で・・・

自分の思うように行かないから、邪魔だから、というだけの理由で、
後先考えずにまるでゲームの世界のように簡単に人を殺してしまう。
テレビではそんな報道が途切れることなく流されている

「西遊記」じゃーないけど「なまか」を大切にしなきゃ~ねぇ~

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

兵どもが夢のあと

2006-02-20 13:36:29 | 日記
たくさんの方に集まっていただき、「大阪三人会」も無事終了しました。
いや、ホンマ会社の人やら友人・知人、親族郎党・・・ありがとぅね~♪

このセミナーを通じてなにか一つでも心に響くもんがあればいいと思うし、
またこういう集まりが繋がっていくことを願ってます。

今回は不特定な年齢層、職業、性別の参加者だったので、
お話される側もいろいろと大変だったろうと思います。
ジオさん、桃さん、ありがとうございました。

そしてそしてなんとも不恰好な演台と出囃子の途切れっぷりにもめげず
おもしろい落語を聴かせてくれた遊喬さん、ありがとう!
一番うしろの席で大笑いさせてもらいました。

セミナーが終わって、身体中の毛穴からいろんなもんがふわ~っ!と
出ていったような感じがして、これも一つの達成感なのか、と思いつつも
また次のイベントを考えないと!という焦りのようなもんも同時に感じてました。

そんなこんなで懇親会ではまたまた楽しくワイワイと飲んで騒いで、
次の日に気づいてみれば太ももに青あざ、ひざは腫れ上がり、
履いていた革のパンツは破れていて、聞けば階段で大コケした、とのこと

痛みはあとからやってきました
でも、なぜかこのあざを見る度に、三人会のことを思い出して、
1人で「ふふふ」とにんまりしている私もいたりして・・・不気味だわ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日は・・・

2006-02-19 14:30:57 | 日記
「大阪三人会」だった。

いやぁ~、終わっちゃったよ。
このイベントに向けてここしばらくいろいろ考えたり、動いたりしていたので
「祭りのあとの寂しさ」っつぅか、なんか放心状態

そのせいか、ちょっと寒気と吐き気がして調子悪い。
風邪か?二日酔いか??

ってことで、とりあえず更新して寝ることにする

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする