みちくさ茶屋

いらっしゃいませ。どうぞごゆるりと。

メッセージ

2013-12-29 | people

ちかちゃんとのおつきあいは、もう15年になる。
昔いた編集部で、一ヵ月だけ一緒だった元同僚。
その1ヵ月にそんな濃い関係が築けたわけではなく、
物理的に離れてからじわじわと仲良くなって、
いつのころからか、なくてはならない大切な友達になった。
この人生で、ちかちゃんという親友を得たことを、
私は我ながら「でかした!」と思っている。

ちかちゃんは業界では名の知れた敏腕編集者で、
仕事の面でも学ぶことが多い。
私は今年、いろいろ経験した末、
「もう私自身が『編集者』の肩書を名乗るのは難しいかな、
執筆専門でいきたいな」と思い始めているので、
ちかちゃんの編集者としての意見や発想がますます貴重になった。

そんなちかちゃんとの逢瀬は、年に1~2回というところだ。
以前は不定期に平日ランチに出かけていたんだけど、
ここ数年は、年末に忘年会みたいな感じでちょっと豪華に
食事することが恒例化しつつある。

今年、ちかちゃんがセレクトしてくれたのが
中華街ローズホテルのブラスリー・ミリー・ラフォーレ。

びっくりするくらい美味しくてゴージャスで、
「えっ、それでこのお値段?」という驚きの連続だった。


前菜

このあとパスタがあったんだけど写真撮るのを忘れた。


お魚


お肉


デザート

で、このあとに「ホールケーキがくる」というのは知っていたんだけど、



なんと、ちかちゃんからのメッセージ入りだった…


いやもう、泣いたね。
うん、やられましたよ。
ちかちゃんって、時々「女子」というより「王子」っぽいことしてくれるんだよなぁ。

今年は、春から仕事での変化がめまぐるしくて、
ほんっっとに、いろんなことしていろんな気持ちを味わった。
2013年は「仕事って何?」を考える1年だったといえると思う。

12月過ぎて、ようやく形も気持ちも落ち着いてさっぱりして、
晴れ晴れとちかちゃんと忘年会だ~ってこの日にウキウキ臨んだのだ。
だから、このメッセージは本当に心に響いた。

ちかちゃんだって、今年は大げさでなく歴史に残るほどの功績を遺した年。
私のほうこそ、ちかちゃんをお祝いしなくちゃいけなかったのに、
何も用意してなかったことをしごく反省。

来年もがんばるよ、またこんなふうに会いたいから。


食後のジャスミンティー。
花がふっくらと咲きました。