速弾きとは、ギターなどにおける演奏技術の1つであるが、とりわけスピード感を強調したロックにおけるエレキ・ギターの速弾きの意義は大きい
古くはブルースを基調としたEric Clapton、Jeff Beck、Jimi Hendrixなどがその代表とされ、その後クラシック的要素を取り入れたRitchie Blackmore、Randy Rhoads、Yngwie Malmsteenなどが登場、速弾きの概念も大きく変化した
より速く演奏できることがロック・ギタリストへの高い評価となった
一方では速さがむしろダサいという反動が生じ、速弾きを行わないギタリストたちも支持されるようになった
現在は、単なる速さよりも正確であることや秀逸なフレーズ(メロディ)であることが重視されつつあるという
時代がようやくマイケルに近づいてきたと、嬉しく思う
勿論、当時から速弾きギタリストのひとりとして、その正確無比なピッキングは群を抜き、評価されてもいた
しかしながら、速く弾くことが善しとされていた80年代中期から後期にかけての彼は、むしろ注目されなくなっていた...
McSGの時代である
ところで、私はマイケルを速弾きギタリストとして認識したことは1度もなかった
その卓越したメロディセンスが際立ち、速く弾いても“必要性のある速さ”ゆえに、取り立てて“速い”というイメージは残らなかった
それは―
例えばクラシック音楽にも速弾きが顕著に見受けられるが、ある場面で素速い演奏が行われても、
決められた譜面どおりに弾いているため、却って“速弾き”とは感じない―という感覚に似ているかもしれない
あくまでもマイケルはメロディアスなギタリストなのである
本人も、そうであろうと意識しているのもまた事実である
ちなみに、マイケル以外ではリッチーやランディ、ゲイリーなどのいわゆる叙情派ギタリストは、彼らも勿論速弾きギタリストの代表ではあるが、速さを意識したことはない
私が速弾きギタリストと言われて最初に頭に浮かぶのは、Edward Van Halenである
速弾きギタリスト=テクニカル・ギタリストのイメージが強い
そのためか、当時この言葉はあまり好きではなかった...(ぽそっ)
昨日、入眠ミュージックに『No Heavy Petting』を聴いていたのだが(←却って眠れなくなるんじゃ?という突っ込みはなし!(笑))、
“マイケル、速弾きしてる~☆”
“マイケルって、若い頃はがむしゃらに弾いていたんだ”
“がむしゃらだけど...やっぱり違う~”
などど、今更ながらの感動を覚えた私であった
速いフレーズでも、速弾きというよりは溢れるパッション、という感じですよね。
そこが90年代以降のイングヴェイ等の無駄な速弾きと違うところだと思います。
ところでエディは確かにテクニカルとは言えますけど、
よく聴くと、タッピング以外のいわゆるゲイリーやイングヴェイ的速弾きはそんなにしてないんですよ。
ソロ自体もコンパクトですし。
本気出したらメチャクチャ速いですけど、
実は、印象的で多彩なフレーズと表現力で勝負しているギタリストだと思います。
ただ、個々のフレーズはそんなに難しく無いんですけど、組み合わせ方が個性的で、通して弾こうとすると恐ろしく難しいんですよね。
また、あのわめき叫ぶような音の表現力も、そうそうマネできないところです。
その辺がエディのスゴさだと。
凄まじい、表現力の人、結構います。
テクニックで言えば確かに重要、
でも、聴かせる、かっこいいソロその他に
素晴らし速弾きギタリストも良いですよ。
メロディアスではなくても。
と、いうか、HR/HM界のギタリストは
基本、皆、早弾きですしね(笑)
因みにキャプテンネモは早く聴こえるかは不明ですが
「鬼」でした。TRYしましたが、
挫折した・・・21のあの頃・・・。
今では早弾きにはこだわらなくなりました
マイケルの速さでも十分過ぎるぐらいです
特にbijou pleasuretteの粒の揃った
ピッキングはため息がでてしまいます
でもマイケルのソロは どちらかというと
ゆったりと歌い上げる様なソロが好きです
だから以前micha*さんがlove to loveの
真ん中のソロに無駄な音がひとつも無いと
コメントされてたのが凄くうれしかったです。
因みにイントロのギターのメロディにも泣けてしまいます
そーそー、そーなんです!
そのパッションが、たまらないんですっ☆
>エディは確かにテクニカルとは言えますけど
>実は、印象的で多彩なフレーズと表現力で勝負しているギタリストだと思います
なるほど~☆
エディに関しては、Van Halenの1stを一聴した時に感じた印象ですので、
よく解っていないと思います...(^^;;
Eruption (暗闇の爆撃)が、いかにもそれっぽくて、とにかく衝撃的でした☆
なるほど~☆
色んなタイプのギタリストがいるから、面白いんでしょうね♪
Captain Nemoは、譬えるならジャズ/フュージョン系のイメージで、
Into The Arenaは、クラシック系のそれでした
で、正直前者は苦手だったんです..(^^;
遙ちゃんのおかげで?、見直しました!!
Captain Nemo、カッコイイです☆
ちなみに、Captain Nemoを聴くとRock Todayを思い出します(笑)
ロック・ギターを始めた少年は、皆そうだと思いますよ
そして、ある程度こなせるようになると自分の方向性みたいなものが
見えてくるんでしょうね(^_-)
>特にbijou pleasuretteの粒の揃ったピッキングはため息がでてしまいます
ですよね~~☆
ガラス細工のように繊細で美しいギター・アンサンブルの妙は、いつ聴いても感動的です
この曲は、私のテーマ・ソングでもあります!(笑)
(以前、記事にしました)
>以前micha*さんがlove to loveの真ん中のソロに無駄な音がひとつも無いと
>コメントされてたのが凄くうれしかったです
ありがとうございます!
ですが、あの...そんなコメントをしたことがありましたっけ??
(忘れてます..(^^;;)
実は、今日仕事が終わって帰宅後にLove To LoveやTry Me、
High Flyerなどのバラード系を聴いていたのですが、切なくも美しい、
そのゆったりと謳い上げるが如くの叙情的ギターにひたすら酔い痴れました..
マイケルと出会って、つくづく良かったと改めて思いました