misty green and blue

Life is like an onion...

In Search of the Peace of Mind

2021-03-17 | michael schenker

MSG結成40周年・音楽活動50周年にあたる2020年 ―
コロナ禍の影響で3月の来日公演が止む無く中止となったマイケルだが、臆することなくレコーディングに挑み、アルバムを完成させる等、彼自身は頗る前向きだ

一年がかりで準備を進め、最大規模となるはずだった日本公演の中止は、マイケルに多大なる悲痛を齎したが、音楽人生のきっかけとなったアルバム『Lonesome Crow』のリリースが1972年と知らされた彼は、“2021から2022年が記念すべき年、2年の猶予がある”と気付いて奮起、その熱い活力は『IMMORTAL』に反映され、15歳で初めて曲作りを行なった“当時のエネルギーとメロディ、情熱を取戻した”のだと言う
つまり、“半分アマチュアだった”マイケルが50年前に手掛けたIn Search of the Peace of Mindは、“マイケル・シェンカー・ミュージックの集約”と位置付けてるのだ
実際、自身の“半世紀の奇跡を集約”した、新たな“51年目の夜明け”を告げるべく、新譜にはニューヴァージョンが収録されている

レコーディングに際しては、“MSFのような大所帯”にするつもりはなく、当初は“Ronnie Romeroに全曲歌わせたかった”ようだが、彼の都合やコロナ禍で思うように捗らず、結果的にはMSFに引けを取らない豪華メンバーが集う“オールスター・アルバムになってしまった”そうだ
しかしながら、単なる“顔見せのための‘ゲストのためのゲスト’のプレイではない”ことも、力説している

MSG結成40周年・音楽活動50周年を祝うに相応しい『IMMORTAL』の完成 ―
期待は膨らむものの、未だ聴く勇気がない

In Search of the Peace of Mind
プログレ的要素のあるこの曲を初めて耳にしたのは、マイケルにハマってUFO、SCOROPIONSと遡ってアルバムを聴くようになった頃 ― 80年代半ば以降だったと思うが、正直あまり好ましい印象ではなかった
どことなく陰鬱な旋律に気持ちが塞ぎ、タイトルに込められた“安息”とは程遠く、むしろ敬遠していた...

In Search Of The Peace Of Mind / Scorpions
 


「我が青春のマイケル・シェンカー」と題して巻頭特集を飾るPlayer 3月号
申し訳なくも、インタビュー記事の中で気になったのが、以下の文面だった
“愛車のMercedes-AMG GT”
“エミは母親の看病で日本にいる”
“彼女はベースも弾く”

かつての愛車はMercedes Benz 450SL
現在の愛車はMercedes-AMG GT
ベンツ好きは今も昔も変わらないようだ
ロングノーズ・ショートデッキのクーペスタイルを好む私としては、個人的にもちょっと嬉しい

プライベートな話を好まないマイケルがパートナーのエミさんについて積極的に?語っていたことが、意外だった
それ以上にお母様の病状も気になった
今は快方に向かい、生活を共にしているのだろうか

エミさんは演奏者(ベース弾き)であると知り、俄かに彼女と出会ったきっかけを知りたくなった
彼女もかつてはバンド活動を行なっていたのだろうか



ようやくマイケルのインタビューを読み終えたばかり
果たして特集記事を読み終えるのは、いつになることやら....


最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みち)
2021-03-23 03:45:09
こんにちは!
Playerの記事、待ってました (^-^)

micha*さん、新譜まだ聴いてないのにはびっくりしました。
私はかなり気に入ってヘビロテで聴いてますよ〜
私、今まで歴代ボーカルの中ではドゥーギーが一番好きだったんですが
今はロニーが一番です。
前作でブッ飛んで、「何この人、むっちゃうまいやん!」「なんで一曲だけやねん!」
って思ってたので、今回本当なら全曲彼が歌うはずだったのに
コロナの悪影響がここにも・・・残念です・・・

私も暗い短調の曲が好きなんですがロンサム・クロウのときの
In Search of the Peace of Mind
はちょっと苦手でした。でも今回のはかなり好きです。

マイケル、エミさんいなくてもちゃんとご飯食べれてるのかな?
コロナ渦で里帰りって2週間自己隔離とか色々大変だったんじゃないでしょうか?
私も今親に何かあったら、どうしようと時々思います。
Unknown (みち)
2021-03-23 09:12:45
あ、今思ったんですが、マイケルとエミさん、
あの「サタデーナイト」のビデオに出てきたブライトンのスタジオで練習してる時、知り合ったとか?
やっぱりエミさん、マイケルの事マイケルと知り合う前から「マイケル・シェンカー」の事知ってたんでしょうか。
ラルフのこと勧めたのもエミさんだそうですし、ロック聴くっていうことで・・・
◇みちさん (micha*)
2021-03-24 12:00:33
お待たせしました(^^)/
楽しみにして頂いたにも拘わらず、中途半端な記事になってしまい、すみません<(_ _)>
続編がありますので、乞うご期待!

....そうなんです、未聴です(^^;
みちさん、ヘビロテですか〜
ニューヴァージョンのIn Search of the Peace of Mind、苦手だったオリジナルよりも手応えがあったようなので、グズグズしていられませんね(笑)

精神的に安定しているのか、食事を含めた健康管理は徹底しているみたいです
肉好きだったマイケルが魚を好むようになったのは、エミさんの美味しい手料理のおかげかもしれませんね(^_-)

ちなみに、エミさんと出会ったのはもっと前 ― 2006年前後ではないかと思います
公私ともにパートナーになったのはもっと後のことかもしれませんが、仕事上のサポートを始めたのはその頃だと思います
何故なら約2年後(2008年頃)のマイケルはホームレスのような風貌から別人のようにカッコ良く変貌を遂げていたのが、何よりの証拠です!(笑)


健康第一!
改めてしみじみと痛感します
Unknown (みち)
2021-03-25 03:19:30
> ニューヴァージョンのIn Search of the Peace of Mind、苦手だったオリジナルよりも手応えがあったようなので、グズグズしていられませんね(笑)

YouYubeのコメントでもみんなかなり高評価ですよ。

> ちなみに、エミさんと出会ったのはもっと前 ― 2006年前後ではないかと思います
公私ともにパートナーになったのはもっと後のことかもしれませんが、仕事上のサポートを始めたのはその頃だと思います
何故なら約2年後(2008年頃)のマイケルはホームレスのような風貌から別人のようにカッコ良く変貌を遂げていたのが、何よりの証拠です!(笑)

あー、そうでしたね。以前Ritchie Blackmore Arakiさんのサイトで2007年のconcert reviewのとこ(だったと思う)
でマイケルのせいではないけど当時ツアマネがトンヅラしたり、
ボーカルとベースのアメリカ人が喧嘩したりでツアーがボロボロで、
「マイケルのnew girl friend(多分エミさんのこと)にツアーはいつもこんなにひどいのかと訊かれた」
と関係者が言ったって書いてあった記憶があります。あ、でもうろ覚えです。

やっぱりミュージシャンってパートナーにもミュージシャン選ぶ人が多いみたいですね。
Paul Gilbertの奥さんも日本人で名前もエミさん!だし。
こちらのエミさんはキーボード奏者でよくポールともコンサートで共演してますよ。
ようつべにも画像多数あります。

Marty Friedmanの奥さんも日本人でチェリストだし。

あ、ぜんぜん関係ないけどマイケルって小指使わない(手が大きいから?)ので有名じゃないですか、
でもPaul Gilbertも身長193で手も超大きいみたいだけど、小指多用してますよ〜。
早弾きする彼の左手は蜘蛛の足のようです(笑)
訂正 (みち)
2021-03-25 05:54:17
足→脚
◇みちさん (micha*)
2021-03-26 11:36:56
>Paul Gilbertの奥さんも日本人で名前もエミさん!だし。
そうなんですね!
余談ですが、私の中学時代の親友もエミという名で、しかも国際結婚でした

新譜の制作にあたり、“色んな音楽を聴く”エミさんの助言がvo.探しに役立ったようですが、みちさんのおっしゃる通り、彼女がマイケルの名を彼と知り合う以前から知っていたのかどうか、ちょっと気になります(笑)

ところで、みちさんは歴代vo.の中ではドゥーギーがお気に入りだったとのこと
だとすれば、彼が係わりのあったTOFのアルバムが一番お好きですか?
Unknown (みち)
2021-03-27 09:33:42
> ところで、みちさんは歴代vo.の中ではドゥーギーがお気に入りだったとのこと
だとすれば、彼が係わりのあったTOFのアルバムが一番お好きですか?

マイケルの作品で一番好きなアルバム・・・これがなかなか一つに絞れないんですよねぇ~
日によって変わります。
とりあえずMSGの最初の4枚、神、神話、黙示録、限りなき戦いは順番つけれないくらい大好きです
神と言いたいところですが、Victim of IllusionとFeels Like a Good Thingが今一好きじゃないので・・・
(私の中で)捨て曲なしってのが神話なので神話かな?
でも黙示録もだーい好きなんで神話と黙示録が同立一位でしょうか。
グラハムの声は黙示録の頃は好きでしたが、MSFのグラハムはあんまり好きではありません。

限りなき戦いは曲は全曲むっちゃ好きなんですが、いかにせんボーカルが・・・
Systems Failingとか聴いてると「もうゲイリーやめてぇ」と言いたくなります。
Red Skyのソロはもしかしたらマイケルのソロの中で一番好きかもしれないです。

Bridge the Gapもすごい好きなんですが Because you liedが今一なので、
捨て曲なしとは言えず・・・

UFOのアルバムでは70年代のはどれも大好きですがWalk on Waterは全曲好きっていうことで
かなり私の中では上位を占めてます。

あともちろんThank youシリーズはどれも大好きです
Thank youって4までですよね?
もう当分アコギは作る予定ないのでしょうか?
New Clear Blastからは作らせてもらえないとか?
◇みちさん (micha*)
2021-03-28 11:59:21
一番好きなアルバムは、ひとつに絞れない&日によって変わるとのことで、MSG初期の4枚の中では『神話』と『黙示録』が双璧を成しているとのこと

マイケルを語る上で『神』『神話』『黙示録』『限りなき戦い』は絶対外せませんよね~(^_-)-☆

>Victim of IllusionとFeels Like a Good Thingが今一好きじゃない
分かる気がします
リズム隊がメインの曲ですものね
本来なら私が好む曲調ではないのですが、何故か後者に関しては理屈抜きに‘カッコイイ’と感じたんです!

グラハムは、その声が広い音域と圧倒的なパワーを持つ故にロックシンガーとして高く評価されていますが、個人的には彼本来の魅力はむしろポップスやAOR等の方で遺憾なく発揮されるのではないかと思います
理由は、過去記事にて実証済で~す?!

>『限りなき戦い』は曲は全曲むっちゃ好きなんですが、いかにせんボーカルが・・・
私もゲイリーはロックシンガーとしては物足りなくて、ライヴアルバムを聴く気になれないのは、その不安定なvo.に要因があります
個人的にお気に入り曲の少ないこのアルバム……ごめんなさい、アルバムとしては今ひとつです
Red Sky、私も大好き!

>UFOのアルバムでは70年代のはどれも大好きで
>Thank youシリーズはどれも大好きです
みちさんは、ファンの鑑です!!

好き嫌いの多い私...
かつて記事にしたこともありますが、“本当は、ロックが苦手?! ”なのかもしれません
Unknown (みち)
2021-03-31 02:30:59
> リズム隊がメインの曲ですものね
本来なら私が好む曲調ではないのですが、何故か後者に関しては理屈抜きに‘カッコイイ’と感じたんです!

Feels Like a Good Thingってやたら明るいじゃないですか?(名前からして前向き!)
なんかマイケルっぽくない気がするし、あのアルバムの中で浮いてる気がして(Victim of Illusionも)・・・
でも2、3年前なんかの雑誌で「スタッカート気味のギターソロがかっこいい」って書いてあったのを読んで「あ、そうかぁ」と納得してからはちょっと好きになりました。
でもいまだにVictim of Illusionはあんまり好きになれません(汗)

> グラハムは、その声が広い音域と圧倒的なパワーを持つ故にロックシンガーとして高く評価されていますが、個人的には彼本来の魅力はむしろポップスやAOR等の方で遺憾なく発揮されるのではないかと思います
理由は、過去記事にて実証済で~す?!

すみません、その記事読みたいので恐れ入りますがリンク張っていただけますでしょうか?
よろしくお願いします (^-^)

> 個人的にお気に入り曲の少ないこのアルバム……ごめんなさい、アルバムとしては今ひとつです

そうなんですよねぇ。今聴くとDogs of War、Systems Failing、Captain Nemo、Red Sky以外の曲は大したことない楽曲なんですよね。
(あとArmed and ReadyとReady to Rockも)
でも高校の時に熱狂的に聴いてた思い入れがあるから、やっぱり私の中では上位に来るんです。

> みちさんは、ファンの鑑です!!

そんなぁ、私のマイケルへの想いはmicha*さんの100分の1くらいですよぉ。
◇みちさん (micha*)
2021-03-31 11:58:39
Feels Like a Good Thingって、私も最初はあまり好きじゃなかったんです...
何がきっかけとなったのか覚えてないのですが、いきなりビビビッと(笑)
同時に躍動感溢れるマイケルのギターも滅茶苦茶カッコイイことに気付いたんです!

>2、3年前なんかの雑誌で「スタッカート気味のギターソロがかっこいい」って書いてあったのを読んで
BURRN! 11月号(2017)だと思います
嬉しくて、記事にしちゃいました(^_-)
https://blog.goo.ne.jp/michaschenker/e/d2d4a3b0540292da13a81b661984b98c

グラハムの魅力について、“過去記事にて実証済で~す?!”などと偉そうな口を利いてますが、単なる私の印象・感想に過ぎませんので、悪しからず
https://blog.goo.ne.jp/michaschenker/e/be5b9a6ddd41cc9a4b6db0db185d8c54

>Dogs of War、Systems Failing、Captain Nemo、Red Sky以外の曲は大したことない楽曲
>(あとArmed and ReadyとReady to Rockも)
めっちゃウケました!
Armed and ReadyとReady to Rock、私も好きではありません
前者が代表曲とされる謂れが未だに理解できません(-_-;

>私のマイケルへの想いはmicha*さんの100分の1くらいですよぉ
またまた、ご謙遜を
私、聴いてないアルバムが結構ありますから、、、、

コメントを投稿