貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

チャッピー追悼の旅

2017-11-25 15:23:25 | 日記
チャッピー追悼の旅

平成29年11月25日(土)

 11月2日に他界したチャッピーの追悼の旅と

称し、霞ヶ浦の旅に出た。

 家内と二人旅も久し振り。

 朝6時に家を出発。

 土浦市の観光には、

先ず「土浦まちかど蔵・大徳」へと

紹介されていたので、観光案内とか、資料など

もいただけるかと一気に・・・・?!

 何せ、晩秋の霞ヶ浦なので、レンコン畑も

霞ヶ浦も皆観光シーズンから外れている。

 そんなこちらの勝手な推測で、取りあえず

地元の観光協会事務局があるというので、

いつもの旅とは違う手法をとる。

 駐車場もゆったり、大徳さんの雰囲気も

私たち好み。

 しっとり!

 ほんと、追悼の旅の初めに相応しい!!!

大徳さんのお店の中にある色紙

「閑かに土に還る」



貴重品



土浦の花火



琴平神社



そして、徒歩で亀城公園へ。



しっとりと落ち着いた公園。

晩秋の気配もたっぷり堪能!

東櫓






晩秋の東櫓









アメリカでは、インディアン・サマー?

2017-11-23 08:15:24 | 日記
アメリカでは、インディアン・サマー?

平成29年11月23日(木)

 今朝は久し振りの雨の朝。

 午後晴れるというので、ウォーキングは

室内を10分程歩き、体を暖める。

 昨日の「小春日和」は、アメリカでは、

「Indian summer」というそうだ。

 辞書を引いてみると、「小春日和」だ。

 「米国北部などの晩秋の暖かく乾燥し、

霞のかかった気候」と追記してある。

 もう一つ、「回春期」という意味。

「万事が順調で若返ったと思われる晩年」

と丁寧に解説してある。


 昔は、この小春日和に、冬ごもりの準備

をしたのだろう。特に、雪の多い地方では。

 私の故郷の伊勢の方では、槇や柴、藁など

子どもも一緒に、山や庭や小屋で揃え、

山積みに・・・・。冬支度だったのと、

新たな年を迎える準備をしたものだ。

 今は、生活が便利になり、冬支度の

忙しさはほとんどない。

 気持ちだけのせわしさだけが残っている

ようだ。

 インディアンサマーというのは、

インディアンが冬ごもりの仕事に精を出す

日和から生まれたのであろう?

 勤労を感謝する日に、こんなことに出合う

なんて、何とグッドタイミング!

 どっちかというと、今の私には、

「回春期」のほうがあたっているかな?


 暮らしの館という所に寄る。



 急激な社会の変化は、大切なものを喪失。

 それに気づかせてくれた。



 暮らしにとって大切なことを今一度見直すこ

とが多少は生き方を変えるだろう?







そこで、いちご大福が売られていた。



 家でも、この10日ぐらい前、いちご大福を

作って、食べた。いちごとあんこの相性が

とってもよい。

 迷わず購入。味比べをした。

小春と時雨

2017-11-22 08:42:29 | 日記
小春と時雨

 今朝は、冷凍庫。よく冷えた。

 霜もしっかり降りた。

 小春日和になる朝。

 朝日!これから散歩!



木枯しも暫し息つく小春かな 野水

 倉嶋さんによると、

11月、霜月は木枯し、時雨、小春日和の

繰返し、そして冬に向かう月だそう。

 虻や花蜂、姿を消したと思っていたら、

小春日和に再会。窓にぺったりの虫もいる。

 野原には、タンポポやツツジなどの返り

咲きも。コスモスは桃色に色を変え、凜と

咲き続けている。

 小春日和を堪能できる日も今暫く?

 小春は小六月とも呼ばれているらしい。

 夕陽(せきよう)のさすがに寒し小六月

               鬼貫

 そして、時雨。

 「西の田の面に降る時雨

  東に澄める町の空

  二つの心のすべなさは

  人間のみと思ひきや

  ・・・・・・・・。」

 芥川竜之介の詩「時雨」

 空の一方が晴れて日が差し

他方で雨が降っているのだ。

 時々見かける情景だ。

 この時、虹を見かけることもある。

 時雨虹というそうだ。

 ここ2年、見かけないなあ。

 近いうちに見られることを願い・・・・。

 今日は、小春日和を楽しむことにする。

 ご機嫌よう!

異場所と居場所

2017-11-21 08:23:31 | 日記
異場所と居場所

平成29年11月21日(火)

 「素直・元気、素直・元気・・・・。」

と、今朝もいつものコースを歩く。

 早朝の居場所になっている。

 
今日から逃れられないのに

心は昨日へ行きたがる

そわそわ明日へも行きたがる

今日は仮の宿なのだろうか



そこから逃れられないのに

心はこっから出て行きたがる

どこか違う所へ行きたがる

行けばそこもここになるのに


宇宙の大洋に漂う

小さな小さなプランクトン

自分の居場所も分からずに

心はうろうろおろおろ迷子です


 これは谷川俊太郎の「心の居場所」。


 明日は「いいふうふ」の日だな。


さて、黒羽の雲巌寺。

 二度目の参拝だ。

 近くに、雲巌寺の公民館もあった。



 雲巌寺は、八溝山地のふところ深く、

清らかな渓流に沿う境地にある臨済宗

妙心寺派の名刹だ。

 筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の

興国寺と並んで、禅宗の日本四大道場と

呼ばれているそう。

山門には





と左右に筆字が記されている。

本殿 参拝







雲巌寺配置図



 山門の正面にある朱塗りの反り橋を渡

って石段を登ると、正面に釈迦堂、獅子

王殿が一直線に並ぶ代表的な伽藍配置と

なっている。

雲巌寺由緒



経堂



鐘楼



 また、松尾芭蕉が奥の細道紀行で立ち

寄った寺院としても知られ、寺域には

当時の住職であった仏頂禅師と芭蕉の

歌碑がある。

仏頂和尚の歌碑?



 歌碑には

竪横の五尺にたらぬ草の庵むすぶもくやし

     雨なかりせば  (仏頂和尚)

芭蕉句碑



「啄木も 庵はやぶらず 夏木立」 

             (芭蕉)

の句が刻まれている。

 なお、この歌碑は、1803年に建てられた

ものを、1879年(明治12年)に再建した

ものらしい。

ここは私たちのパラダイス?

2017-11-20 08:14:58 | 日記
ここは私たちのパラダイス?

平成29年11月20日(月)

 今朝、橋の上から多摩川を眺める。



 空を数羽の鴨が大きく弧を描いている。

 舞い降りる。川面になだらかに降り、

何事もなかったかのようにすいすい・・・。

 凄い数の鴨の姿が見える。

 ついっと一羽が潜ると、次から次へと潜っ

ていく。

 朝の祝宴か。

 兄弟げんかのようにとりあいっこ?

 それともじゃれっこ?

 戯れている様子もあちこちで見られる。

 一羽の白鷺も仲間入り。

 また空へと十の白い飛沫を立てながら飛ん

でいく鴨も数羽。

 鬼ごっこ?

 水面はいつでもどこでも滑走路。

 そこは、君たちの楽園だね。

 「ほんと、ここは私たちのパラダイスよ。」

 と、体で応えているよう。

 楽園鴨たち。

 楽しい冬が来た!

 白鷺が飛び立つ・・・



さて、さて、

空海さんから黒羽へ。



黒羽: 雲 巌 寺  

2017(平成29)年 6月 2日 10:52~ 

 道路を挟んで駐車場と雲巌寺。

 急階段の上に山門が見える。





 見事な造りである。



 雷鳴が轟き、雨が降り始める。

 修行場の本堂を参ろうとすると、

白い大きな犬の鳴き声。

 放し飼いだ。

「タロー。この犬は噛みつきませんから。」と

住職らしき人の声。

 静けさには不似合いなけたたましさを感じる。

 雲巌寺は、八溝山地のふところ深く、

清らかな渓流に沿う境地にある臨済宗妙心寺

派の名刹だ。

 筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の

興国寺と並んで、禅宗の日本四大道場と

呼ばれているそう。
 
               つづく。