貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

港区: 天現禅寺  

2017-07-08 09:24:55 | 日記
港区: 天現禅寺  

2017(平成29)年2月28日 12:50~

港区南麻布4-2-35

 珍しい名前のお寺の一つか。

 当寺は多聞山の山号が示すように、本尊

として毘沙門天の像(樟の丸木作り、

高さ103.5センチメートル)をお祀りして

いる(秘仏の為、開扉日に公開)。

 毘沙門天は、「多聞山」とも称され、

四天王の一人で降魔相を現じて仏国土と

衆生を守護する願誓を持ち、また、七福神

の中にも入れられた。 

 民俗信仰の対象ともなった。

庭の築山の麓に芭蕉句碑があった。

 伊賀の国花垣の花はそのかみ奈良の八重桜

の料に附されけるといひ伝えければ、と前書し、

「一里は みな花守の 子持かや」 ばせを 

 この句碑の裏に、文政六葵未初冬、

 『其薫四方に満つるや八重桜』 ともある。

 恐らくその頃当寺に有名なしだれ桜があった

と記録されているが、それにちなんで文政の頃

ここで句会が催され、句碑が立ったのではなか

ろうかと考えられているという。

天現禅寺入口



本殿



毘沙門天



珍しい今月のことば「老婆心」



一里塚かな?



芭蕉句碑



「一里は みな花守の 子持ちかや」  ばせを








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