貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

永福稲荷神社 そして東京芭蕉句碑探索紀も完了!!  

2017-07-23 10:59:36 | 日記
永福稲荷神社  

2017(平成29)年3月5日 12:40~

 「えっ、ここが・・・?!」

という印象が鮮やかに蘇る。

  神社のイメージの林や森の鬱蒼とした感

じではなく、日射しをいっぱい浴びてあっけ

らかんとした感じ。

「芭蕉の句碑なんてあるのかな?」

半信半疑で車を入口付近に停車。

 駐車場もない。

「ショウガ祭」と「力士」の由緒が心に

残る。

発光山権五郎関が際立っている。

芭蕉の句は、社殿に隣接して建てられて

いた。

「蝶の飛ぶ ばかり野中の 日影かな」

                 芭蕉

の句碑は、芭蕉一門の女流俳人である、

松原庵星布(あんせいふ)が建てたらしい。

永福稲荷神社



永福稲荷神社と力士八光山との由緒解説



力士八光山権五郎像





芭蕉句碑

「蝶の飛ぶ ばかり野中の 日影かな」



蕉道 『東京芭蕉句碑探索紀』完了!!

 昨年の12月から電車と車を併用して、

東京都内の芭蕉句碑を探索。

 4ヶ月の月日を要した。

 この旅では、印象深かったのは・・・。

 関口芭蕉庵にやっと入庵できたこと、

採茶庵や臨川寺、芭蕉史跡展望庭園等、

過去に3年ほど住んでいた深川とは

違った新たな深川も楽しむことができ

たこと。
 
 寒い冬も芭蕉と芭蕉句碑、そして当時や

それ以降のいろいろな人の活躍など偲び

ながら温かい日々を過ごすこともできた。


 拙い物だが、『古希のより道第7弾』

として、小冊子にまとめることもできた。

 体験が一つの形になる喜びもまた付加

価値でもある。

 たくさんの人に励まされてきたことに

も深謝しながら、次の蕉道へ。

 ほんとうにありがとう!

 心より感謝申し上げます。