おかげさまで【Y1G】は来期、ついに30期を迎えます!
30期は記念大会として開催することが決定しましたので、そのティザーページを公開しました!
みなさまよそしくお願いします。
→【Y1G】30期記念大会のティザーページ
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司会のななたろうの表情がやや物寂しい。
「神予想士として知られるナナロー氏にゴーストヨソラーが発覚した事件の続報です。ナナロー氏と親交があり、自身もヨソウ戦士として活動中。そして今回直接告発した人物であるラス・コペン先生にお越しいただきました。先生、ナナステ」
「え?」
「い、いえ、別に・・・」
のっけから調子を乱すななたろう。
「事件の説明に入る前に、先にヨソウ戦士ついて振り返ってみます。VTRをどうぞ」
画面が説明VTRに切り替わる。
ヨソウ戦士ー。
ゲームソフトの売り上げ予想をする人たちのことを言う。
その人口は売上予想アプリ「ヨソウ&キャメサンズ」の大ヒットによって爆発的に人口を増やしていった・・・。
基本無料(一部課金アイテムあり)でヨソウすることができ、全国のヨソウ戦士と競えるシステムが受け、
国内では前人未到の3500万ダウンロードを達成。
アクティブユーザーは毎週700万人を超えた・・・。
圧倒的人気を誇るなか、その人気を下支えするのがカリスマ予想士として知られる通称「キャメ7」(神セブン
のつもり)だ。
その中でも特に注目を浴びていたのが、天から神ヨソウが降りてくると言い、圧倒的的中率でトップクラスの成績を収めていたのがナナロー氏だった・・・。
ナナロー氏の不正によって、ヨソウ戦士を引退する者が続出。ヨソウ市場は急激に冷え込み、右肩下がりの状態が止まらない。自体は国内経済において深刻なダメージを負ったのであった・・・。
映像がスタジオに戻るー。
「今回ナナロー氏の不正が発覚したきっかけというのは何だったんでしょうか?」
「・・・・・ね○ちです」
「は?」
「彼はわたしがライターの存在を確認した週のヨソウの際、わたしとオンラインゲームで遊んでいました。しかし1時くらいから急に動かなくなったんです・・・」
「ナナロー氏は過去のインタビューで、自分のヨソウは他人に見られたくないという理由で、いつも締切直前にヨソウすると答えていました。寝てしまってはヨソウすることができません」
(2:00を過ぎると他人のヨソウは見えなくなるしくみ)
「ただの寝過ごしの1回や2回なら、発覚することは無かったと思います。しかし彼は大きなミスを犯していたんです・・・」
「大きなミス、とは・・・?」
「遅刻券を全部使い切ってしまっていた、ということです・・・」
「・・・・」
「ヨソキャメでは不正防止の観点から、登録した端末から以外ではヨソウできず、また、締切時間を過ぎてからその週のヨソウに使用する遅刻券(課金アイテム)を買うことはできません。遅刻券を使い切ったあとは予め購入しておく必要があります」
「消費した時点で購入しておこうとは思わなかったんでしょうか?」
「カリスマ予想士としてのプライドだったんでしょうね・・・普段から言ってましたから、『キャメイに捧げる課金は無ぇ!!』って」
「・・・」
「わたしは急いで彼の自宅に向かいました。彼がキャメ7から降りてしまってはヨソウ業界の未来が危ない!なんとか起こしてあげなければ!!との一心で・・・」
「そこでゴーストヨソラーと会ってしまったんですね・・・」
「うっうっうっ・・・・」
「ちょ、ちょっと先生?」
「うっ、うぐっ、えぐっうっうっうっ・・・」
なぜか大泣きしてしまうラス先生。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「せ、先生。最後に一言おねがいします・・・」
「うっ、はい・・・」
「上位ランクの皆さんへ、ぐすっ、できればもっと早くヨソウするようにしてください・・・ううっ・・」
お前も(参考にする気満々やんけ!!)
人に予想を参考にされる立場になるんだっ。