日々想うこと

毎日の生活の中のちょっとした出来事や感じたことを気ままに書いています。

アロマインストラクター終了日でした。

2014-01-21 | アロマ
今日はリフレインでのインストラクター月曜コースの修了試験の日でした。
結果をお楽しみに♪
本試験までまだあるので、気を抜かないで頑張ってくださいね!


さて、今月1月30日(木)11:00~16:00、袋町のピッコラフェリチタで【サトルボディ基礎講座】を行います。興味のある方、どうぞご参加ください。☆彡

7つのチャクラとそれぞれのチャクラの作り出すサトルボディ(私たちのエネルギーフィールド)について、いくつかのチャクラを活性化するエクササイズを紹介しながら楽しく学びます。

私たちが時々耳にするチャクラやオーラとは、何を表しているのでしょうか? 

目には見えませんが、私たちにはそれらを感じ取り調整する能力が備わっています。

この講座では、色や音などの感覚を使い、自分のチャクラやオーラを実際に感じることを通して、自分のサトルボディに対する理解を深めます。

参加費は8000円です。

オーラって何?
チャクラって何?
それを知ることがどんな役に立つの?

そうした素朴な疑問に丁寧にお答えします!
どうぞご参加くださいね。

Susumu Sakaguchi に瞑想する

2014-01-06 | ピッコラフェリチタ
今日は今年最初のアロマインストラクターの授業の日でした。
試験の3月はすぐにやってきますが、生徒さんたちは、お休みの間にもいろいろなアロマの経験を積んでいらっしゃった様子、学んだ知識を日常の中で実践にうつしているのは、とても頼もしいです!

さて、夕方クラスの後にピッコラフェリチタに寄りました。
静かに坂口登さんの絵の前に座って瞑想。

閉店間際、誰もお客さんのいない店内で、そんな贅沢なひと時を味わいました。


最初にススムさんの絵を拝見した時の印象は、まず、なんと完璧な線だろう!ということ、花や葉の曲線が、すべて完璧であるということ。

そして次にはその色彩です。あでやかなその色彩が、とても日本的に思われたことでした。

椿の赤、椿の葉の緑、そんなふうに、日本の原風景の中にある色彩に思われたのでした。

その色彩のバランスの完璧さ!


ススムさんの絵には具象と抽象がセットとしてあるのですが、それにはご自身の中にふたつの祖国(日本とアメリカ)があるということも反映としてあるようです。

そしてじっと画面を見てみると、ドットが隙間なくあるのです。まるで宇宙のように。

そしてこれはスプラッシュという技法で、このようなスプラッシュができるのはススムさんしかいないということ。

何時間も、何時間も、何時間も、このスプラッシュ技法にて絵のベースを作ってゆくということ。


ちょっと印象的だったのは、ハワイのお宅でお話していた時に、ススムさんもまた砂漠に惹かれるということでした。

ドットは砂漠を思わせるし星を思わせる。ドットは一粒の砂のようであり、星のようでもある。

そして絵のお話をしてくださっていた時に、最初は海洋生物、おさかななどを描いていたということ、それが今では花になっているんだよ、ということでした。

砂漠から・・・そして生命が誕生して・・・昇華された花として・・・次にはどこに向いますか? と尋ねたら静かに笑っていらっしゃいました。


ハワイを案内していただいた時に、以前は地球は丸いと思っていたけれど、太平洋の真ん中のここにいると、地球は宇宙に浮かんでいる球体なんだと、本当にはっきりと感じるんだよとおっしゃっていました。きっとまた新しい画が生まれるんですね。

アートには記憶も魂の遍歴も希求も、全てが宿っている、そしてそれがあらゆる解釈を突き放し超然としているのは、私たちを含む存在がそれほどに深遠で計り知れない不思議だからでしょう。

ただ絵を前に、思うままに、感じるままに、そんな贅沢な時間をあなたもどうぞ!






2014年もどうぞよろしくお願いします。

2014-01-05 | 日記
今年は母を広島に迎えて、初めてこちらでお正月を迎えました。
もうすぐ81歳になる母はとても元気です。
毎日どこかへ出かけていました。(*^。^*)
今年はお天気が良くて、とても穏やかな三が日でしたね。

暮れに母を迎えに行って、3日に送り届けて、そして今日から今年のワークのスタートです!

明日からハーブティ・カフェPiccola Felicitaも営業開始。
そしてサプライズですが、1月のギャラリースペースでは、現代美術家の坂口登(さかぐちすすむ)さんの作品の展示があります。
とてももったいないことなのですが、ススムさんのパートナーの那須シズノさんが、ヒロシマで祈りの舞を展開する運びとなったご縁で、このような素晴らしい機会を頂きました。

ススムさんは現代を代表するアーティストの一人、少し前にハワイのお宅にお邪魔した時にも、子供時代のことやアメリカに渡った時のこと、アートスクールや芸術大学時代のこと、イサムノグチさんとのことなど、あれこれお話を伺いました。
もっと落ち着いて、改めてススムさんとのお話から、改めて感じたことなどを書いてみようと思います。


今日、壁面に絵をかけましたが、作品の持つ力強さに圧倒されます。
それぞれの感じ方があると思いますが、是非、実物をゆっくりご覧になって、存分に感じてください!




折り重なる色彩の層は、潜在意識の状態を変貌させていく。私の二重の文化的体験は、イメージと観念そのものでもある。私自身のこのリアリティを、絵画を描くプロセスを通じて把握し、そして表現したいのである。
The layer of colors transforms subconscious state;my double cultural experiences are also images and senses which I hope to understand and translate of self-real, through the process of painting.

坂口 登 (Susumu SAKAGUCHI)


坂口登は、これまで習得した因襲的な造形上の諸法則をひとつひとつ排除しながら、インプロヴィゼーション(即興)の中で、理性のはかり知れぬ”領域”を模索している。そして、この冒険に満ちた道程を歩むことで彼は自己自身の本性を発見し、再創造しつづけている。
Through improvisation,this artist seeks to outflank the mind,to "go beyond" by eliminating,one by one ,the precepts of his learning. Through this perilous passage Susumu Sakaguchi must invent his way of revealing to us his true and secret nature.

イサム ノグチ ( Isamu Noguchi)

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坂口登(さかぐちすすむ)現代美術作家

1944年、大戦末期日本で生まれ12才で渡米。

14才からオーティス美術学校にて本格的美術教育を受ける。 カリフォルニア芸術大学(Cal-Arts)大学院を首席で修了し、そののち現代美術最前線であるニューヨークにて 作家活動を続ける。 1977年、Susumu SAKAGUCHI EXHIBITION(N.Y.ノベギャラリー)にてイサム・ノグチより認められ1977年~1988年、イサム・ノグチ没するまでの10年間、ニューヨークチーフアシスタントを勤めあげる。

1981年、原美術館の企画を皮切りに日本においても作品を発表することとなる。 東洋と西洋のはざまで、アーティストの純粋なる意識を通し「自己のルーツ」を見定め、知覚とその変貌を通して、 「ダブルアイデンティティ」より独創されたMETAMORPHOSIS PERCEPTION PAINTINGの絵画形式を醸成する。


私は、第二次世界大戦の末期の1944年に日本で生まれ、1956年、12歳のときアメリカ合衆国に移住し、ロサンゼルスのダウンタウンで育った。14歳からオーティス美術学校で美術の勉強を始め、1971年、カリフォルニア芸術大学(Cal-Arts)の大学院修士課程に入学した。同大学院では、ナム=ジュン・パイク(ヴィデオ・アート)やジョン・パルデッサーリ(概念芸術)、アラン・カプロー(ハプニング理論)、マックス・コズロフ(美術史・美術批評)、ラヴィ・シャンカール(音楽理論)らの教鞭のもとで勉学し、メアリアム・シャピロとポール・ブラックに絵画を学んだ。当時、この学窓でともに学んだ仲間には、ロス・プレックナー、ゲイリー・ラング、ジャック・ゴールドステイン、エリック・フィッシュル、デイヴィッド・サーレら、現在、世界各地で活躍するアーティストたちがいる。カリフォルニア芸術大学(Cal-Arts)の大学院を卒業後、1973年にニューヨークに移った。

日本とアメリカという、ふたつの文化的体験を浴びていることを気づかされて以来、私は、自分自身が抱く心象への感受性が、イメージと観念とを茫然とした両義的なかたちで受け取っていることを、実感し始めたのであった。イメージと観念とが示すこの両義性に明晰さを与えるべく、私は、二つに分割したカンヴァスに向かい、一連の時間のなかで絵を描くようになった。筆を振り、絵具の飛沫を飛ばして小さな点を作る。”スプラッシュ”(はねかけ)の技法を用いながら、飛沫の点による層を幾重にも重ねて、画面全体を無の境地へと導いていく。その一方で、明晰な意識によるイメージを描く。

折り重なる色彩の層は、潜在意識の状態を変貌させていく。私の二重の文化的体験は、イメージと観念そのものでもある。私自身のこのリアリティを、絵画を描くプロセスを通じて把握し、そして表現したいのである。
坂口登

I was born in Japan at the end of World War II, immigrant to the United States of America in 1956 at age 12. I grew up in downtown Los Angeles. I began my study of fine arts at Otis Institue of Arts at age 14 and enrolled in California Institute of Arts of Graduate School in 1971. Studied under Nam-June Paik/Video-Arts; John Baldessari/Conceptual-Art; Allan Kaprow/Concept of Happening; Max Kozloff/Arts History and Criticism; Ravi Shankar/Concept of Music; painting by Mariam Schapiro and Poul Brach. Among the students were Ross Bleckner, Gary Lang, Jack Goldstein, Eric Fischl, David Salle and others. After finishing Cal-Arts, I moved to New York City in 1973.

Since I was caught in a double cultural experience, I began to realize my sensibility of consciousness has ambiguously apprised that of images and sense.To clarify the ambiguity of images and senses, I began to paint in two separate canvases in one single length of time by splashing paints of Mist into dots with brush, layers into layers,
and controlling dots of totally meditation. On the other mind I painted images of clear conscious.

The layer of colors transforms subconscious state;my double cultural experiences are also images and senses which I hope to understand and translate of self-real, through the process of painting.
SUSUMU SAKAGUCHI