散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

NATAS natas

2010年02月06日 | ☆グルめぐる横浜

NATAS natas(ナタスナタス)という名の店が、鶴ケ峰にオープンした。
「キサス・キサス」ではない。(古!)

オープンを知っている人がどれだけいるのだろうか?
と疑問を抱くほど、私も気づいたのは、内装工事を終え、看板が掲げられたときだった。
派手な花輪も、音楽も、チラシも配るでもなく、いつの間にか開店した。
外観からして、美容院かなと思ったけれど、隣りに低料金の美容院があるから「なんだろう」と気にしていた。

「ドーナツ」屋さんらしい。

念のため、ホームページを検索すると、
「安心安全な野菜をテーマにしたナチュラル&ヘルシーのスイーツショップ」
とあった。
本社は、群馬県前橋市。
店舗は、前橋総合卸売市場前にある。
フランチャイズ店として、
1号店は、群馬県高崎市に、21年11月27日オープン。
2号店は、横浜市旭区鶴ケ峰に、22年1月15日オープン。
3号店は、横浜市泉区中田東に、22年2月5日オープン。
以上、都合4店舗。
いわゆる時代を先取りしたベンチャービジネスといえそうだ。
品揃えは、産地にこだわったジェラートとソフトクリーム。
その他として、ベイクドドーナツ(県内初の油で揚げないヘルシードーナツ)となっている。
県内とは、群馬県なのか、神奈川県なのか、ハッキリしろとツッコミたいところだが、
とにかく、冬場に開店した関係もあって、今のところはドーナツを前面に据えている。
価格は、130円から。
プレーン、シナモン、きなこ、黒糖、抹茶などがある。



ベルギーワッフルの型をドーナツ型にして、鯛焼きよろしく焼き上げたものといえば分かり易いかも知れない。
高齢化率の高い旭区で、おしゃれな商品がどこまでシェアを伸ばすか見守っていきたい。
鳴り物入りで開店した駅前のムシパンは、もの珍しさ買いも沈静化を見せ、正念場を迎えている。
100円セールに購買客が店の外にまで並ぶミスタードーナツだけが、静かな鶴ケ峰商店街の中で、ガハハッと笑っているように見えるのは、私だけなのだろうか?

話は変わって、
「キサス・キサス・キサス」は、キューバの「Quizás, quizás, quizás」という曲の題名で「たぶん、たぶん、たぶん」という意味。
日本では、アイ・ジョージという歌手が「キサス・キサス」という題で唄って一世を風靡した。
念のため、ウィキペディアで確認したら、波乱の人生を送っている。
戦前、香港生まれで、実父が日本人、実母がフィリピン人。
にもかかわらず、父方の祖父母の第三子として届出られていたのは、当時の制度、世相を物語る。
アイジョージという芸名が「GIジョー」からきているのかコメントはなかった。
語録の中の
「自分しか信用しない人間が最も信用できる」
「「ジス・イズ・日本人」「ジス・イズ・アイジョージ」と歌いたい。それが僕の夢だ」
という言葉に人生が凝縮されている。


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2 コメント

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出店 (酔華)
2010-02-07 05:17:27
旭区、泉区に出店とは、またずいぶんな!
本店が群馬だからでしょうかね。

元町に「はらドーナッツ」という、おから・豆乳でドーナッツを作る店が進出してきました。
横浜では他に、たまプラーザ、青葉台にあります。
お洒落な町に登場してきたのは、
本社が神戸にあるから、ということも関係しているのでしょうかね。
東京じゃないんだ (管理人)
2010-02-07 19:19:41
以前、テレビの食べ歩き番組で、
はらドーナッツをやってましたが、
てっきり、東京かと思ってました。
出資を募った上での直営進出と、
フランチャイズ(FC)のオーナーを募集して出店する方法があるようで、
FC方式で、旭区、泉区っていうのは何故か?
ホンマに謎?
横浜で元町というのは、かなりの戦略的進出ですね。
ひょっとして、中国マネーかも?

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