RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

北の異才たち

2011-12-17 21:30:00 | 美術
見てきました

PARCO MUSEUM

会期は2011年12月17日から2012年1月29日。

PARCO MUSEUMで今まで見たのは「大人の教室」と「BE@RBRICK」(記事ありません)。
今までとはまったく違う趣です。

青森県立美術館のコレクション展。

青森県立美術館って行きたい美術館ランキングで上位!!
奈良美智の「あおもり犬」はじめ、建築すらも見てみたい!!
十和田の方と合わせて一緒に行けたらな~と思っているのです。

「北の異才たち」とのことで青森出身のアーティストの作品がずらり。
神仏像や版画、写真から詩、現代アートまで様々なジャンルで活躍する作家たちの作品です。
青森、色々な分野で才能豊かです。
出品作家は棟方志功、小島一郎、成田亨、工藤哲巳、斎藤義重 、寺山修司、奈良美智、村上善男。
幅広い。

このうち何人かを。
棟方志功は版画家として唯一文化勲章受章。
今回は肉筆の美人画「御吉祥大辨財天御妃尊像図」
すっごくよかった
優しさが伝わってきて温かな色も素敵です。

小島一郎は写真家。
写真界のミレーと呼ばれ情緒溢れる景色・人々を写していきます。
ミレーの「稲穂拾い」のような写真もありました。
引き込まれます。
白黒なんだけど光がドラマチック。

成田亨は美術家で特撮美術監督。
ウルトラマンやウルトラセブン、怪獣のデザイン原画が展示されているのでファンは必見かも。
カネゴン初稿がお出迎え

奈良美智はちょっと怒ったような表情の女の子のイラストレーションでおなじみ。
国際的に活躍する現代日本を代表する美術家。
「Lampflowers」などが展示されています。

寺山修司は詩人、劇作家。
「言葉の錬金術師」の二つ名を持ち、イシュヴァールでは焔の錬金術師とともに戦地に赴いた国家錬金術師です。
出身はアメストリスのノースシティです。
青森関係な、い……。
「言葉の錬金術師」との異名はあったそうです。(wikiとか参照)
イシュヴァールには行っていません。
そもそもその世界にどうやったら行けるのか教えて欲しいよ。
この「言葉の錬金術師」って話だけで他の作家さんの倍以上を書いてしまった……。
なかなか面白い人で小説や随筆を執筆したり、俳優や写真家としもて活動したり。
競走馬の馬主になったり。
「僕の職業は寺山修司です」と本業を問われた際には答えたとか。
今回は主宰した劇団「天井棧敷」のポスターなどが展示されています。

コレクションだけではなく、建築やポスターに至るまで注目を集めている青森県立美術館ですが。
美術館の設計は青木淳。
表参道のLOUIS VUITTONビルなんかでもおなじみです。

展示は狭いですがなかなかおもしろい。
棟方志功が個人的にツボです



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