RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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ル・コルビュジエと20世紀美術

2013-10-01 21:30:00 | 美術
見てきました

国立西洋美術館

会期は2013年8月6日から2013年11月4日。

国立西洋美術館の常設展示スペースで開催されています。
いつもと雰囲気がだいぶ違うので驚かれる方も多いかも。
さて、ル・コルビュジエ。
国立西洋美術館を設計した建築家。
ル・コルビュジエは20世紀を代表する建築家であると同時に、絵画・彫刻・版画・タピスリー・映像など幅広い分野に渡って活動したそうです。
入ってすぐは彫刻。
これまで見たことのない作品が並んでいました。
閉館時間までそんなに余裕がなかったためさくっと見てきましたが、気になったものだけ書いていこうと思います。

「イコン」
これは彫刻。
カラフルな色使いに惹かれて。笑
女性の像だと思われます。
キュビズム的な感じです。
今回作品の解説がほぼなかったため、なかなか難しい。。。

「パニュルジュ」
こちらも彫刻。
タイトルしかメモしてない!!
パンタグリュエル物語のパニュルジュのことかなー。

また西洋美術館の構想なども展示されていました。
最初は劇場も併設して総合文化センター的なものを考えていたとか。
模型もありました。

その後は絵画。
うーん、あんまり響くものがないような気がするけど。。笑
「カップとコーヒーポットのある静物」
幾何学的にタイトルにあるものが描かれています。
平坦な感じ。
あといろいろ見ていて思ったのは、もしかしたら絵はうまくないんじゃ……(小声で。)
幾何学的なもの、そしてキュビズム的なものの多く、ピカソやブラックも展示されていました。

アンドレ・ボーシャン「フィアンセを訪ねて」
木の下で休む赤い服の女性と花束を持った男性。
あと数人がそこそこに。
アンドレ・ボーシャンといえば素朴派の画家。
遠近法がおかしいのはご愛嬌ってことでしょうか。
って、なぜここでアンドレ・ボーシャン!?
なんでも、ボーシャンの絵を最初に評価したのはル・コルビュジエだそうです。
サロン・ドートンヌで目にし、その翌年の「レスプリヌーヴォー」で大きく紹介したとか。
その後、親交を結び作品も購入し、寝室に飾ってある写真もありました。
作風や境遇がまったく違う仲、意外な接点に驚き。
この近くにジャン・デュビュッフェの作品もありました。
相変わらずかわいい。

ルイ・ステール「腕をあげる裸婦たち」
ルイ・ステールはル・コルビュジエの従兄弟に当たるそう。
鉛筆で描かれたもので、落書きっぽいんだけどな~。笑
とっても細かく書き込まれていました。
なんか怖い作品。

かなりの数の展示があり、ミケランジェロ展よりも展示数が多いんじゃないかと思うほど。
西洋美術館、こんなに作品持っていたんだな~と思ったら。
ギャルリー・タイセイのコレクションやパリのル・コルビュジエ財団の作品などが多数。
しっかりした企画展レベルの充実っぷりです。
ミケランジェロを見終えた後、こっちも見ていかないと!!



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