見てきました
東京藝術大学大学美術館
会期は2012年7月12日から2012年9月17日。
契丹。
なんとな~く聞いたことあるけど。
なんとな~く中国の内陸とかあっちのほうっぽいけど。
なんとな~くも覚えてないって授業しっかり受けとけってことですね、はい。
契丹(遼王朝)は10世紀に北アジア草原地帯で生まれた遊牧民を主体とした強大な王朝。
滅亡までの約200年、自身の文化を保持しながらも、宋をはじめとして周辺諸国との活発な交流を行いました、
とのこと。
今回は契丹で生きた3人のプリンセスに関する遺物を中心に約40箇所の契丹遺跡から出土した至宝の公開です。
展示品のうち50件が世界初公開!!
中国の国宝である一級文物が45件!!
これはこれは、、期待しちゃいます
さて国家としての契丹の始まりですが、10世紀に耶律阿保機(やりつあほき)が登場。
八部を纏め、916年に唐滅亡後の混乱に乗じて自らの国を建て、国号を契丹とし、契丹国皇帝となります。
やりつあほき!!!!!
聞いたことある!!!!!
展示はその説明から。
まず一人目のプリンセス。
本屋さんなどで配布されている割引券&しおりにも使われています。
契丹第5代皇帝の景宗耶律賢(やりつけん)の孫で、18歳という若さで亡くなった陳国公主の顔を模して制作された「金製仮面」
さて、麗しのそのお顔はこちら
、、、まぁ、今と美的感覚違うし。
っていうか、プリンセスって響きだけで勝手に「美人」を想像したのは私だし。
はぁぁ、、
情けないことに私の貧相な語彙力では形容する言葉が出てきませんでした。
このしおりは使えないかな~。
契丹、、
内陸だし文化として独自の発展しそうだけど外部からの情報少ないんだろうな~
技術とかどうなんよ!?って思っていましたが。
展示品の繊細さ、優美さに驚かされます。
見縊っててごめん。
死者には黄金のマスクを被せたりしているそうで、エジプトみたいってちょっと思ったり。
ちなみに金の含有量が多いそうです。
さてさて。
お次は暗い部屋の真ん中に大きな木棺。
これが2人めのプリンセス。
「彩色木棺」
2003年にトルキ山古墳から出土したという比較的最近発見されたもの。
木棺って言っても車ぐらいの大きさがあります。
また鳳凰がいたり、花が描かれていたりととっても豪華。
この中に眠っていたのは30~35歳ごろの女性。
黒髪が残っていたとのことで保存状態のよさがわかります。
ここから発見された鑑箱にそれと思わしき女性が描かれていましたが、
うん、、、えっと、目が細くて頬がぷくっとして、おたふくというか、
うん、そんな感じの顔でした。
3人目のプリンセスは契丹第6代皇帝の妃・章聖皇太后。
夫の弔いのために建立した「慶州白塔」に納められた奉納品の数々が展示されていました。
お顔はよくわからなかったのですが。
この奉納品がまたすごい。
「鳳凰舎利塔」なんかは装飾の繊細さにびっくり。
黄金も美しい。
3人のプリンセスってことでしたが。
う~ん、ちょっと分かりにくかった。。
こういった中国内陸の国の展示ですと、2009年に「チベット展」を見ています。
なんとなく、そっちと比較してしまって。。
チベット展は2009年に見た展示の中でも上位確実なぐらい、すごく行ってよかったって思える展示でしたが。
今回はそこまでの感動がなく。。。
展示の入り口とかは洞窟に入るかのようにアーチが組まれていて、ちょっと期待したのですが。
だんだん、単調な展示になっていたのもちょっと残念。
ただ、契丹って国の存在、こういった文化があったってことを知るっていう点でとても勉強になる展示でした。
草原の国で真珠のアクセサリーを作れるほどの力があったってことも国力を物語るエピソードとしておもしろかった。
草原に建つ仏舎利。
写真撮りに行ってみたいけどなかなか難しい地域、って考えるとこうゆう貴重な機会は逃すまじ、って感じです。
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東京藝術大学大学美術館
会期は2012年7月12日から2012年9月17日。
契丹。
なんとな~く聞いたことあるけど。
なんとな~く中国の内陸とかあっちのほうっぽいけど。
なんとな~くも覚えてないって授業しっかり受けとけってことですね、はい。
契丹(遼王朝)は10世紀に北アジア草原地帯で生まれた遊牧民を主体とした強大な王朝。
滅亡までの約200年、自身の文化を保持しながらも、宋をはじめとして周辺諸国との活発な交流を行いました、
とのこと。
今回は契丹で生きた3人のプリンセスに関する遺物を中心に約40箇所の契丹遺跡から出土した至宝の公開です。
展示品のうち50件が世界初公開!!
中国の国宝である一級文物が45件!!
これはこれは、、期待しちゃいます
さて国家としての契丹の始まりですが、10世紀に耶律阿保機(やりつあほき)が登場。
八部を纏め、916年に唐滅亡後の混乱に乗じて自らの国を建て、国号を契丹とし、契丹国皇帝となります。
やりつあほき!!!!!
聞いたことある!!!!!
展示はその説明から。
まず一人目のプリンセス。
本屋さんなどで配布されている割引券&しおりにも使われています。
契丹第5代皇帝の景宗耶律賢(やりつけん)の孫で、18歳という若さで亡くなった陳国公主の顔を模して制作された「金製仮面」
さて、麗しのそのお顔はこちら
、、、まぁ、今と美的感覚違うし。
っていうか、プリンセスって響きだけで勝手に「美人」を想像したのは私だし。
はぁぁ、、
情けないことに私の貧相な語彙力では形容する言葉が出てきませんでした。
このしおりは使えないかな~。
契丹、、
内陸だし文化として独自の発展しそうだけど外部からの情報少ないんだろうな~
技術とかどうなんよ!?って思っていましたが。
展示品の繊細さ、優美さに驚かされます。
見縊っててごめん。
死者には黄金のマスクを被せたりしているそうで、エジプトみたいってちょっと思ったり。
ちなみに金の含有量が多いそうです。
さてさて。
お次は暗い部屋の真ん中に大きな木棺。
これが2人めのプリンセス。
「彩色木棺」
2003年にトルキ山古墳から出土したという比較的最近発見されたもの。
木棺って言っても車ぐらいの大きさがあります。
また鳳凰がいたり、花が描かれていたりととっても豪華。
この中に眠っていたのは30~35歳ごろの女性。
黒髪が残っていたとのことで保存状態のよさがわかります。
ここから発見された鑑箱にそれと思わしき女性が描かれていましたが、
うん、、、えっと、目が細くて頬がぷくっとして、おたふくというか、
うん、そんな感じの顔でした。
3人目のプリンセスは契丹第6代皇帝の妃・章聖皇太后。
夫の弔いのために建立した「慶州白塔」に納められた奉納品の数々が展示されていました。
お顔はよくわからなかったのですが。
この奉納品がまたすごい。
「鳳凰舎利塔」なんかは装飾の繊細さにびっくり。
黄金も美しい。
3人のプリンセスってことでしたが。
う~ん、ちょっと分かりにくかった。。
こういった中国内陸の国の展示ですと、2009年に「チベット展」を見ています。
なんとなく、そっちと比較してしまって。。
チベット展は2009年に見た展示の中でも上位確実なぐらい、すごく行ってよかったって思える展示でしたが。
今回はそこまでの感動がなく。。。
展示の入り口とかは洞窟に入るかのようにアーチが組まれていて、ちょっと期待したのですが。
だんだん、単調な展示になっていたのもちょっと残念。
ただ、契丹って国の存在、こういった文化があったってことを知るっていう点でとても勉強になる展示でした。
草原の国で真珠のアクセサリーを作れるほどの力があったってことも国力を物語るエピソードとしておもしろかった。
草原に建つ仏舎利。
写真撮りに行ってみたいけどなかなか難しい地域、って考えるとこうゆう貴重な機会は逃すまじ、って感じです。
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