小林清親

見てきました

太田記念美術館

会期は2011年3月1日から2011年3月27日。

途中、地震の影響で閉館していたため、見に行く機会がなかなかなくて……。


「光線画」と呼ばれる風景画で一躍有名になった清親。
私が初めて見た清親の絵も光線画。
光と影のあまりの美しさに一目惚れ
闇を照らす光とそこに写りこむ影。
以来、「どこかで清親の作品は見れないか。」と。
まさに今回は待望の展示でした

「開化の東京両国橋之図」
まさに、これ。
この影。
美しい。

もう期待高まる～。

進んでいくと。
あれ、こんなのも描くんだ、という作品も。
動植物などを写実的に木版画で描いていて。
細かいところの表現や陰影がすごいです。

さらにさらに。
ポンチ絵と呼ばれる風刺画。
同じ人が描いたとは思えません。
ユーモラスな表現で庶民の生活や時の政府を揶揄したり。
画風が広い。
けど……
なんか……飲み込めないというか。

一目惚れしたかっこいい人ともう一度会って。
最初はやっぱりかっこよかったけど、話していくうちになんか違うと感じるような微妙なズレが……。
(どんな例えだか……)

私の中の清親は光線画の清親です。



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