RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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アンドレアス・グルスキー展

2013-07-12 21:30:00 | 美術
見てきました

国立新美術館

会期は2013年7月3日から2013年9月16日。

アンドレアス・グルスキー(1955-)
ドイツの現代写真を代表する写真家です。
日本初の個展となります。
2011年、写真によるアートとしては史上最高額で作品が落札されたことでも話題になりました。

さて。
写真って説明しづらいね~。
1980年代の初期の作品に始まり、「99セント」「F1ピットストップⅣ」「ピョンヤンⅠ」、日本を取材した「東京証券取引所」や「カミオカンデ」のような代表作に最新作までグルスキー自身が選んだ約65点の作品の展示です。
チラシの写真は「カミオカンデ」です。

今回の作品、写真だから小さいと思っていたのですが。
大きい。
飲み込まれるんじゃないかと思うほどの大きさの作品が展示されています。
1辺が5メートル以上とか。
ものすごく小さいものもありましたが、大きさで圧倒的に訴えてくる作品たちに圧倒されその世界の飲み込まれました。

「カミオカンデ」
カミオカンデとはニュートリノを観測するために、岐阜県 神岡鉱山地下1000mにある観測装置。
被写体のサイズに馴染みがないのでなかなかサイズ感が分かりにくいのですが、右下に写る人に気付くとね。
そのスケールに引き込まれます。
こんな景色のところが日本にあるなんて。。。
ここではニュートリノを偶発的に世界で初めて検出。
この功績により、2002年小柴昌俊東大特別栄誉教授は、ノーベル物理学賞を受賞しました。
恥ずかしながら私はこの展示で初めてカミオカンデの存在を知りました。
あ、小柴教授がノーベル賞受賞は覚えていたよ。
あの当時から何をしているのかよくわかっていなかったけど、今調べても理解しきれませんでした。。
そして、カミオカンデですが見学会があるそうです。
2013年は7月13日・14日とすでに終わってしまったのですが。
来年、ぜひ行って見たい!!

「F1ピットストップⅣ」
ピットクルーがマシンに群がっている様子。
F1中継を見ていれば何度も見るシーンですが、この作品、背景が暗くてピットクルーにだけスポットライトのように光が当たっているかのように見える。
F1という舞台で活躍する人々。。
その一部をキレイに切り取り作品とする。かっこいいな。

「99セント」
99セントショップ、、日本でいう100均ですね。
カラフルな商品がぎっしり陳列、お店の広さ、取り扱う種類など圧巻。
すごく迫ってきます。

日本初個展で初期から最新作まで展示、と聞いたら写真は年代順に並んでいる、と思いましたが。
初期作品と新作、大小さまざまな写真を並べるなど独自の展示となっていました。
年代順にすーっと見るより個々の写真が目立っていたかも。。
そういった展示方法のおかげか展示室全体が作品かのように独自の世界を持っていました。
写真に興味のない人でもその世界観で楽しめるかと思います。

最後に。
「カミオカンデ」のパネルがありました。

ここだけ撮影可能です。



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