RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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フレンチ・ウィンドウ展 : デュシャン賞にみるフランス現代美術の最前線

2011-05-13 23:20:00 | 美術
見てきました

森美術館

会期は2011年3月26日から2011年8月28日。

デュシャン賞とは。
フランス出身のアーティスト、マルセル・デュシャンの名前から。
デュシャンといえば大量生産の既製品にサインと短い文章を添えた作品、「レディメイド」ですね
便器に「泉」って名前つけて出した作品はさぞ衝撃的だったでしょう。
私だって初めて知ったときかなりびっくりした(笑)
モナリザに髭を書き加えた作品、「L.H.O.O.Q」
学生時代に誰もがやったことを作品として出すなんて……(笑)
そんな彼の名前がつけられたこの賞は2000年に創設され、フランス在住の革新的な作家に与えられます。
国籍不問。
10周年を記念した展示です。
ノミネートされた28名の作品とデュシャンの作品が展示されています。
てか、2000年が10年以上前なのが驚き(笑)

展示会のタイトルはデュシャンの作品、「フレッシュ・ウィドウ」がもとネタ

上記、3つは展示されているのでデュシャンファンならずとも見て楽しいです

サンダー・アーフィン「THE SKULL」
床に転がった銀色の球体。
覗き込むとドクロが。
天井のカラーパネルを反射しドクロが写し出されてるそうですが、驚き。
こんなふうになるのか~と楽しい。

マチュー・メルシエ「無題」
無題じゃ分からないだろうけど。
デュシャンのフレッシュウィドウから着想を得た作品。
透明な窓です。
53階からの眺めも美しい展示室に展示されています。
窓から見える景色をさらに透明な窓から見る。
街の灯りのキラキラがファンタジーの世界みたい

撮影可、な展示が多い森美術館ですが本展は撮影禁止です。
が、1作品だけ。
ママン(巨大な蜘蛛のやつ)の近くにあります。
仕事後に行ったので暗くてよく見えない
なんか……魔王(シューベルトの)を思い出しました。
再度、後日見に行こうかと思います

最後はコレクターのアパルトマンを再現したものが。
おしゃれ
おしゃれすぎる!!
パリでコレクターはこんな部屋に住んでるのか……。
うらやましいけど。
家帰って見回したら、汚いけれど私も好きなものに囲まれて生活してるなーと(笑)



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