「地震と独身」酒井順子新潮社酒井順子の切り口がツボ。★★★★★目次より独身は働いた独身はつないだ独身は守った独身は助けた独身は逃れた独身は戻った独身は始めた独身は結婚した無常と独身★★★★★Amazon内容紹介独りだから、できたことがある。独りだから、諦めたことがある。あの震災で独身は何を考え、どう動いたのか。「家族の絆」が強調される一方でほとんど報道されなかった独身者の声を聞くため、作家は旅に出 . . . 本文を読む
「魂でもいいから、そばにいて 3.11後の霊体験を聞く」
奥野修司
新潮社
今は宮城県と岩手県にだけど、昔は仙台藩領の地域の方々。
“おがみさま”(仙台藩領の呼び方 北東北だと“イタコ”)は今の心理カウンセラーのようなものかもしれない。
春の旅
1 『待っている』『どこにも行かないよ』亀井繁さんの体験 〈亘理〉
3年後の3月11日に夫婦お揃いのダイバーウォッチがみつかる。
2 青い玉に . . . 本文を読む
「蘇る、サバ缶」
須田泰成
廣済堂出版
もともと「木の屋水産」は知っていたし、「木の屋水産」の震災時のエピソードも知っていたけれど、東京の経堂の方々を起点に、いろいろと応援されていたのね。
第1章 100万缶を飲みこんだ津波
◆3月11日夜。経堂の酒場に石巻のサバ缶
◆歴史的大津波が工場と100万個の缶詰を飲み込んだ
中国研修生活を連れて牧山へ。
湊中学校の2階まで浸水。
◆避難所の . . . 本文を読む
津波の夜に 3.11の記憶
大西暢夫
小学館
野蒜や矢本の海岸で貝殻拾いをしていたので、場所がわかるだけに・・・。
“あそこのサンクス”でわかるもの。
3.11に津波警報がでた時に、身内が貝殻拾いに矢本に行ってないか一瞬考えたっけ(すぐ行ってないことに気づいたけど)。
もともと、海に行くと津波避難確認をしてしまうのだが、矢本の海岸の奥から北上運河を越えて駐車場に戻り、車で住宅地を抜け、近くに高 . . . 本文を読む
岬のマヨイガ
著:
柏葉 幸子 絵:さいとう ゆきこ
講談社
子供の頃大好きだった「霧の向こうの不思議な町」を書いた柏原幸子の作品だから読もうと思っていたのだけど、東日本大震災関連本はルポルタージュなどは沢山読んだけど、フィクションは・・・と読んでいなかった本。
図書館の震災コーナーにあったので、読んでみる気に。
東日本大震災時の三陸の町の様子や町の人々の心はノンフィクションだったり(釜石で . . . 本文を読む