![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/56/68dc1ac4192d60db58c0c404978385f7.jpg)
夏草や兵どもが夢の跡
松尾芭蕉『おくのほそ道』
有名なこの句が詠われたのが、奥州平泉。
奥州藤原氏三代が栄華を誇った平泉を訪れた芭蕉が詠ったものだ。
義経堂には、芭蕉の石碑も立つ。
三代の栄耀一睡の中にして 大門の跡は一里こなたに有
秀衡が跡は田野に成て 金鶏山のみ形を残す
いまは、北上川の対岸は水田が広がる長閑な風景だが、芭蕉が訪ねた時代には、草の生い茂る荒野だったのであろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/1d/30417bc908fbcb4a6d9e4c4bf7dd4911.jpg)
芭蕉は、杜甫の春望を一部引用し、この句を詠っている。
国破れて山河あり 城春にして草青みたりと 笠うち敷きて
時のうつるまで 泪を落し侍りぬ
夏草や 兵どもが 夢の跡
平泉・高館義経堂にて
松尾芭蕉『おくのほそ道』
有名なこの句が詠われたのが、奥州平泉。
奥州藤原氏三代が栄華を誇った平泉を訪れた芭蕉が詠ったものだ。
義経堂には、芭蕉の石碑も立つ。
三代の栄耀一睡の中にして 大門の跡は一里こなたに有
秀衡が跡は田野に成て 金鶏山のみ形を残す
いまは、北上川の対岸は水田が広がる長閑な風景だが、芭蕉が訪ねた時代には、草の生い茂る荒野だったのであろう。
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芭蕉は、杜甫の春望を一部引用し、この句を詠っている。
国破れて山河あり 城春にして草青みたりと 笠うち敷きて
時のうつるまで 泪を落し侍りぬ
夏草や 兵どもが 夢の跡
平泉・高館義経堂にて