心の動きを観察していると
自分が面白いことを考えている事に気づかされ
ハッとすることがあります。
面白いというか、それはやっぱり自分のパターンなんだなぁ
とつくづく思います。
一瞬の心の動きを捉えるのには、ある程度の訓練が必要です。
私たちの頭の中では、一瞬にしてわーっとある考えが浮かんで
すぐに消えていくのですよね。
次の瞬間には、目に映る景色や人によってかき消されたりします。
その間、多分数秒ですよね。
それをキャッチするには
考えている自分以外の、自分を育てていく事になります。
その一瞬の心の動きをちゃんと見張れるもう一人の存在です。
冷静になればなるほど、その存在は役目を果たしてくれます。
感情的になっている時には、その存在は力を無くします。
もう一人の自分が育ってくると
「あぁ、今私はこんな事を一瞬思ったな・・・」
とその思いを「意識」に上げてくれます。
意識に上がってきたその思いを分析してみると
本当に自分は面白いことを考えているし
自分のパターンが見えてきます。
分析は「なぜこんな事を思うのだろう?」と
考えてみるところから始まります。
先日、近所の方に道で会った時の出来事です。
私は「こんにちは」と挨拶をしました。
その時、相手の方が挨拶をまともに返してくれなかったのです。
目で頷くだけというか。
私にはそう感じたわけですが・・・。
その後、なんとなくモヤっとしていた私の頭の中で
一瞬にしてある考えが浮かんできました。
「どうしてあの人の家の息子さんは地域の事を何もやらないんだろう」
・・・。
そして
「うちは今自治会の仕事をしているのに、自営だから時間があわるわけでは
ないのに、私達だって忙しいのに・・・」
そんな挨拶とは全然関係ない思いが一瞬にして
頭の中をわーっと巡りました。
時間にすると、多分3秒くらいですね。
その3秒の思いをキャッチして
「あぁ、今一瞬だけどこんな事思ったな」
と「今ここ」にその思いを引き上げてきます。
そしてそのよく分からない「思い」を分析してみます。
挨拶から始まり、全然関係のない思いが浮かんできました。
その奥にはいったい何があるのか?
しかし、この「思い」は実は「いつもの思い」だったのです。
いつものパターンなのです。
そのパターンとは「自分には時間が無い」という思いです。
いつも出来事を変えては、この思いを抱いてきました。
今回はたまたま、挨拶から勝手に繋げてしまっただけで
ちょくちょくこのパターンを繰り返しているのです。
私は忙しくて、時間がない。
その思いの奥には何があるのか?
被害者意識のようなものを感じます。
私はこんなに頑張っているのに、誰も労わってくれない。
認めてくれない。
即ち「他人の承認を得たい」
これが根源なのです。
その根源にある思いが分かれば
そこを変えていく努力ができます。
そこを解放しないと、そのパターンをやめる事ができないのです。
では解放するためにはどうしたらいいのか?
という話しになってきます。
解放する為に
どうしたら他人からの承認を得なくても、自尊心を保つ事ができるか?
自分だけで自分の存在価値を認められるか?
という事を考えてみます。
例えば・・・。
・自分の頑張りを自分が認める。
・他人の頑張りも認める。
・自分にご褒美をあげる。
・自分が頑張っている姿は宇宙がちゃんと見ていてくれる。
こんな風に、解放に向けられるような考えを自分で出してみます。
長年続けてきたパターンなら
そう簡単にスパッと止められないかもしれませんが
それでも少しずつでも変えていけたら充分ですよね。
こんな風に、心の動きを観察して
自分のパターンを知ると
根源にどんな恐れがあるのかが見えてきます。
それには、まずキャッチすることです。
そしてそれを素直に認め、受け入れ、分析してみます。
するとその根源には、長い間居座っていた
自分だけの「何か」が必ずあるのです。
いつもこのブログを読んでくださって
ありがとうございます。
心から感謝いたします
自分が面白いことを考えている事に気づかされ
ハッとすることがあります。
面白いというか、それはやっぱり自分のパターンなんだなぁ
とつくづく思います。
一瞬の心の動きを捉えるのには、ある程度の訓練が必要です。
私たちの頭の中では、一瞬にしてわーっとある考えが浮かんで
すぐに消えていくのですよね。
次の瞬間には、目に映る景色や人によってかき消されたりします。
その間、多分数秒ですよね。
それをキャッチするには
考えている自分以外の、自分を育てていく事になります。
その一瞬の心の動きをちゃんと見張れるもう一人の存在です。
冷静になればなるほど、その存在は役目を果たしてくれます。
感情的になっている時には、その存在は力を無くします。
もう一人の自分が育ってくると
「あぁ、今私はこんな事を一瞬思ったな・・・」
とその思いを「意識」に上げてくれます。
意識に上がってきたその思いを分析してみると
本当に自分は面白いことを考えているし
自分のパターンが見えてきます。
分析は「なぜこんな事を思うのだろう?」と
考えてみるところから始まります。
先日、近所の方に道で会った時の出来事です。
私は「こんにちは」と挨拶をしました。
その時、相手の方が挨拶をまともに返してくれなかったのです。
目で頷くだけというか。
私にはそう感じたわけですが・・・。
その後、なんとなくモヤっとしていた私の頭の中で
一瞬にしてある考えが浮かんできました。
「どうしてあの人の家の息子さんは地域の事を何もやらないんだろう」
・・・。
そして
「うちは今自治会の仕事をしているのに、自営だから時間があわるわけでは
ないのに、私達だって忙しいのに・・・」
そんな挨拶とは全然関係ない思いが一瞬にして
頭の中をわーっと巡りました。
時間にすると、多分3秒くらいですね。
その3秒の思いをキャッチして
「あぁ、今一瞬だけどこんな事思ったな」
と「今ここ」にその思いを引き上げてきます。
そしてそのよく分からない「思い」を分析してみます。
挨拶から始まり、全然関係のない思いが浮かんできました。
その奥にはいったい何があるのか?
しかし、この「思い」は実は「いつもの思い」だったのです。
いつものパターンなのです。
そのパターンとは「自分には時間が無い」という思いです。
いつも出来事を変えては、この思いを抱いてきました。
今回はたまたま、挨拶から勝手に繋げてしまっただけで
ちょくちょくこのパターンを繰り返しているのです。
私は忙しくて、時間がない。
その思いの奥には何があるのか?
被害者意識のようなものを感じます。
私はこんなに頑張っているのに、誰も労わってくれない。
認めてくれない。
即ち「他人の承認を得たい」
これが根源なのです。
その根源にある思いが分かれば
そこを変えていく努力ができます。
そこを解放しないと、そのパターンをやめる事ができないのです。
では解放するためにはどうしたらいいのか?
という話しになってきます。
解放する為に
どうしたら他人からの承認を得なくても、自尊心を保つ事ができるか?
自分だけで自分の存在価値を認められるか?
という事を考えてみます。
例えば・・・。
・自分の頑張りを自分が認める。
・他人の頑張りも認める。
・自分にご褒美をあげる。
・自分が頑張っている姿は宇宙がちゃんと見ていてくれる。
こんな風に、解放に向けられるような考えを自分で出してみます。
長年続けてきたパターンなら
そう簡単にスパッと止められないかもしれませんが
それでも少しずつでも変えていけたら充分ですよね。
こんな風に、心の動きを観察して
自分のパターンを知ると
根源にどんな恐れがあるのかが見えてきます。
それには、まずキャッチすることです。
そしてそれを素直に認め、受け入れ、分析してみます。
するとその根源には、長い間居座っていた
自分だけの「何か」が必ずあるのです。
いつもこのブログを読んでくださって
ありがとうございます。
心から感謝いたします