◇ 日本の防衛
現状の防衛で、日本が守れるのであろうか?
イージス艦とパック3でミサイル攻撃に、日本を本当に守れるのか?
これは実戦にならなければわからない。
守れなければ、日本本土に被害が及ぶ。
前段に書いたが、仮に迎撃に成功した場合でも、ミサイルの破片で日本に被害が及ぶ可能性が多い。
特に、パック3で迎撃したとしても、迎撃距離がわずか数十キロだと言われる。
日本上空の数十キロの所でミサイルを撃ち落としても、ミサイルの落下物は全部、日本本土に及ぶ。
ミサイルに化学物質が積まれていた場合、相当の被害が及ぶ。(シリアのように)
現在の日本を見ていると、政治家も国民も深刻さが伺えない。
日本は事が起きてからでないと、対応しない所が殆んどである。
ミサイル攻撃で事が起きてからの対応では、遅すぎる。
これも、平和ボケの一環だろうか?
ミサイルを一度に沢山発射してきた場合、どうなるのかを考えていない。
熊本地震は過去の災害を検証すれば、同じような地震が数度確認されたと言われる。
熊本城の石垣は当時の武士(職人も)が地震に耐えられるように積んだといわれ、明治以降に積まれた石垣は殆んどが崩れ、最初に築城した当時の石垣は90%以上は被害がなかった(情報から)と言われる。
この石垣の創りも、地震を想定しての創りだと言われる。
現在の日本は、過去の事が生かされていない。
現実考えられる事を、回避しているかのように。
事が起きてから熊本地震も騒ぎ、東日本大震災のことも同様の事が言える。
特に東日本大震災は、先人が過去の地震で起こった出来事を石碑に残しておいた。
その忠告ともいえる石碑を、現代人は振りむこうともしない結果、大災害に見舞われた。熊本地震も過去に数度地震が起こったと言われる。
熊本県地方の人も、意識していなかったのだろう。
今回のミサイルの件しても、同様の事が言えるだろう。
危機意識が感じられない。
政治家内では危険を煽ると、日本が混乱する・などと見当違いな事を言っている政治家がいると言われる。
地方自治体の職員も、被害を想定した訓練も行われず、国からの指示もなく事が起きたら、どうして対応したらいいか分からないと言っている。勿論、自治体がこうだから住民がわかるわけがない。
その程度では、事が起きてから対応するしかないのが、現状の日本だろう。