BOOK REVIEW『コーチングのすべて その成り立ち?流派?理論から実践の指針まで』

2014-08-30 07:13:01 | 日記





ジョセフ?オコナー、アンドレア?ラゲス 著 杉井要一 訳
国際コーチング連盟(ICC)共同設立者
A5判/336頁/3200円+税/英治出版
BOOK REVIEW―人事パーソンへオススメの新刊

■著者は、世界60カ国6000人のコーチを輩出してきた国際コーチング連盟の設立者。本書は、「コーチングとは何か」という問いに答えるべく、歴史からモデル、効果を基礎から順に追って網羅的に解説し、凝縮された魅力あふれる内容となっている。

■日本では、コービー 8コーチング」は2000年ごろから経営者?マネジャー研修の一環として徐々に浸透していき、個人の能力向上の手段として活用されている。「コーチ」といえば、プロ野球やサッカーといったスポーツ分野での名監督を思い起こすが、ビジネスやライフにおいても有用性があることはいうまでもない。

■しかし、ビジネス上でのマネジャーすべてがすぐれたコーチになれるわけではない。結果を得るために部下を動機づけ、奮起させる手段として、マネジメント方法の一つにコーチング?スキルを加え、自身の重要な強みとすることが肝要である。基礎から学び直したい、コーチングの技法を採り入れてみたいという人も、まずはこの1冊からスタートしてみてはいかがだろうか。





コーチングのすべて その成り立ち?流派?理論から実践の指針まで
内容紹介
中著書累計150万部突破、60カ国6000人のコーチを輩出したICC(国際コーチング連盟)設立者の叡智を一冊に凝縮。
NLP、ポジティブ心理学、行動コーチング……多様なアプローチを総合してコーチングの本質に迫る。