clover note

徒然なる日々の覚え書き。

サンフランシスコ旅行2009・・・その4

2009-04-02 14:17:23 | 旅やお出かけの記録
サンフランシスコ旅行2009・・・その3』より続く




旅行4日目。
この日は早朝から出るツアーに参加しまして、世界自然遺産にも登録されています「ヨセミテ国立公園」に行きました。
前々から訪れてみたかった場所でしたので、また1つ夢が叶いました。






SF市街からヨセミテまでは片道約5時間掛かります。
距離で言うと、東京から仙台くらいまで・・・かな?


ドライバーはナパの方に住まわれている日本人で、道々色々な話をしてくれて道中退屈しないで済みました。
アメリカ経済の現状、ヨセミテの歴史、ゴールドラッシュ時の話、カリフォルニアに縁のある日本人「ジョン万次郎」について、等々・・・
話し方が上手な事もあり、どれも一々興味深い内容で面白かったですね。







一路東へ東へ。
牧草地で草を食む牛達・・・
市街地から少し離れると、もうこんなのんびりした風景が広がっています。







途中、2回の休憩をはさみましてヨセミテを目指します。

あの山の真下まで、一体どれ位の距離があるんだろう・・・?な眺め。
何となく、アルゼンチンのメンドーサに行った時の事が思い出されました。







休憩した場所に桜に似た花を見かけました。
一足早いお花見気分







道はいつしか峻厳な崖が散見される山道へと変わって来ました。
時刻はすでに昼近く・・・
そろそろヨセミテ公園が近いようです。


道中、崖崩れで道路が埋没している箇所を通過しました。
この埋ってしまった道路、以前はヨセミテ行きに使われていた道路だそうです・・・
今走ってる道は新しく作られた迂回路だそうだ。







気付けば、車内に入り込んだ光で虹が出来てました。
・・・何か幸先良さそう







ヨセミテ国立公園で最も有名な「トンネルビュー」からの景色。
言葉を失うぐらいの雄大な風景でした・・・
自然の大きに圧倒されましたね。
ここに立つのが昔からの夢の1つでした・・・感激


左側に聳え立つ巨大な岩壁が「エルキャピタン」。
1095mもの高さがある垂直に切り立った一枚岩です。
シーズンにはロッククライミングをする人も居るそうだ。
・・・あんな所に登ろうなんて、高所恐怖症気味の自分にはとても信じられない・・・


中央に小さく見える半円の岩山、遠目にも半分が削られてるのが分かります。
これがヨセミテのシンボルである「ハーフドーム」。
麓からの高さは1443m。
何で半分に削られているのか?
答えは氷河の仕業・・・
この谷全体が氷河によって作られたんですね。
自然の力は凄いなぁ~


中央から少し右、滝が見えます。
これは「ブライダルベール滝」、花嫁のベールのように柔らかく霧が広がる様から名付けられたそうです。
この滝の他に、ヨセミテには有名な6つの滝があるんですよ。
今回は全部は見られませんでしたが。







下から眺めた「エルキャピタン」。
世界中のロッククライマーの憧れだそうだ。
頂上に登るまで、通常は数日掛かるらしい・・・







そこかしこに自生している松科の巨木・・・
一体何歳なのだろう・・・???







木肌はこんな感じ。(笑)
手の大きさと比べると、松のうろこ状部分がいかに大きいか分かります。
厳しい環境に耐えて来た逞しさのようなものを感じました。







遠くから眺めた「ヨセミテ滝」。
6つの滝の中で1番高さがあり、落差739m。







真下まで行けるという事で近付いてみました。
後で気づいたのですが・・・
ヨセミテ滝は3段にわたって落ちている大きな滝なので、あまり近付き過ぎると1番下の小さな滝しか見えなくなるんですねぇ・・・







はい、ここがヨセミテ滝の滝壺です。
上でも言った通り、3段目の小さな滝しか見えません・・・(笑)
とは言え、それでも十分に大きくて迫力あるんですけどね。
水の落ちる轟音が辺りを支配していました。







滝から落ちた雪解け水は各地に流れて行き、アメリカ有数の農業地域であるカリフォルニアの大地を潤していきます。
近年は雪が少ない事が多いそうで水量もそんなにないんだとか。
これも地球温暖化が関係しているんでしょうかね?







角度を変えて眺めたヨセミテ滝。
上方の滝壺には雪が積もっているのが見えます。
実はこの滝壺、東京ドームが悠に五つは入るくらいの大きさなんだとか・・・
一見してそうは思えなかったんですが、これもあまりに大き過ぎて遠近感が狂ってるせいなんでしょう。







センチネル橋から見た「ハーフドーム」。
ここまで近付くと、と言っても橋から現物までは余裕で5kmくらいは離れてるのですが・・・
半分に削られた岩山の姿がくっきり判別できます。
氷河のパワー恐るべし、ですね。







この景色を眺めながらの昼食は最高でした
当日は快晴、気温もさほど低くなくて快適な1日でしたよ。







帰り際、再度景色の良い所に連れて行ってもらいました。
左の岩山はエルキャピタン、右側の滝はブライダルベール滝。
先ほどは山の上から見た景色でしたが、地上からではこんな風に見えるんですね。
地面にはまだ雪が残ってまして、山影がマーセド川に映っていました。


ヨセミテでは、許可された以外の場所では車から降りるのを禁じられています。
移動中の車内から野生の鹿やリスの姿を見かけましたが、残念ながらタイミングが合わず撮影出来ませんでした・・・
残念。







近付いて見られなかったのでどんな花なのか未確認ですが・・・
日当たりの良い斜面のいたる所にオレンジ色の花が咲き乱れていました。
短時間の滞在でしたが、ヨセミテとももうお別れ・・・
次はもっと長く滞在したいものです。
人気があって競争率高いけど、公園内とか周辺のロッジに宿泊するとか。







サンフランシスコに戻って来たのは夜の7時近く。
写真は、ベイブリッジ上から撮影したSFの市街。
走行中の車内から撮りましたが、案外良く撮れていてお気に入りの1枚です。
沿岸には桟橋(ピア)の影が、右端にはゴールデンゲート・ブリッジが微かに写っています。




サンフランシスコ旅行2009・・・最終回』へ続く



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