「脱原発テント、男ら暴れ破壊 」
経産省前のテントに12日午後5時半頃、男性3人と女性1人(破壊の様子を録画し、ツィートで中継した)が突然現れ、
中にはいって物を壊し、天井に穴を開ける、横断幕を下ろす等の破壊行為をした。
警視庁丸の内署が、4人から事情を聞くため連行したが、間もなく釈放された。
その女性が撮った映像が、これ(http://t.co/iRMSN2JN2i)です。
青文字をクリックしてください。映像が出てきます。全部で30分ほどの動画です。
ひどい内容ですが、もし時間がおありでしたら、できるだけ最後まで観てみてください。
何食わぬ顔でテントに寄って行き、応対に出た高齢者の方を、チンピラ紛い(というか、チンピラそのもの)の口調で恫喝し始め、同時に破壊行為が始まります。
それを撮りながら、興奮気味に「やってやって、もっとやって」と叫ぶ撮影者の女性。
そしてその映像を中継のようにツイキャスで流し、それを観て「応援してます!」と呼びかける人も。
その時の様子を、テントの中に居た方が、こんなふうにツィートしました。
「5時半過ぎ、乱気流さんの川柳句会が終わったころに、
タクシーを降りてきた4人(うち女性1人)がテントひろばに来て、最初は穏やかに、乱さんと話す。
女性は、ずっとカメラを回している。
そのうちに、男性が第2テントに入り込み、暴言を吐きながら乱暴を働きだす。
とうとう、本棚を倒すなど、第2テントの中を無茶苦茶にする。
天井も一部を破った」
撮影者の女性は、持論として、
「竹島はどこの国だぁー!歴史上から全部資料がある通り、日本国の領土ですよね」
「原発を最終的にずっと続けていくわけにはいかない、かもしれないし、
でもやっぱり今は、電気代が上がってるとか、ビィビィビィビィ騒ぐ中で、
ねえ、原発止めちゃいました、電気代が足りませんとかなってると、おっつ、おっつ」
などと話しながら撮影をしていました。
そして最後の締めくくりとして、
「テント村の人たちはあそこで、このきったいないテントを守っているそうです。
ほんと、何してんでしょうねー。
友だちもいない、家もいない、という方々なんでしょうかね。
決めつけは良くないと思いますが」
と言って、撮影を終了しました。
この4人のように、普通に話してるかと思えば、いきなりチンピラの恫喝のような怒鳴り声を上げる人間を、わたしは心から軽蔑します。
何年もの間、文字通り毎晩、借金の取り立てのために脅しの電話をかけくる連中の相手をしました。
家の外壁や玄関のドアを足で蹴り、木刀で叩きながら喚き散らしていた連中に、危うく危害を加えられそうになりました。
そんなチンピラも、家に戻れば普通の息子かもしれない、兄かもしれない、父親かもしれないけれど、
一日の暮らしの中に、見ず知らずの人間を脅すために、声を荒げ、醜悪な言葉を吐くという行為を、
好んでか、あるいは命じられてかは知らないけれども、やってしまえるということを、恥とも思わないその倫理観の低さ。
どういうわけかここ数年の間に、そんな種類の人間が通りに出てきて、罵声を上げることが増えてきています。
そういう機会が簡単に得られ、そういうことを公衆の面前で行っても、厳しく取り締まられることもなく、放置してもらえる社会。
日本はいつから、こんな奇妙な社会になっていたのでしょうか。
この動画を、朝に偶然観て、男や女の罵声が耳に入り、それ以上観るのをやめたくて仕方がなかったのですが、
教えてくださった人が、最後まで観て欲しいとおっしゃっていたので、
胸の奥にじわじわと、虚無感のようなものが増してくるのを我慢して、とりあえず最後まで観ました。
その時の気持ちとともに、この動画をシェアしたところ、Hiroshi Takaoさんが、こんなコメントを書いてくださいました。
上記の女性の言葉が、もやもやとした影のようになって、少しふさぎ込んでいましたが、これを読んでかなり落ち着きました。
↓以下、転載はじめ
『TEPCOの総資産は、おおよそ2兆円(19億ドル)。
既に10兆円に及ぶ税金、さらに電源三法に則り、電力料金に上乗せして使われている。
一義的な責任が、TEPCOにあるとするならば、このような会社が、会社として存在できている筈はないのである。
捨て場所もない使用済み核燃料を、資産として計上するということは、
自分の家にある、古くて使い物にならない家電やガラクタの山を、資産として計上し、税務署がそれを認めているようなものである。
稼働していない原子力発電所では、冷却のためだけに、大量の電力を消費し続け、それも電気代に上乗せする。
TEPCO以外の電力各社も、同様である。
廃炉費用(見当もつかないほどに高額)、資産として計上し続ける核燃料廃棄物、
これらを負の資産とすれば(実際そうなのだが)、原発を抱える電力会社は全て、この時点で破産である。
しかし、原子力は、国策としてスタートし、軍事技術として進められてきたという、厳然とした事実がある。
福島での事故は、TEPCOの総資産2兆円を、100回つぎ込んでも(100回倒産しても)足りないような、正に天文学的な金がかかることが予想されるし、
この国自体の、存立に関わるほどの事態なのである。
あたかも、何も無かったかの如く振るまっていれば、どうにかなるようなものではないのである。
溶け落ちてどこにあるかも分からない、一基100トンに及ぶ瀬戸物(これが、ウランやプルトニウムであることを想起せよ)を、
「環境から隔絶する」などという夢物語を、国立大出の官僚が、本気で信じているのだろうか?
原子力マフィアは、そのウラン採掘から原子炉の建設、そして、必然的に生み出されるプルトニウムの兵器転用まで、全ての過程に深く関わっている。
IAEA、ICRP、そして国際連合、WHOにいたるまで、ほとんど全ての国際機関が、原子力を推進してきたし、その弊害を隠蔽し続けて来た。
そして今、この国(日本)は、国家として正々堂々と、法律を犯し続けている。
例えば、放射線管理区域に指定されるべき、4万ベクレル/平方メートルという基準を遥かに上回った、
福島から関東地方に至る、広大な地域に、妊婦や子供を住まわせて、平然としている国である。
自らを縛るべき憲法を「勝手に解釈するのだ」と宣言して憚らない政府が、政権を握っている国である。
頭の中では、絶望的な虚脱感が、諦めを奨めている。
パンドラの箱の中に残ったものはやはり、混沌と絶望だけだったような気がしてならない』
↑以上、転載おわり
眠り際にふと、あの汚染水、意味の無い除染作業のゴミ、使用済み核燃料、どれもこれもいったいどうするつもりなのかと、考え始めてしまうことがあります。
首相という立場を使い、「完全にコントロールできている」などと大ウソをついた安倍氏は、今だに誰からも厳しく質されることもなく、
それをまた、黙ったまま聞いてる大勢の日本の大人はもちろんのこと、世界中の大人の神経が、どうしてもわからないのです。
文句言えよ!
きちっと説明させろよ!
できないならできないで、知恵を募って合わせろよ!
当事国の日本が一番、他人事みたいにしてしまっているので、もうどうしようもありません。
あの事故の責任をまず、取らせることから始めなければなりません。
それも、早急にです。
経産省前のテントに12日午後5時半頃、男性3人と女性1人(破壊の様子を録画し、ツィートで中継した)が突然現れ、
中にはいって物を壊し、天井に穴を開ける、横断幕を下ろす等の破壊行為をした。
警視庁丸の内署が、4人から事情を聞くため連行したが、間もなく釈放された。
その女性が撮った映像が、これ(http://t.co/iRMSN2JN2i)です。
青文字をクリックしてください。映像が出てきます。全部で30分ほどの動画です。
ひどい内容ですが、もし時間がおありでしたら、できるだけ最後まで観てみてください。
何食わぬ顔でテントに寄って行き、応対に出た高齢者の方を、チンピラ紛い(というか、チンピラそのもの)の口調で恫喝し始め、同時に破壊行為が始まります。
それを撮りながら、興奮気味に「やってやって、もっとやって」と叫ぶ撮影者の女性。
そしてその映像を中継のようにツイキャスで流し、それを観て「応援してます!」と呼びかける人も。
その時の様子を、テントの中に居た方が、こんなふうにツィートしました。
「5時半過ぎ、乱気流さんの川柳句会が終わったころに、
タクシーを降りてきた4人(うち女性1人)がテントひろばに来て、最初は穏やかに、乱さんと話す。
女性は、ずっとカメラを回している。
そのうちに、男性が第2テントに入り込み、暴言を吐きながら乱暴を働きだす。
とうとう、本棚を倒すなど、第2テントの中を無茶苦茶にする。
天井も一部を破った」
撮影者の女性は、持論として、
「竹島はどこの国だぁー!歴史上から全部資料がある通り、日本国の領土ですよね」
「原発を最終的にずっと続けていくわけにはいかない、かもしれないし、
でもやっぱり今は、電気代が上がってるとか、ビィビィビィビィ騒ぐ中で、
ねえ、原発止めちゃいました、電気代が足りませんとかなってると、おっつ、おっつ」
などと話しながら撮影をしていました。
そして最後の締めくくりとして、
「テント村の人たちはあそこで、このきったいないテントを守っているそうです。
ほんと、何してんでしょうねー。
友だちもいない、家もいない、という方々なんでしょうかね。
決めつけは良くないと思いますが」
と言って、撮影を終了しました。
この4人のように、普通に話してるかと思えば、いきなりチンピラの恫喝のような怒鳴り声を上げる人間を、わたしは心から軽蔑します。
何年もの間、文字通り毎晩、借金の取り立てのために脅しの電話をかけくる連中の相手をしました。
家の外壁や玄関のドアを足で蹴り、木刀で叩きながら喚き散らしていた連中に、危うく危害を加えられそうになりました。
そんなチンピラも、家に戻れば普通の息子かもしれない、兄かもしれない、父親かもしれないけれど、
一日の暮らしの中に、見ず知らずの人間を脅すために、声を荒げ、醜悪な言葉を吐くという行為を、
好んでか、あるいは命じられてかは知らないけれども、やってしまえるということを、恥とも思わないその倫理観の低さ。
どういうわけかここ数年の間に、そんな種類の人間が通りに出てきて、罵声を上げることが増えてきています。
そういう機会が簡単に得られ、そういうことを公衆の面前で行っても、厳しく取り締まられることもなく、放置してもらえる社会。
日本はいつから、こんな奇妙な社会になっていたのでしょうか。
この動画を、朝に偶然観て、男や女の罵声が耳に入り、それ以上観るのをやめたくて仕方がなかったのですが、
教えてくださった人が、最後まで観て欲しいとおっしゃっていたので、
胸の奥にじわじわと、虚無感のようなものが増してくるのを我慢して、とりあえず最後まで観ました。
その時の気持ちとともに、この動画をシェアしたところ、Hiroshi Takaoさんが、こんなコメントを書いてくださいました。
上記の女性の言葉が、もやもやとした影のようになって、少しふさぎ込んでいましたが、これを読んでかなり落ち着きました。
↓以下、転載はじめ
『TEPCOの総資産は、おおよそ2兆円(19億ドル)。
既に10兆円に及ぶ税金、さらに電源三法に則り、電力料金に上乗せして使われている。
一義的な責任が、TEPCOにあるとするならば、このような会社が、会社として存在できている筈はないのである。
捨て場所もない使用済み核燃料を、資産として計上するということは、
自分の家にある、古くて使い物にならない家電やガラクタの山を、資産として計上し、税務署がそれを認めているようなものである。
稼働していない原子力発電所では、冷却のためだけに、大量の電力を消費し続け、それも電気代に上乗せする。
TEPCO以外の電力各社も、同様である。
廃炉費用(見当もつかないほどに高額)、資産として計上し続ける核燃料廃棄物、
これらを負の資産とすれば(実際そうなのだが)、原発を抱える電力会社は全て、この時点で破産である。
しかし、原子力は、国策としてスタートし、軍事技術として進められてきたという、厳然とした事実がある。
福島での事故は、TEPCOの総資産2兆円を、100回つぎ込んでも(100回倒産しても)足りないような、正に天文学的な金がかかることが予想されるし、
この国自体の、存立に関わるほどの事態なのである。
あたかも、何も無かったかの如く振るまっていれば、どうにかなるようなものではないのである。
溶け落ちてどこにあるかも分からない、一基100トンに及ぶ瀬戸物(これが、ウランやプルトニウムであることを想起せよ)を、
「環境から隔絶する」などという夢物語を、国立大出の官僚が、本気で信じているのだろうか?
原子力マフィアは、そのウラン採掘から原子炉の建設、そして、必然的に生み出されるプルトニウムの兵器転用まで、全ての過程に深く関わっている。
IAEA、ICRP、そして国際連合、WHOにいたるまで、ほとんど全ての国際機関が、原子力を推進してきたし、その弊害を隠蔽し続けて来た。
そして今、この国(日本)は、国家として正々堂々と、法律を犯し続けている。
例えば、放射線管理区域に指定されるべき、4万ベクレル/平方メートルという基準を遥かに上回った、
福島から関東地方に至る、広大な地域に、妊婦や子供を住まわせて、平然としている国である。
自らを縛るべき憲法を「勝手に解釈するのだ」と宣言して憚らない政府が、政権を握っている国である。
頭の中では、絶望的な虚脱感が、諦めを奨めている。
パンドラの箱の中に残ったものはやはり、混沌と絶望だけだったような気がしてならない』
↑以上、転載おわり
眠り際にふと、あの汚染水、意味の無い除染作業のゴミ、使用済み核燃料、どれもこれもいったいどうするつもりなのかと、考え始めてしまうことがあります。
首相という立場を使い、「完全にコントロールできている」などと大ウソをついた安倍氏は、今だに誰からも厳しく質されることもなく、
それをまた、黙ったまま聞いてる大勢の日本の大人はもちろんのこと、世界中の大人の神経が、どうしてもわからないのです。
文句言えよ!
きちっと説明させろよ!
できないならできないで、知恵を募って合わせろよ!
当事国の日本が一番、他人事みたいにしてしまっているので、もうどうしようもありません。
あの事故の責任をまず、取らせることから始めなければなりません。
それも、早急にです。
経産省前テントのこと
http://rollienne.jp/?p=1496
こちらはご存かもしれませんね
【これは酷い】経産省前の脱原発テントなどが右翼系の集団に襲撃される!複数のテントが損壊!過去にも原発集会に乱入も!
http://goo.gl/h2p0qH
山口さんのことは、知りませんでした。
経産省前テントのことはもちろんのこと、山口さんが参加された『公民館市民企画事業「放射能除染と福島復興の行方」講師:塩谷照夫(三協興産㈱常務取締役ソリューション事業本部長兼東北支店長)』の内容が、あまりにも悲惨で、そちらの方もかなりショックを受けました。
こんなことは、日常茶飯事に行われているのでしょうか。恐ろしいです。
ここの記事は、どうぞ、ご自由にお使いください。