遠くブルックリンから、LAPIANAをよみがえらせてくれる技術者さんがやって来てくれました。
まだ30才そこそこっぽい若者ですが、ピアノ修理&調律歴9年の、ヒース・レジャー似のハンサムさん、約束の時間にちょいと遅れましたが良いことにします。
さて、なにはともあれ、まずは調律!ということで、いきなり初っぱなから2台のピアノの音を整えてもらいました。
韓国製SAMICKのベビーグランドは去年の11月に調律をしてもらったばかりですが、いつものごとく1ヶ月半後にはヨレヨレ、耳に辛い音になっていました。
440ヘルツに統一しましょう、ということで、最初の音だけ音叉代わりの機械を使っていましたが、それ以降は聴力のみで調律し始めたバートくん、
最近はどの音も機械頼りでやってしまう調律師さんが多い中、それがとっても新鮮でした。やっぱりわたしはそのやり方の方が好きです。
さて、調律が終わり、いよいよ鍵盤の調整です。
ハンマーと分けられた鍵盤。これからこの鍵盤の様々なことを整えるべく、1本1本を外しながら調べます。外された途端にただの棒に見えてしまうキー……。
その間はちょいとお邪魔なハンマーさん。床で休憩していただくことに。
キーの端っこに置かれた水色の丸い紙は、鍵盤の高さのズレの分を示すための物です。他よりも凹んでいると、それだけ枚数を増やします。
そして、その枚数をキーのすぐ下の台にあるポッチンに差し込んでいき、キーの位置を一定に整えていくという案配です。根気がいる仕事です。扇風機なんてもっての他!真冬で良かったです。
バートくんは、コップ一杯のお水だけで、7時間ぶっ通しで仕事をしてくれました。
途中3時間ほど、わたしは仕事で家を離れましたが、彼の仕事が終わるのに合わせて家に戻りました。
「長い時間どうもありがとうございました」とお礼を言うと、「ボクの方こそ、いいピアノを触らせてもらって楽しかったです。それにここはとても静かで、気持ち良く集中して仕事ができました」と言ってくれました。
「やっぱりニューヨークの町中はうるさいですか?」と聞くと、出てくる出てくる、どんなにうるさいか、どんなに酷い環境か、という話が。
「でも、ボクはもう、どんな場所でもいい仕事ができますよ」と、胸を張って言うバートくん。またできたら頼みたいなあ……。
でも、ブルックリンからはどう考えても遠過ぎます。ここまで来てもらうこと自体が気の毒です。
まあ、今後、ニュージャージーで仕事がある日があったら、ついでに来てもらえるかもね、ということで今日のところは話を止めておきました。
さて、よみがえったLAPIANA!カルロス氏に聞いてもらいたくて、夕飯も作らずに夢中で弾いておりました。
Kも3階から下りてきて、ちょっと二人で遊ぼう!と、あれやこれやと弾いているところに、旦那も仕事から戻ってまいりました。
トルコ行進曲を調子良く弾いていて、丁度Kが左手の伴奏の音を忘れて片手弾きになったところをパチリ!
ふたつの、まったく違うところで暮らしていたピアノの音が、照れ臭そうに溶け合って、なんとも温かな音が部屋に響きました。
とうとうよみがえりました!おかえりなさい、カルロスさん!
まだ30才そこそこっぽい若者ですが、ピアノ修理&調律歴9年の、ヒース・レジャー似のハンサムさん、約束の時間にちょいと遅れましたが良いことにします。
さて、なにはともあれ、まずは調律!ということで、いきなり初っぱなから2台のピアノの音を整えてもらいました。
韓国製SAMICKのベビーグランドは去年の11月に調律をしてもらったばかりですが、いつものごとく1ヶ月半後にはヨレヨレ、耳に辛い音になっていました。
440ヘルツに統一しましょう、ということで、最初の音だけ音叉代わりの機械を使っていましたが、それ以降は聴力のみで調律し始めたバートくん、
最近はどの音も機械頼りでやってしまう調律師さんが多い中、それがとっても新鮮でした。やっぱりわたしはそのやり方の方が好きです。
さて、調律が終わり、いよいよ鍵盤の調整です。
ハンマーと分けられた鍵盤。これからこの鍵盤の様々なことを整えるべく、1本1本を外しながら調べます。外された途端にただの棒に見えてしまうキー……。
その間はちょいとお邪魔なハンマーさん。床で休憩していただくことに。
キーの端っこに置かれた水色の丸い紙は、鍵盤の高さのズレの分を示すための物です。他よりも凹んでいると、それだけ枚数を増やします。
そして、その枚数をキーのすぐ下の台にあるポッチンに差し込んでいき、キーの位置を一定に整えていくという案配です。根気がいる仕事です。扇風機なんてもっての他!真冬で良かったです。
バートくんは、コップ一杯のお水だけで、7時間ぶっ通しで仕事をしてくれました。
途中3時間ほど、わたしは仕事で家を離れましたが、彼の仕事が終わるのに合わせて家に戻りました。
「長い時間どうもありがとうございました」とお礼を言うと、「ボクの方こそ、いいピアノを触らせてもらって楽しかったです。それにここはとても静かで、気持ち良く集中して仕事ができました」と言ってくれました。
「やっぱりニューヨークの町中はうるさいですか?」と聞くと、出てくる出てくる、どんなにうるさいか、どんなに酷い環境か、という話が。
「でも、ボクはもう、どんな場所でもいい仕事ができますよ」と、胸を張って言うバートくん。またできたら頼みたいなあ……。
でも、ブルックリンからはどう考えても遠過ぎます。ここまで来てもらうこと自体が気の毒です。
まあ、今後、ニュージャージーで仕事がある日があったら、ついでに来てもらえるかもね、ということで今日のところは話を止めておきました。
さて、よみがえったLAPIANA!カルロス氏に聞いてもらいたくて、夕飯も作らずに夢中で弾いておりました。
Kも3階から下りてきて、ちょっと二人で遊ぼう!と、あれやこれやと弾いているところに、旦那も仕事から戻ってまいりました。
トルコ行進曲を調子良く弾いていて、丁度Kが左手の伴奏の音を忘れて片手弾きになったところをパチリ!
ふたつの、まったく違うところで暮らしていたピアノの音が、照れ臭そうに溶け合って、なんとも温かな音が部屋に響きました。
とうとうよみがえりました!おかえりなさい、カルロスさん!
それにしてもピアノは生き物なんですね。特殊な波動を持っているんでしょう。そして、良いピアノほど、良い弾き手を選ぶのでしょう。だから自信を持ってください。カルロスさん、見守ってやってね。
別れをプラス思考に。はい!そうします!落ち込んだのはほんの一晩。今日はもうすっかり元気!ほんでもって、タイソンつながりで、いったい今度はどんなことが起こるのか、それを楽しみにしようと思っています。ありがとう!ノーテンキは得意中の得意なので、それでいってみます!
ピアノはほんと、生きてます。語りかけてくるんです。今までもよく、自分でブツブツ言ってるつもりなのに、結局はピアノとしゃべってたってことがいっぱいありました。ありがとう美代子姉ちゃん、この子はとってもいいピアノです。カルロスさんにどれほど感謝していいのかわからないぐらい。大事にします!
まうみさんの 「ブツブツ」 が楽しいものに なりますように…。
ちゃんと調整されてピアノになったこの子と昨日少し遊びましたが、なんともいえない柔らかなピアニッシモや、お腹にずうんと響く低音を聞かせてくれて、それはそれは嬉しくなりました。
それも、イケメン兄ちゃんで~まうみさんって、若い男性との出会いが多くありましぇん
調律師さん、バイオリニストetc
そんなことは、どうでもええかぁ。
LAPIANA お誕生日ですね。K君とのデュオどないだぁ。セット前の髪のようで~
親子で弾けるなんて素敵よ♪家は無理だもん、と言うかその気もないけどぉ。
チェロも好きよ
タイソンくんに似てるような・・・・。
25%NYなら、またできるかもね。
とにかく、新しいピアノでいっぱいいっぱいカルロスさんに聴いてもらって下さい。
そうよね、わたしの周りにはどうしてだか若者がうじゃうじゃ。これが疲れの原因かと……毎晩なんでかしらんけどクタクタじゃ……知らん間に無理してるのかも……ガハハ!
Kな、その通り!セット前。まさかブログに載せられてるとは思っておるまいて……ふふふ……親を信じてはいかんのじゃ!
チェロは音色的にヴァイオリンより好きなんで、一緒に弾けたらそりゃ嬉しいってなもんやけど、ただわたしが彼の技量に追いつけるかどうかってのが問題……。タイソンとどっこいどっこいのわたしやのに、タイソン曰く、ボクなんか比べもんにならないっていう子らしいから……。
ま、心配してる暇があったら弾け!っちゅうこってす。がんばりまっす!
まだほかの記事を全部読んでないんですが、タイトルだけ見て、あぁ、これは読まなければと、一目散にここに来ちゃいました。
よかったーぁー。カルロスさんも喜んでますね、きっと。
すごいなー、Kくん、芸達者ですねー。
カルロスさん、喜んでくれてるかなあ。彼のおかあさんがピアノの上に飾っておいてと言ってくださった彼と彼のデュオパートナーのツーショットの写真、真剣な顔してじぃ~っとこちらを見ている写真なんです。練習の合間にチラッと見ると、ったく、なんでそんなんが弾けないんだよ!って叱られてるような気分になって……トホホ~なわたしです……。
K、ほんとにね、ちゃんとやればいいのになあ~ってずっと思ってるんだけど……。