(1)クラシックローズの10 牡1 国枝栄 ディープインパクト ノーザンファーム
国枝厩舎、キャロの1頭あたり本賞金が1000万届いていないようにあまりキャロットとの相性は良くないので10万円は少しお高い買い物になるかもしれない。
(2)フレンチバレリーナの10 牝1 藤沢和雄 ディープインパクト ノーザンファーム
厩舎は申し分なし。兄姉(ロブロイ、ネオユニ)ともにダート中距離で勝ち上がっており、この馬も同様の流れになりそう。
(3)バランセラの10 牝1 堀宣行 ディープインパクト ノーザンファーム
堀厩舎は全体の勝馬率もそれほど高くないがキャロだともう一枚落ちる感じ。ただ1頭あたり本賞金は優秀なので一発狙いでならアリ。輸入牝馬の持ち込み直後というのも良い。
(4)ショアーの10 牝1 久保田貴士 ディープインパクト ノーザンファーム
輸入母の国内3世代目でディープインパクト産駒ということで走り頃と見たいが久保田厩舎はキャロとの相性がすこぶる悪く地雷認定。
(5)キューの10 牡1 戸田博文 ウォーエンブレム 社台コーポレーション白老ファーム
種付けに困難があるもののその産駒の確実性、飛距離の長さが異常なウォーエンブレム産駒。兄ブレイクランアウトという血統背景からも期待したい1頭。なんだけど生産が白老なので個人的にはバッサリ行きたい。
(6)ティエッチマンボの10 牡1 堀宣行 ウォーエンブレム ノーザンファーム
兄アドマイヤメジャーが現在6勝。これ以外の上は勝てていないがいずれも牝馬で牡馬はアドマイヤメジャーとダイワメジャー産駒のデビュー前2歳のみで、牡馬のこの馬は走る方と踏んでも良いのでは。厩舎的にも確実性に目をつぶって長打狙いの馬。
(7)ライラックレーンの10 牡1 加藤征弘 キングカメハメハ 社台コーポレーション白老ファーム
キャロットのキンカメ産駒は1頭あたり本賞金が3000万弱と高い数字を誇っているが勝ち上がり自体は19頭募集に対して9頭ということで当たり外れの触れ幅は大きそう。この馬は白老産の中でも例外的に(?)走ったフィフスペトルの全弟ということで生産地ハンデも克服する可能性を秘めているものの、上が走ったプレミアムで1口11万円という金額を動見るか。ちなみに加藤征厩舎はキャロットでの成績は良い厩舎なのでことしの白老で唯一取るとしたらこれなのかなという気はする。出資金額回収できるかはわからんけど。
(8)ペニーホイッスルの10 牝1 松山康久 キングカメハメハ 社台コーポレーション白老ファーム
残念な白老産、松山康久厩舎はキャロでの勝馬率が低く強調材料に乏しい。
(9)ファインセラの10 牡1 久保田貴士 クロフネ ノーザンファーム
久保田厩舎がキャロットで極端にパフォーマンスを落とす厩舎なのでNG。馬自体は3番仔で、価格もお手頃。
(10)スプレッドウィングの10 牝1 小島茂之 クロフネ 社台コーポレーション白老ファーム
白老産という時点で個人的にはNGなんだが、コジシゲ先生はキャロットの成績が全体成績よりかなり良い調教師の一人で6頭管理して勝ち上がり5頭と優秀。出走週にコジシゲ先生のブログに「今週の出走馬」としてコメント付きで紹介される特典もアリ。
(11)ベビーグランドの10 牝1 小島太 クロフネ ノーザンファーム
小島太厩舎はキャロットでの勝馬率が5割り切っているのが若干心配なのと、兄姉の成績が心許ない。ただデピュティミニスター系との配合は本馬が初めてで成功例のあるクロフネ×トニービンの配合ということでこれまでの文帳消しにしての爆発、というのはなきにしもあらず。価格も手頃なので勝負する価値はあるかもしれない。
(12)モンプティクールの10 牝1 武藤善則 ゼンノロブロイ ノーザンファーム
武藤厩舎は全体成績よりもキャロット限定の成績のほうが良い厩舎。父ゼンノロブロイも平均の勝馬率が5割を切っているのに対してキャロットでは7割の勝馬率を誇り好相性。
(13)グレイスルーマーの10 牡1 栗田徹 ダイワメジャー ノーザンファーム
栗田徹厩舎はキャロ相性が良い厩舎。兄姉は当たりもあれば外れも…と言った感じでかつその傾向が一貫していないので難しい。
(14)スターミーの10 牡1 萩原清 ダイワメジャー ノーザンファーム
萩原厩舎は全体成績よりキャロット限定成績が相当良い(勝馬率100%)。デビューした兄姉はすべて勝ち上がっているが現段階で2勝以上しているのがともに牝馬というのは若干気になる。
(15)ヴィートマルシェの10 牝1 加藤征弘 ダイワメジャー ノーザンファーム
加藤征厩舎は数字見る限り悪い厩舎じゃないしその中でもキャロの成績は良い。母が若く上もきっちり勝ち上がっているのも好感。
(16)ミスコンチェルトの10 牝1 高木登 ダイワメジャー 社台ファーム
厩舎は特に可不可なくだが生産が社台なのが割引。
(17)スルーレートの10 牝1 大久保洋吉 ダイワメジャー ノーザンファーム
大久保洋吉厩舎、勝馬率はキャロ限定の方がいいが1頭あたり本賞金は全体成績をした回っており確実性はあるがパンチに欠ける印象。
(18)ハナランマンの10 牝1 伊藤伸一 ハーツクライ 社台コーポレーション白老ファーム
伊藤伸一厩舎、キャロ経験無いが全体の成績自体が1頭あたり本賞金、勝馬率ともに良くないのであまり期待できない。加えて白老。
(19)ファーストチェアの10 牝1 牧光二 シンボリクリスエス ノーザンファーム
牧厩舎はこれまで2頭のキャロ馬管理して8勝、勝馬率100%ということで注目。
(20)プレラットの10 牝1 尾関知人 シンボリクリスエス 社台コーポレーション白老ファーム
白老産、上2頭が未勝利、キャロ馬3頭管理して勝馬率0%の尾関厩舎、買い材料見つけるほうが難しい。
(21)メジロルルドの10 牝1 小笠倫弘 シンボリクリスエス メジロ牧場
メジロ牧場産ということで注目の1頭。祖母はメジロドーベルで、上2頭も一応1勝はしており確実性はアリそうだが、さらにもうワンパンチとなるとどうか。
(22)イージーラヴァーの10 牡1 斎藤誠 タニノギムレット 社台ファーム
姉のラヴァーズナットは社台産で走ったキャロ馬だがそれは相性のよい加藤征厩舎のおかげだとすると斎藤厩舎に変わるのは大いに不安。
(23)ドゥルセデレーチェの10 牡1 萩原清 アグネスタキオン ノーザンファーム
萩原厩舎は言われているほど悪い厩舎じゃないですよというスタンスを取る立場だけにタキオン3頭の中ではコレを選ぶかなーという気がする。いや、そもそもタキオンリスク考えて一口ではタキオン自体を遠慮する立場なんで行かないけど。
(24)アビラの10 牡1 大竹正博 アグネスタキオン ノーザンファーム
大竹調教師のキャロ実績は2頭管理でともに勝ち上がっているものの1頭あたり本賞金が低いのが少し気になる。セレクトセールに一度上場されているというのは「初期のフィルターで引っかかった馬」であり本来ならキャロットに回ってこない馬であるという可能性はあるが。
(25)シンプルザベストの10 牡1 菊沢隆徳 フジキセキ 坂東牧場
兄姉の当たり外れもある中で厩舎が未知で、父がちょいマイナスなフジキセキとなると手が出づらい。
(26)カツラドライバーの10 牝1 鹿戸雄一 フジキセキ ノーザンファーム
エフティマイアの全妹ということになるが鹿戸厩舎はこれまでキャロ馬3頭管理していずれも勝てておらず厩舎相性的には☓。活躍馬の下プレミアムもついており狙いづらい。
(27)ベルグチケットの10 牡1 勢司和浩 ネオユニヴァース ミルファーム
3歳以上の兄姉で牝馬3頭が未勝利、牡馬1頭が3勝というのを見ると牡馬に出た本馬は吉と出るのでは。ただ厩舎が1頭あたり本賞金、勝馬率ともに全体>キャロットな勢司厩舎な点がマイナス。
(28)ジェリクルの10 牝1 栗田博憲 ネオユニヴァース 社台コーポレーション白老ファーム
こちらも白老産というのがほんとうに残念。栗田憲厩舎はキャロットにおいては1頭あたり本賞金が大変低く買える厩舎という感じではないので狙う要素は少ない。
(29)アイルドフランスの10 牝1 国枝栄 ネオユニヴァース ノーザンファーム
種牡馬としてのネオユニヴァースは全体平均で勝馬率5割り切っているように当たり外れのあるタイプだがキャロに限っては5割オーバーしてるのでまずまず及第点か。ただキャロット的に国枝厩舎はプラスとは言えないのでその辺がどうか。
(30)ミラクルレイザーの10 牝1 上原博之 メイショウサムソン ノーザンファーム
お母さんが比較的若いのは好材料。上原厩舎は勝馬率低めなのが少し気になる。
(31)キトゥントリックスの10 牡1 斎藤誠 ダンスインザダーク 社台コーポレーション白老ファーム
兄姉見ると当たり外れ半々といった感じだがダンスつけた2頭はいずれも勝っているから配合の相性はいいのかもしれない。ただ斎藤厩舎はキャロ的に推せる厩舎じゃないだけに…、といった感じ。しかも白老産なので…
(32)ハリウッドレビューの10 牝1 菊川正達 ダンスインザダーク ノーザンファーム
兄姉7頭中未勝利と未出走1頭ずつ。ただ菊川厩舎、全体成績でも1頭あたり本賞金が1000万円を割っている上にキャロでの成績がそれ以下ということで…。
(33)スウィートマフィンの10 牡1 小西一男 サクラバクシンオー ノーザンファーム
小西厩舎、全体成績よりキャロット限定のほうが成績が良いがもともとの全体成績があまりよろしくないのでキャロットの成績もマイナス無いけど強調する程でもない。バクシンオー自体もアベレージな種牡馬で大外れはないけど大当たりでもない、といったところか。
(34)マチカネエンジイロの10 牡1 斎藤誠 ローエングリン ノーザンファーム
斎藤誠厩舎はキャロ相性があまりよろしくないのが気になる。祖母マチカネササメユキからのマチカネエンジイロの牝系に個人的想い出がある程度。
(35)ジンジャーパンチの10 牝1 古賀慎明 Bernardini ノーザンファーム
Bernardiniは日本ではまだあたりを出せていないがこれまでが全てマル外として買ってきた馬であるのに対してこの馬は持ち込みなので日本向けに育成されている点、そして何より母がアメリカ古馬牝馬チャンピオンのジンジャーパンチというのがとてつもなく魅力である。ピュアブリーゼでキャロット持込馬実績のある古賀慎厩舎というのも心強い。
(36)ダンスザクラシックスの10 牝1 奥平雅士 Dalakhani ノーザンファーム
兎にも角にもダラカニ☓サドラーという血統の字面が重々しすぎて不良馬場の函館芝2600でめっちゃ強そうですね、としか。
(37)ルシルクの10 牡1 戸田博文 Smart Strike ノーザンファーム
SmartStrikeの産駒は集計期間内で11頭が日本にやってきて全馬デビュー、9頭が勝ち上がりと非常に高い打率を誇る。中でもキャロットで募集されたブレイクランアウトは共同通信杯勝ち含め重賞戦線で活躍した。そのブレイクランアウトの姉にあたるルシルクにブレイクランアウトの父をSmartStrikeをつけたのが同馬で同じ戸田厩舎ということで夢よ再びと飛び込むのはあり。戸田厩舎自体勝馬率でキャロ成績>全体成績となっており悪くない。
(38)フォルテピアノの10 牡1 音無秀孝 ディープインパクト ノーザンファーム
ダート短距離でコンスタントに走れる牝系にディープ。「(セレクト、社台RH、サンデーRのフィルター通過後の)キャロットの牡馬でクラシックタイプの当たりはいない」という考え方をするなら牡馬で買うならこういう「非クラシックタイプ」なのだと思う。リアルインパクト再び的に狙うならこれ。もともとの数字がいいがキャロ成績も良い音無厩舎というのも好材料。
(39)ガヴィオラの10 牡1 藤原英昭 ディープインパクト ノーザンファーム
藤原厩舎、全体成績は申し分ないがキャロ限定だとあまりよろしくない。1頭あたり本賞金も1000万に満たないし勝馬率も5割を切っている。金額の割にリスクは高い。
(40)シーズライクリオの10 牝1 岡田稲男 ディープインパクト 社台コーポレーション白老ファーム
岡田厩舎はキャロット馬10頭管理してスピリタス1頭のみが勝ち上がりと非常に相性が悪い上に同馬の生産が白老ということで個人的には絶対買ってはいけない1頭。
(41)ポトリザリスの10 牝1 角居勝彦 ディープインパクト ノーザンファーム
ディアデラノビア、マゼランなど上はキャロットでお馴染みだし、厩舎も角居厩舎となれば死角は見当たらない。
(42)オールザウェイベイビーの10 牝1 松田博資 ディープインパクト ノーザンファーム
ゴスホークケンの下でひとつ上はPOGでも人気で、キャロットで募集されると知った時驚いた1頭。マツパク厩舎はキャロットでそれほど目立ったパフォーマンスを残しているわけではないがマツパク厩舎の牝馬、というのは魅力。
(43)スターパレードの10 牡1 武宏平 ウォーエンブレム 社台コーポレーション白老ファーム
母はアルゼンチン産で米国に渡ってG1を3勝。ウォーエンブレムだしダートの化物出してもおかしくないかなーとは。キャロットバージンの武厩舎で読みづらい点が多い。そういう中で白老産となるとちょっと手が出ない。
(44)ディアデラノビアの10 牝1 角居勝彦 キングカメハメハ ノーザンファーム
ひとつ上のディアデラバンデラからは父がボリクリ→キンカメと代わっておりこれはプラス(?)かもしれない。角居厩舎だし母馬優先で取れない可能性は大きいがチャレンジする価値はある一頭。
(45)トゥザヴィクトリーの10 牝1 池江泰寿 キングカメハメハ ノーザンファーム
ここ最近はうまく行ってるがトゥザヴィクトリーの子は初期のデビューできないイメージが強くてちょっとリスキーな印象。コメント見る限りこの馬も「立派な馬体」なようで、ちゃんと絞れるのか問題が付きまといそうな予感。それを踏まえた上で10万出して夢を買うかどうかと言われたら私はNoだがホームランの可能性も十分あるとは思う。
(46)ルミナスポイントの10 牡1 安田隆行 クロフネ ノーザンファーム
フレンチデピュティ-クロフネ親子の産駒はいずれも大当たりこそ無いもののハズレも少ない印象で、キャロットの中でも安定して走ってくれている父系。加えてソニンクから来る早仕上がりで確実性のある牝系でキャロ相性のよい安田隆厩舎と良いファクターが多い。
(47)ビスクドールの10 牝1 藤岡健一 クロフネ ノーザンファーム
藤岡健一厩舎は全体成績>キャロット成績な厩舎のひとつ。母も高齢というのも若干割引。
(48)ブロードアピールの10 牡1 松田国英 ダイワメジャー ノーザンファーム
マツクニ厩舎はキャロットでパフォーマンス落とす厩舎。過去10世代でこの馬の姉カイゼリンでの3勝のみ。
(49)グッドゲームの10 牡1 橋田満 ダイワメジャー ノーザンファーム
橋田厩舎はキャロ実績はまだ少ないからなんとも言えない。上が体質的に弱い馬が多い印象なのでそこがどうか。
(50)ダークサファイアの10 牝1 佐々木晶三 ダイワメジャー ノーザンファーム
佐々木晶三厩舎はキャロ歴浅いが2歳でダローネガ勝っているしこれから。ただ過去の活躍馬を見ていると圧倒的に牡馬が走る厩舎なのがどうか…。
(51)エンシェントヒルの10 牝1 松元茂樹 ダイワメジャー ノーザンファーム
松元茂樹厩舎はキャロ相性良い厩舎。姉ノッティングヒルは小柄だっただけにこの馬も馬格があるかどうかが鍵?
(52)ブルーメンブラットの10 牡1 石坂正 シンボリクリスエス ノーザンファーム
石坂厩舎のキャロット馬は1頭あたり本賞金は高いが、勝馬率は低いという典型的な「ホームランか三振か」な成績。キャロットのシンボリクリスエス産駒は1頭あたり本賞金で見ると全体成績を上回っているので買いなんだが果たして。
(53)シーザリオの10 牡1 角居勝彦 シンボリクリスエス ノーザンファーム
父キンカメの上2頭から父がシンボリクリスエスに代わって丈夫さが増せば良いのだが、というくらい上2頭はもったいない感があった。
(54)ドルチェリモーネの10 牝1 中尾秀正 シンボリクリスエス 社台コーポレーション白老ファーム
厩舎、父は特に問題なくても白老産の時点でアウト。
(55)モンローブロンドの10 牝1 松永幹夫 シンボリクリスエス ノーザンファーム
仕上がり早で確実性のある牝系に、確実性はあるシンボリクリスエス、高い1頭あたり本賞金を誇る安田隆行厩舎と良い事づくめっぽい。
(56)フサイチパンドラの10 牝1 石坂正 シンボリクリスエス ノーザンファーム
前述のとおり石坂厩舎は「ホームランか三振」だけに判断が難しい。お値段するだけに確実性求めるならやめておいたほうがいいかも。
(57)ピノシェットの10 牝1 岡田稲男 タニノギムレット ノーザンファーム
岡田厩舎な時点で残念な感じ。兄スピリタスだから、もし走った場合はこの兄弟(かつ父ギムレット限定)で走るという事で。
(58)プンティラの10 牡1 吉田直弘 アグネスタキオン ノーザンファーム
アグネスタキオン最後の世代ということで人気が集まるだろうが、勝馬率があまり高くないのはやはり脚元リスクのせいなのかな、という気がする。キャロット勝馬率75%の吉田厩舎というのはいいんだが、使い込むタイプの厩舎だけにタキオン産駒との相性はどうなのかな、と思ってしまう。
(59)プリンセスミラクルの10 牝1 清水出美 チチカステナンゴ 社台コーポレーション白老ファーム
兄姉3頭は一応いずれも勝ち上がり(1頭は地方デビュー)。父チチカステナンゴは新種牡馬で成功する方に転んで欲しいところだが残念ながら白老生産。清水出美厩舎もキャロであまり高いパフォーマンス発揮していないだけに買い材料に乏しい。
(60)エンプレスティアラの10 牡1 矢作芳人 フジキセキ ノーザンファーム
矢作厩舎はレックスパレードでお世話になっているがキャロットの全体成績で見ると可もなく不可もなく。ただ出資馬あずかってもらっている身からすると「非常にレース選択が上手い」という印象をうけるので一定の走るレベルにある馬であればレース選択の妙で得られる賞金もあるのではと思う。
(61)ヴィアンローズの10 牡1 羽月友彦 フジキセキ ノーザンファーム
羽月厩舎は勝馬率は5の4で高いほうだが1頭あたり本賞金が及第点レベル。父フジキセキがキャロット的に若干マイナスだけに強くは推せない。
(62)アウトオブタイムの10 牝1 荒川義之 フジキセキ 社台コーポレーション白老ファーム
白老産である点、フジキセキ産駒があまりキャロではよろしくない点がありキャロットでは未知数の荒川厩舎ということで申し訳ないが見送りで。
(63)リッチダンサーの10 牝1 西園正都 フジキセキ ノーザンファーム
フジキセキ産駒はキャロットでは勝馬率が5割を切っているようにこれまでのところ全体成績ほどのパフォーマンスは発揮していない。西園厩舎に関してもキャロットの管理馬3頭はすべて勝ち上がっていて1頭あたり本賞金も及第点ではあるが全体成績の半分ほどなのでさほど強調はできない。
(64)ラフィントレイルの10 牡1 村山明 ネオユニヴァース ノーザンファーム
村山厩舎は1頭あたり本賞金で全体成績>キャロット成績となっておりその点が若干不安。
(65)スムーズセイリングの10 牝1 石坂正 ネオユニヴァース 社台コーポレーション白老ファーム
デビュー済みの上2頭が未勝利で白老産、そして厩舎はキャロットでは「ホームランか三振か」厩舎の石坂厩舎ということで三振の方に出ると見た。
(66)ヒカルアモーレの10 牝1 松田博資 ネオユニヴァース 社台コーポレーション白老ファーム
牝馬のマツパク厩舎というのは大変惹かれるんだが白老産というのが台無しにしてる感。
(67)ムーンライトダンスの10 牝1 吉田直弘 ネオユニヴァース ノーザンファーム
持ち込みの初年度以外の3,4歳世代は勝ち上がり、2歳も2戦目で2着とたぶん勝ち上がれそう。というわけで母のポテンシャルは高そう。
(68)アドマイヤメガミの10 牝1 角田晃一 ジャングルポケット ノーザンファーム
黄金配合のジャンポケ☓アドマイヤサンデーの間にエルコンを挟んだ形。角田厩舎はキャロヴァージンだが経験あって実績ない厩舎よりはいいかなと思う。ちなみにジャンポケのキャロ成績はとうぜん母アドサン軍団のおかげで良い。牝系との相性が良い方に出れば期待できる。
(69)アドマイヤサンデーの10 牝1 笹田和秀 ジャングルポケット ノーザンファーム
で、お馴染のジャンポケ☓アドマイヤサンデー。ただ厩舎がお馴染の角居厩舎でなくなったのがどう出るか。お値段勘案するとリスクのほうが若干大き気がしないでもない。
(70)グレイトフィーヴァーの10 牡1 松田博資 スペシャルウィーク 社台コーポレーション白老ファーム
白老産である時点でまずマイナス。あと牡馬のマツパクさんってどうなのよというのがあり。
(71)フィックルフレンズの10 牡1 大久保龍志 スペシャルウィーク 社台コーポレーション白老ファーム
スペシャルウィーク産駒はキャロットにおいてはシーザリオの活躍で1頭あたり本賞金は非常に高い数字だが、勝ち上がり率は全体成績以下と「ホームランか三振か」な種牡馬になってる。この馬の場合白老産に加えてキャロで6頭管理、1頭しか勝ち上がらせていない大久保ドラゴンということで三振の方と見る。
(72)クリソプレーズの10 牡1 音無秀孝 ゴールドアリュール ノーザンファーム
1つ上の初年度ディープが先日新馬戦で人気を裏切ったところだが、音無厩舎はキャロットと相性が良いので良いんでは。あとゴールドアリュールの牡馬ということで牝馬よりはいいのかなーと思う。
(73)シンコウエンジェルの10 牝1 小崎憲 ゴールドアリュール ノーザンファーム
小崎厩舎、ゴールドアリュール産駒ともにキャロットでのサンプルが少ないのでなんとも言えない。上はダノンカモンを筆頭に安定して走っているがどちらかというと牡>牝な傾向があり、ちょっと厳しいかなという印象。またゴールドアリュール産駒も牡>牝な傾向があるのでその点でも行きづらいかなと。
(74)マリスター2の10 牡1 平田修 メイショウサムソン ノーザンファーム
母高齢はキニナルが兄姉10頭中、9頭がデビュー、8頭が勝ち上がりと優秀なお母さん。牡馬3頭はすべて勝ち上がっている。厩舎も○。
(75)インディスユニゾンの10 牝1 高野友和 メイショウサムソン ノーザンファーム
高野厩舎はキャロット経験がないものの、新しい厩舎の中では活躍が目立ち、高い勝馬率を誇っている。一番上の姉が同じサドラー系のドリームウェルで未勝利引退しているのが気になるけど。
(76)ブルーラスターの10 牝1 新規 ダンスインザダーク ノーザンファーム
兄姉7頭いて未出走と未勝利1頭ずつというのは優秀な方だと思うが、その2頭が直近2頭というのは気になる。またダンスインザダーク産駒はキャロットにおいては勝馬率4割未満と非常に買いづらい種牡馬になっている。
(77)レースの10 牝1 牧浦充徳 アドマイヤドン ノーザンファーム
アドマイヤさんところの印象が強いレースの仔。全兄トーセンアレス位走ってくれれば問題ないがアドマイヤドンの産駒というのはあまり惹かれないというのが正直な所。ただ牧浦調教師はキャロで2頭管理してどちらも勝ち上がり、合計6勝しているので厩舎面からの狙いは立つ。
(78)スターアイルの10 牝1 須貝尚介 アドマイヤムーン ノーザンファーム
現2歳が初年度のアドマイヤムーンの産駒。近年の新種牡馬は初年度から爆発するタイプと二年目に爆発するタイプがあるように思う。このあたり細かい統計はとっていないが、特に非SS系種牡馬においては育成段階で産駒のタイプがわからず手探りな初年度からある程度ノウハウを蓄積した2年目に走る馬が多く出るのでは無いのかな、と見ている。まあノーザンのムーン産駒ってあんまりいないからノウハウ蓄積できてないんじゃないか問題があるんだけど。
(79)マチカネモユルの10 牡1 沖芳夫 エアジハード ノーザンファーム
父エアジハードが少し異色なら沖厩舎という所属も異色。母は相当高齢だし、未知な所が大きい分ちょっとリスキーかなと。
(80)ドリーボンズレガシーの10 牡1 角居勝彦 Hat Trick 追分ファーム
今年唯一の追分産で、厩舎も文句なし。母の姉にグラッブユアハートがいる血統で日本適性もありそう。父は日本では未知数だがフランスでG1勝ち馬を輩出するなど期待大。
(81)ハンドレッドスコアの10 牡1 高野友和 ブライアンズタイム 社台コーポレーション白老ファーム
高野厩舎はいいけど父ブライアンズタイムがキャロット相性よくない上に白老産。
(82)ジェイズジュエリーの10 牝1 友道康夫 フレンチデピュティ ノーザンファーム
フレンチデピュティもクロフネ同様安定感のある種牡馬。ただ厩舎がキャロではNGな友道厩舎なのが大問題。アドマイヤジュピタの全妹プレミアムが価格に上乗せされているだろうし「買ってはいけない」の筆頭じゃないだろうか。
(83)ササファイヤーの10 牡1 大久保龍志 ホワイトマズル ノーザンファーム
ホワイトマズルは全体成績とあまり変わらないくらいのパフォーマンスをキャロットでも見せているが、管理する大久保ドラゴン厩舎は6頭管理して勝馬1頭のみとハッキリ言って相性が良くない。
(84)ヴァレラの10 牡1 石坂正 マンハッタンカフェ 社台コーポレーション白老ファーム
キャロットでのマンハッタンカフェ産駒は5頭いて勝ち上がり1頭と相性は良くない。生産白老で石坂厩舎、ホームランか三振かの三振の方ではないかなと。
(85)マチカネササメユキの10 牡1 清水久詞 リンカーン ノーザンファーム
清水久厩舎、キャロット1頭経験があって2勝。父リンカーンということで地味な印象だが個人的には母マチカネササメユキが想い出のある(話すと長くなる)牝馬だけにキニナルところではある。
(86)ポイントアシュリーの10 牡1 友道康夫 Ghostzapper ノーザンファーム
Ghostzapper産駒は日本に2頭しか輸入されていないが海外で期待を裏切ってる感が強く大きな期待は寄せづらい。加えて友道厩舎というのがNG。全体成績で1頭あたり本賞金は優秀な部類だが、フレールジャックのラジニケ賞加えてもキャロットでの1頭あたり本賞金は722万円、13頭管理して勝ち上がったのは4頭と非常に心許ない。
(87)Tadwigaの10 牝1 須貝尚介 Smart Strike Shadai Corporation
ルシルク2010で書いたようにSmartStrikeの日本適正は海外種牡馬の中でも特筆すべきもの。またキャロットのマル外馬の成績を父系統別で見た場合ミスプロ系が非常に優秀なのも好材料。
(88)クリスタルコーストの10 牡1 地方 ロージズインメイ ノーザンファーム
父ロージズインメイはキャロットで過去3頭募集があり2頭が勝ち上がり。芝ダート兼用だがダートのほうが向くタイプが多いので地方募集、アリではないかと。
(89)キャンディーストアの10 牝1 地方 サクラバクシンオー ノーザンファーム
あまり父サクラバクシンオーで地方と言われてもピンと来ないというのが正直なところ。
(90)エンジェルローブの10 牝1 地方 シンボリクリスエス ノーザンファーム
父シンボリクリスエスなら地方募集というのもしっくりくる。
(91)マチカネヤマザクラの10 牝1 地方 ティンバーカントリー ノーザンファーム
地方競馬ならティンバーとかでなきゃね、という感想くらいしか浮かばないですすみません。
※一度アップした後、カタログ順にならべかえて順番が前後したため「前述のとおり」とか書いていても前述していない可能性もありますのでご指摘いただきましたら訂正致します。
カタログ請求だけなら無料!
・あれ様
あ、自分で厩舎名書いておいてキャプションで間違ってますね。ご指摘ありがとうございます。