名馬電機社長の事業報告という名の日記

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スプリンターズS

2006年09月27日 | 競馬
秋のG1シリーズの開幕と共に帰ってきたG1全頭チェック。

全体的に人気がどうなっているのか見ておきたいので
スタンディングリード(立ち読み)しようとコンビニに向かったのだが
いつも雑誌売り場にブックやギャロップを置いていたサークルKが
新聞売り場に移設させていたため、別のコンビニを探す羽目に。

で、無事にファミマでスタンディングリードすることができたがそれを見てショックを受けた。
ブックもギャロップも外国馬の人気が高すぎる。
まあ国内組がどーしようもないメンツだから仕方ないんだろうが
海外馬好きとしては配当的妙味がなく困ったもんである。

○:買い ×:消し
オレハマッテルゼ(○)
日本馬で安心して買えるのはこれくらいだろう。春の高松宮勝ちで実績上位。
休み明けは過去(3.1.0.1)と得意としており、問題ないどころかむしろプラスと見る。
マイナス点を挙げるとすれば大先生-音無ラインで年にG1を2勝するかという点くらい。

キーンランドスワン(×)
京都で5勝していたり、高松宮記念で2着したりという点からもわかるように原則平坦向き。
年齢的にも一変は考えづらい。

ゴールデンキャスト(×)
中山芝1200(0.0.0.4)で、基本夏馬のため秋から冬に向けてのこの時期は苦手。
これまでの成績からもG1ではワンパンチもツーパンチも足らない。

サイレントウィットネス(○)
昨年の覇者。昨年の遠征後の感染症などで体調が不十分だったこともありその後4戦未勝利。
昨年の絶好調には及ばないだろうが、日本馬は昨年より楽な相手なため買いの評価にしておく。

シンボリエスケープ(×)
芝ダート兼用だが芝ダート共に重賞では今一歩足りない。
ネイティヴハートを物差しにすれば3着くらいに入ってきてもおかしくはないかもしれないが、連圏内までは難しいと見る。

シーイズトウショウ(×)
サマースプリントチャンピオンを目指してセントウルSを使ったのがここへ向けては
大きなマイナスとなると見る。ただでさえ輸送すると大幅に馬体が減る馬である上に
前走セントウルSですでにマイナス10キロ。中山芝千二も(0.0.0.3)と悪く買いづらい。

ステキシンスケクン(×)
スプリント路線よりは多少レベルのましなマイルからの転戦組でオレハマッテルゼと同様のパターン。
ただしこの馬の場合、スプリントは忙しすぎると見る。
マイルくらいの距離でじわっと逃げると強いが、千二で急がせると自分のリズムで走れず
力を出しきれ無いと見る。京成杯好時計勝ち→スプリンターズS人気で惨敗という
ゼンノエルシドパターンになると見た。

タガノバスティーユ(×)
休み明けだったとはいえ前走古馬と初対戦の北九州記念が全くいいところなし。
加えて3着内に入ったのが京都、小倉、中京と全て直線平坦コースばかり。
中山の坂も課題だし、今の馬場で追い込みはつらい。

タマモホットプレイ(×)
こちらもタガノバスティーユ同様平坦コースに良績が集中。
走れるレンジが狭く、その狭いレンジに嵌っていてもG2までが精一杯。

チアフルスマイル(○)
もともと千二は得意であり、今くらいのレベルのスプリント戦なら
前走くらい走っても全く不思議はない馬。
ただ上記2頭ほどではないものの平坦コースの方が成績が良く
中山の坂を克服できるかがかぎになってくる。
また鞍上岩田が継続騎乗となる点もあり、馬券圏内の可能性は十分にあるが
アタマまでは厳しいと見る。

テイクオーバーターゲット(○)
前哨戦のセントウルSでは十分な状態でなかったにも関わらず2着。
着順よりもスタートからスンナリと先行集団につけられた点に好感。
日本の軽い馬場へも十分対応できることを証明し不安な点は少ない。

ビーナスライン(×)
こちらもあまり直線の急坂がよろしくないタイプ。
セントウルSをスキップしたローテーションは好感が持てるものの
中山替りで全身が見込めるわけでもなく、かつ洋芝の北海道を得意とすることから
野芝の時計勝負はマイナスに出るだろう。

ブルーショットガン(×)
前走キーンランドCでは上がり1位の33.6の脚を使って4着。
ただ時計面でどんと来いと言うタイプでもないし、
得意の北海道でビーナスラインやシーイズトウショウに2度とも先着できなかったあたり
地力の限界を感じさせる。

ベンバウン(○)
今年6月のキングズスタンドSではテイクオーバーターゲットの2着にはいった馬で
勝ち鞍はG3までしかないが実力的にはそう見劣らない。
何より時計の裏づけがある上、香港、イタリア、フランスなどへ遠征しており
遠征経験も豊富。イギリス調教馬だが上記3カ国への遠征からもわかるように
軽い芝への適正が高い馬なのであろう。父はコンゴウリキシオーの父としてお馴染みで
日本の馬場への血統面からの適正も悪くない。
鞍上はディクタットで安田記念2着の経験があるオドノヒュー。
調教師は名門厩舎所属経験があり、若くて国際派というイギリスの角居調教師のような人物らしい。

メイショウボーラー(×)
前走の競馬を見ても芝の重賞レベルで勝ち負けできる往年のスピードはなく
ここも厳しい戦いを強いられることになるだろう。

レザーク(○)
G1を2連勝中と実績的には評価できる。ただ英国以外で競馬をしたことがない点や
持ち時計がなく速い時計に対する適応度が全く未知数である点が
ウィークポイントとして浮かび上がっては来る。


◎ベンバウン
○テイクオーバーターゲット
▲オレハマッテルゼ
△サイレントウィットネス
×レザーク
注チアフルスマイル

ベンバウンはコーナーさえきちんと曲がることさえ出来れば勝ち負けの可能性はかなりあると見るし、
配当的な妙味と言う点でも一番であろう。
とにもかくにもこのメンバーなら外国馬が上位3頭中2頭以上を占めることも
かなりありえることのような気がする。


オマケ
先週日曜日、中山D1800で最内からESP発動し、全く行き脚がつかなかったのに
向こう正面からマクって3着に入ったパープルプローズは
予想通りGCの「先週の結果分析」の中で能勢氏が次走注目馬に挙げていた。

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