ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

今は帯状疱疹予防ワクチンがありますが・・・

2024-05-01 23:59:09 | 美容&健康

このところTVのCMでよく目にするのが、「帯状疱疹予防ワクチン」

名の知れた俳優さんが登場し、50歳以上の方は…というCMです。

 

「帯状疱疹」については、皇后雅子さまが罹られていたので、知名度としてはそこそこあるでしょうか。

 

私も10年以上前に罹ったことがあります。

 

その発端は、首筋から頭にかけての激痛でした。

左耳の下あたりから首筋、頭部にかけて、ズキッと痛みが走るようになりました。

 

当時は、まさかこれが帯状疱疹の症状のひとつだと思わず、脳の病気かも?と、病院で頭部のCTを撮りました。

結果はもちろん、頭部に異常なし。

 

そうこうしているうちに、左のあごから頬にかけてポツポツと赤い湿疹、水疱のようなものが現れ、そこでようやく「帯状疱疹」だとわかりました。

皮膚科で帯状疱疹ウイルスの除菌効果のある薬を出してもらい、全部飲み切るように指示されました。

 

薬により痛みが治まりましたが、口の下にできた痕が残ってしまいました。

マスクで隠れる場所の発疹、水疱でしたから、しばらくはマスクで隠していましたが、今も肌をよく見ると、へこんだ箇所があります。

メイクでそこそこ隠れるので、よーく見ないとわからないと思います(笑)

 

もし帯状疱疹と気付かずに放っておいたら、顔面にもっと発疹が広がり、悲惨なことになっていたかもしれません。

 

帯状疱疹は、身体に出る人が多いようで、友人の家族も脇腹から背中にかけて出た、と言っていました。

 

治った後、「帯状疱疹後神経痛」という合併症を引き起こすことがあります。

帯状疱疹ウイルスにより神経細胞が刺激され、帯状疱疹が治った後も過度な痛みを慢性的に感じる後遺症です。

特に、耳や顔面に帯状疱疹が出た人の場合、この後遺症が出ると、なかなか治りにくくて大変といわれます。

幸い、私は大丈夫でした。

 

とにかく、早めに帯状疱疹とわかり、投薬治療をすることが大事です。

 

予防対策として、CMにあるワクチン接種もいいかもしれませんが、

耳の下から首筋、頭部にかけての激痛も帯状疱疹の可能性がある、ということを、ぜひ知っておいてください。

 

頭部のCTやMRIで何も異常がなかった時、

「帯状疱疹の可能性はありませんか?」と医師に尋ねることで、

「じゃあ、帯状疱疹の検査をしてみましょう」、という流れになると思います。

 

 

そもそもの帯状疱疹の原因のひとつとして、「ストレス」があるといわれます。

私の場合は、間違いなく「ストレス」でした。

ストレスは日常的にそれなりにあるものですが、度を超えた外部からのストレス、パワハラ、モラハラなどなど、自分でコントロールできない大きなストレスが長期に渡って続いたりすると、発症の危険が高いと思います。

当時は、発症原因がわかりませんでしたが、今になって思えば、それのせい、でしょう。

 

5月に入り、ゴールデンウィーク中ですが、「5月病」といわれる心身の不調が現れる時節でもあります。

普段から我慢することが多いと感じている方は、嫌と思うことをしない、我慢しない、と思う日や期間を作ってもいいかもしれませんね

 

 

庭の柚子は昨年大豊作でしたが、なぜか今年も花のつぼみがたくさんあり、大豊作になるとか?

 

コメント
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