子供への注意

2016-12-08 18:17:27 | Weblog
仕事を終え、駅で改札階へ上がるエレベーターを待っていたときのこと。

下りてくるエレベーターから、「ドン!ドン!」と、妙な音がするのです。
そのエレベーターの横には、170cmほどの高さに、内部を映し出す映像を
見ることができるモニター画面があるので、見ると。

たぶん小学3~4年生と思われる男子が一人、
なぜか、ピョンピョン、その場でのジャンプを繰り返していました。

数秒、迷ったのですが、
下りてきて、扉が開き、走りだそうとしている子を呼び止め、
勇気を出して、優しく声をかけました。

「ボク、エレベーターの中で跳んだら、あぶないよ。
 止まってしまうかも、わかれへんよ」

その子は、びっくりしたような、はにかんだような顔で、「はい」

ああー、素直な子で。良かった!
「うるさい!クソババア!」なんて言われたら、どうしようかと思ってました。

私、子供に注意したのは、人生で初めてかも知れません。

でも、子供が、危ないことや度が過ぎる悪ふざけなどをしていたら、
見かけた大人が注意するのは、当然のことですよね。

「昔に比べて、そういう大人が減った」とは、よく言われることですが、
少々鬱陶しがられても、「アカンことはアカン」と、
勇気をもって注意することが大事だなぁと、改めて感じました。

もしかしたら・・・・。
あの小学生男子、あとで、
「あのオバサン、なんで、ボクがジャンプしてたんが、わかったんやろ?」
と、不思議に思っているかも知れません。

ふふん。
君の目に届きにくい高さのところに、
「防犯カメラ映像」が映し出されていたんやでー。
もし気づいたら、名探偵コナン並みの推理力や!(笑)

なぜ私が、エレベーターで小学生がピョンピョン跳んでいたという
些細な出来事にこだわるかというと、
10年前にエレベーターに挟まれた高校生の死亡事故が衝撃的で、
痛ましくて、ずっと記憶に残っているからです。

もしかしたら、彼のピョンピョンが、エレベーターを支える複雑な部分に影響を与え、
いずれは事故の遠因になるかも知れないではありませんか。(考えすぎ?)

今調べると、10年前に死亡事故を起こしたシンドラーという会社は、
国内で、こんなにも事故・トラブルを起こしているのかと、驚きました。

しかも、4年前にも、私が印象に残っている事件と同様の
死亡事故を起こしていました。

現在、日本からは撤退しているようですが、もう、世界からも撤退しろ!

シンドラー社のエレベーターについて~ニコニコ大百科~