交通事故

交通事故相談について徒然なるままに日ごとのことを書き連ねます。

脊髄損傷レベルと到達可能なADL

2012年09月30日 | Weblog
患者さんに必要な介助について、大まかに全介助、要介助、一部介助と分けることができます。

どの程度の介助が必要かは損傷レベルにより異なります。また、動作によっても異なるため、動作別にADLを判断することが必要です。


1. 損傷レベル C1~C3

  【ADL】全介助。呼気、唇や顎の動きを利用したハンズフリースイッチの操作が可能。
  

2. 損傷レベル C4

  【ADL】全介助。頭に取り付けた棒や口でくわえた棒を使っての動作(本のページをめくるなど)が可能。
  
3.損傷レベル C5

   【ADL】ほとんどの動作で要介助。ただし手を動かすことができ、上肢装具付きの自助具を使えば食事、筆記などが可能。
  

4.損傷レベル C6

   【ADL】中等度~一部介助。自助具を用いて食事、筆記などが可能。上半身の着替えが可能。
  

5.損傷レベル C7

   【ADL】一部介助あるいはほぼ自立。自助具なしでの食事、着替えが可能。起き上がったり寝返りが可能。
  
6.損傷レベル C8~T1

   【ADL】車いすによるADLが可能。
  
7.損傷レベル T2~T6

   【ADL】簡単な家事動作が可能。
  

8.損傷レベル T7~L2

   【ADL】住環境を整えることにより、家事、仕事が可能。スポーツも可能。
  

9.損傷レベル L3~L4

   【ADL】すべて自立する。
  

10.損傷レベル L5~S3

   【ADL】すべて自立する。
  

脊髄損傷レベルと到達可能なADL


歩行者事故

2012年09月29日 | Weblog
歩行者と自動車の事故では、道路を横断中の歩行者対自動車の事故が最も多くなっています。

他には、道路への飛び出しによる衝突事故やひき逃げ事故などもあります。


歩行者事故


左右の見とおしがきかない交差点

2012年09月28日 | Weblog
見とおしがきかない交差点とは、交差点進入直前において沿道の建物、駐車車両、広告塔、看板その他道路の状況等により、車両が進行している道路と左右に交差する道路の見とおしがきかない交差点をいいます。



http://www.matsui-sr.com/gousei/yougo2-16.htm


なぜか車を運転する方は、しっかり停止せずに交差点に進入していきます。


そして事故となります。


高次脳機能障害の注意障害

2012年09月27日 | Weblog
注意障害のある患者さんは、注意力、集中力がなくなります。

長い時間、集中を維持することが困難になるので、ちょっとしたことですぐ気が散り、ぼんやりしたり失敗が多くなります。


なにかをやらせようとしても、ひとつの作業、仕事を完成させるのに時間がかかります。


http://www.matsui-sr.com/atama/atama5-4-1.htm


注意障害のある患者さんは、注意力がないために人の話を最後まで聞くことができません。

そこで、話をするときは患者さんの目をしっかりと見て、うなずいたり首を振ったりといった動作を加えて話しかけましょう。

説明をする場合は、絵図を描いたりしてもいいでしょう。


患者さんの話が本筋からずれてきても、急かしたりしてはいけません。


さりげなく話を元に戻すように導くようにしましょう。

高次脳機能障害の脱抑制・易怒性

2012年09月26日 | Weblog
高次脳機能障害の患者さんの中には、脱抑制や易怒性の症状が出る方がいます。

脱抑制とは、感情の抑制がきかなくなった状態、易怒性は、怒りっぽくなった状態のことです。

ほんの些細なことでとても興奮しやすくなったり、怒りっぽくなり、暴言や暴力を振るうこともあります。


患者さんによっては、ほんの些細なことで泣き続けたり、笑い続けたりする場合もあります。



http://www.matsui-sr.com/atama/atama5-3.htm


高次脳機能障害の患者さんで、毎年、発症した季節になると調子が悪くなるといったことを訴えられる方がいらっしゃいます。

また、女性の患者さんでは、生理が近づくと調子が悪くなり、高次脳機能が低下してしまうという方もいらっしゃいます。

それは、患者さん自身の意識ではどうしようもない部分でホルモンなどのリズムや、情緒の変動といったものから引き起こされているからです。


患者さんが意識的に「なんとかしよう」と踏ん張ると、かえって感情の波に振り回され、落ち込んだり自己嫌悪に陥ってしまいます。

ですから、患者さんご自身の無意識下のサイクルを把握し、うまく付き合っていくことが大切です。

高次脳機能障害の意欲・発動性の低下

2012年09月25日 | Weblog
高次脳機能障害の患者さんの中には、物事への意欲や自発性のなさが見られる方がいます。

何事にもやる気が出なかったり、人の話に興味を示さず、話している人に目を向けなかったりします。


意欲や発動性の低下が見られる患者さんに対しては、ご家族や周りの方が接し方に注意してあげてください。

やる気がなく、だらけているように見えるかもしれませんが、患者さん本人は決して怠けているわけではありません。

ご自身でも「やらなくてはいけない」と分かってはいるのですが、障害のために実行することが出来ないのです。

ですから、「まったく、怠けてばかりいないでちょうだい!」などと、叱ったり呆れるような態度をとるのはやめましょう。



高次脳機能障害の意欲・発動性の低下

高次脳機能障害の易疲労性

2012年09月24日 | Weblog
高次脳機能障害の患者さんの中には、精神的に疲れやすくなる方がいらっしゃいます。そのため、ご家族や周りの方が気を配ってあげることがとても大切です。


まず、患者さんは自分が疲れていることに気付かないことも多いので、周りの方が意識し、早めに発見しましょう。


高次脳機能障害の易疲労性

高次脳機能障害の症状

2012年09月23日 | Weblog
高次脳機能障害の患者さんは、次のような症状が出ることがあります。


脳の損傷した部位により、症状やその現れ方は様々です。

精神的な疲労を感じやすい「易疲労性」

自発的に何かをすることができない「発動性の低下」

怒りやすく感情を抑えられない「脱抑制・易怒性」





高次脳機能障害の症状

交通事故の示談交渉の進め方

2012年09月21日 | Weblog
素人の場合、損害保険の担当者といきなり示談交渉するのではなく、まずは交通事故を専門とする行政書士等の専門家に相談しましょう。

そして、損害賠償請求書を作成してもらい、それをもとに示談の提示額を検討しましょう。


http://www.matsui-sr.com/gousei/jiko-r1-1.htm


意外と金額は上がるものです。



ひさしぶりに投稿

2012年09月21日 | Weblog
ひさしぶりに投稿です。


書くのは苦になりませんので機関銃の様に書いてみます。



どのブログが使い勝手がいいか見極めてみます。


お相撲さんが勝利インタビューでいつもいうことは「毎日1番1番をしっかりとっていきます」と言われます。


まさに毎日を一生懸命仕事をして頑張っていきたいと思います。