交通事故

交通事故相談について徒然なるままに日ごとのことを書き連ねます。

むち打ち症

2006年06月18日 | Weblog
むち打ち症は、交通事故によって発症します。その交通事故の事故形態によって、受傷者の頚椎の状態などによって傷害発生部位が変化します。


いわゆる筋群、椎間板、椎間関節、後根神経節など、さまざまな傷害部位があると言われています。


頚椎捻挫の臨床としては、事故直後には頸部痛が出現せず、事故の数時間後あるいは事故の翌朝に出現することが多いのです。


椎間関節の靭帯損傷、関節包損傷、軟骨下骨の損傷等の器質的な損傷が発生しているならば、疼痛は事故直後に発生するはずです。しかしこのような時間差が存在するので、頚椎捻挫が器質的な傷害でないことの根拠として取り上げられています。