山里便り

都会から東北地方の豪雪地帯にあるカミサンの故郷に移住して民宿を営むロバと呼ばれる人間の雑記帖です。

痛ましや安納イモ 今宵の獣 他

2009-02-28 22:20:21 | 日々の記録
今日は晴れて気持ちがよい一日だった。

午前中は1階の掃除片付け。
午後は、昨日買ってきたニオイスミレとユリを
ミニプランターや鉢に植え付けたり、
折れたバラなどの手入れや除雪をした。

17時から2人でテレビドラマ“白州次郎”を見る。
連れは白州正子と次郎のファンである。
すごい夫婦がいたものだ。

夕食後、サツマイモの一種、安納イモにカビが生えているのに
気づき、あわてて皮をむき輪切りにし蒸し煮にした。
たっぷりあったので、タヌキたちにもお裾分けしてやる。

連れは魚肉ソーセージと薩摩揚げをやっていた。
ちょっと甘やかしすぎで良くない気がする。
でも、ロバもカリン羊羹の残りをつい出してしまう。
イタチもやってきた。

東大鳥ダムへ行く 今宵のタヌキ 他

2009-02-26 22:46:52 | 日々の記録
除塵と除雪のアルバイトのためスノーモービルで東大鳥ダムへ行った。
義父の運転で3人乗り。
山はあちこち雪崩れて土が見えている。
この調子なら春が早そうだ。

お天気は曇りだが時々晴れ間もあり仕事には好都合だった。

お昼時、休憩室に水の蓄えがなかったので、
東大鳥川の水を汲み石油ストーブで湧かしてカップ麺に使う。

夕方事務所に戻り、昨日の残りの鶏鍋に義父が豆腐とネギを足して
味付けを替えたものをつまみに5人で小宴。
タヌキに鶏のガラのお土産ができた。

我が家の夕食は鶏と野菜のホワイトシチューがメインであった。
鶏続きだがシチューは好物である。

食後、NHKハイビジョンで
“ヤノマミ 奥アマゾン・原初の森に生きる人々 生と死”を見る。
すごい暮らしであるが、もしかしたら現代日本人より幸せな暮らしかも
しれないと思う。

今夜の庭先のお客さんはタヌキが3頭。
一頭は明かりに照らされても片目が光らない。
片目の具合が悪いようで心配だ。

アップルパイ作り

2009-02-26 22:23:29 | 保存食作り、気まぐれ料理




買い置きのお菓子も残りわずかとなり、
夕食後に思い立って冷凍パイシートを利用し
アップルパイを作る。
フィリングを詰めてパイシートを合わせるところは
連れにしてもらう。

フィリング材料:リンゴ2個(八つ切り)、バター、砂糖、
        レモン汁がないのでクエン酸で代用、    
        ラム酒、シナモン。

パイシート4枚で2つ焼いた。
一つはアップルフィリングのみで、
もう一つの方はカスタードクリームをプラスして焼いてみた。
カスタードクリームは森永のカスタードクリームの素の粉末を
牛乳と混ぜ風味付けにグラン・マルニエを少し入れて混ぜ合わせて
作ったので楽ちん。

今夜はリンゴだけの方を熱々の内に2人で半分食べた。
お手軽な菓子作りの割にはけっこう美味しい。





西大鳥ダムへ行く 獣を見る 他

2009-02-25 21:07:14 | 日々の記録
取水口の除塵のアルバイトで西大鳥ダムへ行く。
大雪でしばらく行けなかったが、このところの雨で雪の嵩が減り
ようやく行けるようになった。今日も冷たい雨が降っている。
4人がスノーモービル2台に分乗し、途中からカンジキをつけて
歩いていく。雪がゆるんでいるのでモービルも歩行も難儀だ。

途中、カモシカ、ウサギ、タヌキ、テンの足跡を見る。
ウサギの白い冬毛が少しあり、そのあたりの雪は汚れていた。
たぶん、テンがウサギを襲って食べ、
その後残り物をタヌキが食べたようである。
西大鳥ダム近くでは1頭のカモシカを見た。

西大鳥ダムの吊り橋は踏み板が外してあっても、
積もる時は1m以上になるのだが、今日は全くなくて助かる。

取水口のスクリーンは落ち葉がたくさん張り付き、
水の入りがとても悪かったので、スクリーンを上げ下げして落とし、
休憩室で昼食の弁当を食べ、各所を除雪してから帰る。

村外れでサルの群れに会い、運転席の同僚が脅かしたが、
サルたちは全く動ぜず、がっかりしていた。

今日はアルバイトの給料支給日。
仕事の後、皆で事務所続きの部屋に移り、
囲炉裏を囲んで鶏肉を焼きビールを飲む。
義父が知り合いにもらった廃鶏を捌き、
煮込みと焼き鶏をしたのである。
一部固いところもあるが、なかなか美味しかった。

帰宅し、玄関の扉を開けるとクサヤの臭いに圧倒される。
今夜は獣たちも鶏料理の残り物や灰の上に落としてしまった
肉を食べることができて、さぞ嬉しかっただろう。
特に始めに来た一頭のタヌキは食べ放題だった。
結局、ロバが見たのは3頭のタヌキと一匹のイタチ。
家の晩ご飯のおかずの残りのクサヤも後から出してやったら
3頭で食べて行った。

デジタルフォトフレームなど届く

2009-02-24 23:45:21 | 買い物、お気に入りの品
前から欲しかったデジタルフォトフレーム。
贅沢品と思って買い控えていたのだが、
ネットショップの「あきばおー」で特価販売していたので
中国製のデジタルフォトフレーム 7インチ ARTS-DF701Wを買った。
3,999円+送料945円+コンビニ払い手数料300円で合計5,244円。

ついでにエネループの急速充電器セットとSDカードも購入。

液晶はきれいで、アスペクト比は16:9 。
さっそく花の写真データをSDカードに取り込んでセットし
見てみる。なかなか良い感じである。
良い写真を撮り貯めお客さんにも楽しんでもらいたいと思う。

タヌキ、テン、イタチを見る

2009-02-24 23:09:39 | 動物・昆虫の記録
今夜は残り物の餌はリンゴの芯と皮しかなかったので、
連れがご飯に鰹節とイカの塩辛を少し混ぜて出していた。

20時頃にまずタヌキがやってきて、その後でテンが姿を見せ、
イタチもやって来た。カップルダヌキは来なかったようだ。
一頭のタヌキは何だか少し具合が悪そうで心配。

日本在来種ミツバチの会定期総会へ行こう

2009-02-23 23:09:08 | 日々の記録
3月14日に盛岡市内のホテルで日本在来種ミツバチの会の
定期総会が開かる。
「ただの虫を無視しない農業」という演題の記念講演があり、
夜は懇親会。
日本ミツバチの新型巣箱の詳しい説明も行われるというので、
思い切って参加することにした。

連れ合いは盛岡市には趣味の合う店が多く、町並みも好きだという。
そんな店の一つ、光原社の支店「北の光原社」が会場のホテルフロントと
直結しているということに連れが縁を感じた?のが決め手か…
「光原社」は『注文の多い料理店』を最初に発刊し、
その社名は宮沢賢治がと命名したということで、
今は鉄器、漆器、全国各地の民芸まで扱っている。

ここ大鳥では西洋ミツバチを趣味で飼っていた人が亡くなった後、
しばらく ハチを飼う人はいなかったのだが、
最近Uターンしてきて西洋ミツバチで養蜂業を始めた人がいる。

私は以前から庭先の花に来る日本ミツバチを飼ってみたいと
思っていたものの、そうすんなり分封群が巣箱に入ってくれるとは
期待できないし、色々大変そうで始められなかった。
しかし、合理的な新型巣箱や日本ミツバチを強く誘引する
キンリョウヘンという蘭も購入できるようになり、
後は「お金とやる気、根気」ということで、思い切ったしだい。
冬の間はまずはお勉強だ。

日中、庭先の小川沿いの雪かきや、すっかり雪に埋もれた灯油タンクを
給油できるように雪掘りをして疲れてしまった。
風呂でくつろいだので、後は寝るばかり。

タヌキとテンを撮影

2009-02-23 20:50:42 | 動物・昆虫の記録
20時頃にタヌキとテンが庭先にやってきた。

 

テンはタヌキが来るといったんは少し遠ざかるのだが、
テンの方がはしっこく餌を食べるのに対し、
タヌキは一カ所にとどまりがちで、量的にはテンよりも食べられない。

タヌキは三頭同時に来たこともあったが、
カップルになっていると見られる二頭は
昨冬のボロカップルだろうか。
毛並みが良くなったのか。

追加でスルメと古くなったカリンようかんの残りを
小さく切って出してやった。

センサーライトでタヌキを見る

2009-02-22 22:52:46 | 動物・昆虫の記録
今日は懸案のソーラー・センサー・ライトの取付をようやくのことでした。
場所はリビングの窓の上の外壁。
夜、少し遅くなってから明かりが点いた。
始めはびっくりしたらしく姿が見えなかったが、
その内に少し慣れたらしく、照らされながら餌を食べている。
少し痩せたタヌキだ。

2匹が入れ替わり来たような気がするが、どうもよく分からない。

このセンサーライトは横切る動きには反応がよいが、
近づく動きには極端に弱くなる。
そのためタヌキが来ても暗いままということもあった。
それでも観察には便利なものである。

女将修行より戻る こまぎの湯 他

2009-02-21 23:54:20 | 日々の記録
高速バスに乗り東京経由で鶴岡に早朝着く連れあいを迎えに行く。
鶴岡駅前のミスタードーナツで待ち合わせ。
主婦の店IZMO新斎店で買い物をしてから
“庄内おばこの里こまぎ”にある“こまぎの湯”に入りに行く。
産直コーナーなどは利用したことがあるが温泉は初めて。
アルカリ性単純泉で料金は500円なり。
産直コーナーでコンニャクイモを3個1300円で買う。
一つはコンニャク作りに使い、2つは畑で育てるつもり。



八文字屋書店に寄ってから金太郎ずしで早めの昼食をとる。
青魚に飢えていたという連れは、サバ、イワシ、アジから食べていく。

産直あさひグーで玄米を5kg買って帰る。
家に戻るとさっそく“散らかっている”と怒られ、片付けに追われる。

連れが疲れてヒーターの前で眠っている内にロバは雪かきで汗を流す。
明日は2人で雪掘りをしようと思っていたのだが、 連れは腰痛で
できなそうなので、今日の内に少しでもやっておこうということだ。

夕食は、アサツキと豚肉入りの鍋、アスパラ菜のニンニク炒め、
昆布巻き、雑穀ご飯などで食べた。
デザートは、ロバ特製“桃のコンポート”とグーで買った栃団子。
ジャムなどを保管してある床下収納庫から“桃のコンポート”を
取り出す時に“栗だけのペースト”の瓶を見ると、
2つの内の一つが傷んでいる気配がしていた。
開けてみるとやはりダメになっていた。
再利用したフタが悪かったのか、もったいないことをした。
タヌキ用の餌に出してやった。

長期保存するには色々気をつけないといけない。
残ったひと瓶分は砂糖と洋酒を加えて甘いペーストにでも作り直し
食べてしまおうか。