ふとん道楽

ふとんのマスダ 仕事ブログ

茶綿・緑綿の販売に向けて

2010年10月29日 | 和綿

栃木県の綿の生産者さんより「オーガニックの茶綿(和綿)と緑綿(洋綿)が豊作です。」とのお電話を頂きました。その茶綿は元々は鳥取県産の和茶綿だそうで、残念ながら緑綿の産地(国名)は不明だそうです。

今後当店はこの2種類の綿を種付きのままで購入し「種付き茶綿」「種付き緑綿」という商品で販売する予定です。早ければ年内中に販売を開始したいと思います。

ちなみに、既に茶綿はシート状(綿打ち済み)のものを販売していますが、新たに入荷する緑綿は繊維が柔らか過ぎて機械にかからず綿打ちが出来ません。よって今のところシート状で販売する予定はありません。ただしお客様からのご依頼が有れば、緑綿の綿繰り(種取り)加工は致しますのでご相談ください。

Rimg0214_3 ←種付き緑綿イメージ写真

 
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パンヤ綿 販売

2010年10月13日 | わた

天然繊維の手芸綿、パンヤ綿の販売を始めました。

http://www.cotton.shop-site.jp/pulp.html#_2

パンヤ綿はカポックという大木の実から採れる繊維です。
コットン繊維よりもしなやかで長く艶のある飴色が特徴です。

天然繊維ならではの体に馴染むしなやかな肌触りと適度な弾力が魅力で、
つぶれても天日に干せば弾力性が回復しコットンのように硬くなりません。

またポリエステルの様に妙なふかふか感がありません。
先日試しにパンヤ綿で坐蒲を製作して毎日使っていますが、
使い心地はポリエステルよりも天然手芸綿(コットン)よりも良いです。
座った瞬間お尻に馴染んでゆっくり沈み込んでいきます。
低反発クッションに近い感じの沈み込みとでも申しましょうか、、、
とにかく気持ちの良い安定した座り心地で個人的に気に入ってます。

Rimg1430 Rimg1439 Rimg1453 ←パンヤ綿900g入り。

現在パンヤ綿は詰め物用としてはポリエステルに押されぎみですが、
人と環境に優しい天然の繊維として、これから注目の素材だと思います。

 
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座布団枕のワークショップ

2010年10月12日 | イベント

昨日は座布団枕作りのワークショップを開催しました。
これまで小座布団作りは何度も行っていましたが、
座布団枕は今回初めての試みです。

通常小座布団も座布団枕も一般的な綿の生地を使うのですが、生徒さんの希望があり会津木綿を使うことになりました。更に中綿は生徒さんが昨年育てられたという和綿を使う事に。なんとも贅沢な座布団枕ですねぇ~^^

ワークショップは最初に私が綿の入れ方を一通り見せて、
生徒さんにある程度の段取りを理解して頂き実践に移ります。

生徒さんは綿作りや綿入れまでは結構スムーズに進みますが、
綿を入れた布の口を絎ける作業には必ずと言っていいほど手こずります。
ふかふかの綿が入った布を縫い合わす作業は、普段針仕事に慣れている方でも結構戸惑います。しかしそのような時はマチ針で布の口を固定すれば縫い易くなりますのでご安心を。

難所である綿入れ口を縫いつけてしまえばいよいよラストスパート。座布団と同じように布団の中心を糸で綴じ綿が動かないように固定します。それと枕なので本来は必要ありませんが、せっかくなので四つ角に飾りぶさも付けました。

完成までの所要時間は約2時間半。
小座布団作りよりは時間はかかりません。

最後に写真を・・・と思ったのですが、生徒さんに「いやいやいやいや・・・・・」と遠慮されてしまったので、今回のワークショップの写真は無しです・・・。ちょっとだけ残念でした。(笑

 
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ベンガラ染めの綿

2010年10月05日 | 染色

先月の東京スピニングパーティーでお会いした「古色の美・ナカジマ株式会社」の小渕さんから、ベンガラで染められた麻綿のサンプルが頂きました。(ちなみに麻綿はスピニングパーティーの時にご購入頂いたもの)

Rimg1441 Rimg1442 Rimg1443

ベンガラは土から取れる酸化鉄が成分のため人体には無害ということで、最近はオーガニックコットンの染色にも使われているそうです。色は全部で18色あり、綿は小渕さんのところに持ち込めば染めて下さるとの事です。当店もだんだんベンガラ染めの綿に興味が湧いてきました。将来商品化に繋がって行くのだろうか???

綿の染めに興味のある方は、先ずは下記のウェブサイトにお問い合わせ下さい。

古色の美・ナカジマ株式会社
http://www.kosyokunobi.com/

 
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