ふとん道楽2

ふとんのマスダ 仕事ブログ

ペルー茶綿ふとん

2017年02月09日 | 茶綿
昨年あたりから口コミによるペルー茶綿の布団の注文が増えています。



当初ペルー茶綿は「糸紡ぎをされるお客様に喜んで頂ければ」という思いから、通常の綿の取引とは違うルートで仕入れ細々と販売していましたが、マメに布団を作るようになってからは「実は布団に向いている」という事が分ってきました。



布団に仕立てた時の風合いはインド綿とメキシコ綿の中間になります。硬すぎず、柔らかすぎず、見た目柔らかそうですが意外にコシがありヘタリにくい。布団にすると大福餅のようなモチモチ感があります。一般的にインド綿は硬めで敷き布団向き、メキシコ綿は柔らかめで掛け布団向きですので、その中間のペルー茶綿は敷き布団・掛け布団どちらに使っても良い感じです。



実を申しますと、茶綿の布団は特にスピリチュアル系のお客様に大好評で、「茶綿からエネルギーが伝わってくる」とか「茶綿に癒されて気持ちが和らぎぐっすり眠れる」などのご感想をいただいております。



そのようなお客様からは時々「布団を作っていて茶綿からパワーを感じませんか?」と聞かれたりするのですが、スピリチュアルに鈍感な私には残念ながら何も感じ取れません。(笑) しかし、製作面においては白い綿よりも扱いやすく、繊維の手触りも良いため作っていて気持ちいい事は確かですね。もちろん使い心地も。



布団以外にもペルー茶綿の枕や座布団も製作しています。写真は枕の製作風景。


茶綿ふとんはウェブサイトでは販売していませんが、お電話やメールを頂ければサイズや重さ、お値段などをお知らせいたします。


商品に関するお問い合わせはこちらへ。

ふとんのマスダ
電話:0297-52-3026
メール:m.futon@axel.ocn.ne.jp
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祝・横綱昇進 稀勢の里関

2017年01月27日 | 名入れ座布団
茨城県出身の稀勢の里関が横綱昇進を果たし、地元周辺はにわかにお祝いムードになっています。
そんな中、ずっとお店に飾ってあった「稀勢の里」の名入れ座布団が目に付きブログに再登場。



こちらの稀勢の里座布団は2013年7月13日のブログで紹介していますが、当初はこの緑色と茶色の2枚を製作しました。

その後茶色の方の座布団は、お付き合いのある牛久市(稀勢の里関の地元)の布団屋さんへ嫁いで行きまして、いつだったか同市で稀勢の里のイベントが開かれた際に直接本人に座って頂いて、さらに座布団にサインまで書いて頂いたそうです。



こちらは裏面。右下斜めに名前が入っています。



間接的な経緯ではありますが、私が作った座布団が稀勢の里関に使って頂けたというお話しはとても名誉な事です。
新たな横綱をこれからも応援していきたいと思います。


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タック無し座蒲と箱座蒲ミニ

2017年01月24日 | 打ち直し
長年座蒲を作り続けていますが、今回初めてマチ部分のタック(布を縫いこんだヒダ)無しを作ってみました。



タック無しの座蒲は、形が横に張り出さないためかなり寸胴(円柱形)になりますが、その分高さが稼げますので座った時の沈み込みが少ないのがメリットになります。恐らくこの座り心地を好む方もいると思いますので、すこしの間使ってみて商品化に漕ぎつけたいと思います。



そして、お次は箱座蒲ミニ。一応まだ仮の商品名で箱座蒲ハーフをさらに低くしたものですが、座蒲というよりはお昼寝枕に丁度よいサイズではないかと考えています。

以前に紹介しました「ちょこっと枕」にも似ていますが、どちらかと言うとちょこっと枕はデスクでのお昼寝用のため薄めで、この箱座蒲ミニは畳や床で使えるような高さに仕上げています。



タック無し座蒲と箱座蒲ミニ。まだどちらも仮の商品名ですが、今後の販売にご期待ください。



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祝還暦 座布団

2016年12月16日 | 名入れ座布団
還暦を迎えられる方へのプレゼント用に「祝 還暦」の文字を入れた座布団を製作しました。



ブログではお見せできませんが、裏面にはちゃんと名前も入れてあります。




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101年前の婚礼布団の打ち直し

2016年12月12日 | 打ち直し
「おばあちゃんが19歳で嫁いできた時の婚礼布団です。生きていれば120歳になるので101年も前のものですが、打ち直し出来そうですか?」という依頼がありました。

こちらの婚礼布団は、近所の元農家のお客様が蔵を整理されていた時に出てきたもので、少々のカビ臭さや使用感はあるものの奇跡的に保管状態は良好で、そのまま歴史の資料として保存しておきたくなるような婚礼布団でした。



今回打ち直しを依頼されたお客様の話しによると、婚礼布団の格子の側生地も中の綿も、全ておばあちゃんの実家で作られたものだそうです。



側生地は手織りの絹で、全ての縫製はもちろん手縫いです。中綿はヘタってはいますが101年前のものとは思えないくらい綺麗な状態を保っていました。



布団の綴じ糸は、当時主流だった麻糸が使われています。麻糸は綿糸よりも丈夫ですので、101年経っても緩むこと無くしっかり綴じてありました。



気になる布団のサイズは、側寸法で掛け布団170cm×200cm、敷き布団105cm×175cmでしたが、一番驚いたのは掛け布団の中わたが9.3kgも入っていた事です。今どきのダブルの敷き布団でさえ7kgちょっとしか入れませんので、現代ではとても考えられない綿の量です。この布団から当時の寝具事情や、住宅や暖房事情などが窺えます。



側生地を剥いて中綿を出すと綿の周りには満遍なく真綿が引いてありました。現代の製綿技術で作られた綿布団には真綿はほとんど使いませんが、この時代の綿布団は中綿が切れたり型崩れしないように、必ずと言っていいほど真綿が引いてあります。



例え101年前の綿でも状態さえ良ければ、打ち直しでこんなにふかふかに再生します。少々のカビ臭さも、打ち直しと同時にオゾン消臭をしますので殆ど気にならなくなります。





逆に今どきの輸入綿よりもコシがありましたので、新品のような敷き布団に仕上がりました。




これまでも戦前に使われていたという布団の打ち直しは時々出ていましたが、明確に101年前と年代が分かっている布団が出たのは今回が初めてでした。仕事とはいえ、とても貴重な体験をさせて頂きました。ありがとうございました。


布団の打ち直しに関するお問い合わせはこちらへ。

ふとんのマスダ
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