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換気システムは?① 長文ですよ・・・

2018-05-01 | 家のメンテナンスと豆知識
桜も終わり春というか夏のように暑いですね。

明日からは今度は寒くなるようで、寒暖差で体調を崩している方も多いようなので

気を付けたいです。

先日はなんでも相談会ご参加ありがとうございました。

最近、住宅の性能について勉強している方が増えているようで、換気システムに付いて質問受ける事が多くなってきたので

簡単にこちらでも説明を。


住宅に使われる24時間換気システムは大きく分けると 第1種(熱交換)換気システムと第3種換気システムになります。

第2種は住宅にはほとんど使われないので今回は説明はいたしません。


まずは 第1種換気システムは基本的にに熱交換システム搭載型を採用します。

1種換気は 給気(外気の取り込み)と排気(室内空気を外に捨てる)の両方を機械制御にて行います。

なので、ダクトレスタイプを除けば 給気側の配管と排気側の配管の2系統になります。

本体に内蔵された熱交換器で室内から捨てる空気の熱を外気導入時に移し、温めてから室内に取り込むので、

給気の空気が冷たくなく、暖房で温めた熱を回収できるので暖房費の節約につながるのが大きな特徴です。

排気と給気の両方にファンがあるため、可動するための電気代は省エネ型の3種換気の3倍くらいかかります。

なので、室内と外気の温度差の小さい温暖な地域ではメリットが少ないため、寒冷地向けの商品となります。

省エネのために設置するさいの注意点と事前にしっておいてもらいたい事が数点。

本体に外気を導入する際にホコリや花粉を除去するためのフィルターが入っています。

なので、フィルターの掃除を月に一度程度する事になりますので、掃除がしやすい機種をお勧めです。

壁の見える所などが一番良いのかもしれませんね。

天井裏に設置のタイプは脚立に乗って天井点検口を空けたりの作業があるので年配の方にはお勧めは出来ません。

掃除が難しい場所にあると、つい面倒になり掃除を怠ってしまうのですが、その状態を長く続けると、

フィルターのつまりで、換気量不足になる可能性が高いのと、給気側のダクトを汚してしまい、

室内に汚れた空気を導入してしまう可能性が高くなってくるので要注意!

もうひとつが、熱交換率

メーカーなどによって換気システムの熱交換率が違います。60%~90%の間が多いようですが、

せっかく付けても回収率が低いと、モーター用の電気代で相殺してしまい、省エネには繋がりませんのでご注意を。


第一種は 省エネ思考でメンテナンスもしっかりしますよ! って方にお勧めな商品です。


長くなったので、続きは次回にしたいと思います。








舛舘工務店(高気密・高断熱のしっかりとした家造り)

マスダテコウムテン

電話 0176-23-9176
メール info@masudate.co.jp


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