マッシーパパの遠吠え

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「その男、横暴につき」要注意! 御手洗発言には裏がある!?

2009-01-11 09:20:07 | Weblog

「ワークシェアリングみたいな選択をする企業があってもおかしくない」。これは日本経団連の御手洗冨士夫会長が6日の年頭会見で言及したものだ。

なるほど、「ワークシェアリング」の言葉の意味だけ取り上げれば、「労働時間を短縮し、仕事を分かち合うことで、失業者を救済する」グッドアイデアのように聞こえる。が、彼の口から出たとなれば、まったく別物。つまり、労働者の賃金引き下げを念頭においたもの。しかも、ワークシェアリングの対象も個別企業の正社員を対象にしていると見るべきである。

それは、あの06年の時、シンゾー君をたぶらかして、「日本版エグゼンプション」たらいうものを導入しようとした例でも明らかである。幸い、翌年の参院選で自公与党が大敗し、沙汰やみになったからいいようなものの、これが通っていたらもう大変。400万円以上の所得のあるもので、労働時間と成果がリンクしないデスクワーカー(ホワイトカラー)は拘束時間が理論上、無制限(24時間)となり仕事とフリーの際限がつかなくなる。しかも、何時間働いても残業代がつかず、企業の思うままに働かされる制度なのである。

とにかく、この男、西洋被れ(死語?)もいいところ。何でも横文字がいいと思っているのか、これだけですまず、「サマータイム」制度も導入したくてたまらない。何しろ、朝早くから、夜遅くまでこき使えるからだ。そして、正社員の賃金は「ワークシェアリング」で合法的に抑え、「エグゼンプション」でただ働きさせることができる。まさに、三位一体のシステムである。

その上、製造請負制度を悪用すれば、好きなときに、安い派遣社員を確保でき、危ないと思えば、早めに首切りできる都合いい安全弁になるのだ。

因みに、エグゼンプションの効果を、あるシンクタンクが試算したら現在の残業実績だけで、産業界は11兆6千億円も支出を抑制でき、利益が上がるというのだ。

そして、1999年、「労働者派遣法」ができて禁止業種以外は派遣が可能にり、04年には製造業にもこの制度が適応できるようになって以降、企業の内部留保が急増。7年間で60兆円増加したという(9日、予算委員会の共産党・笠井氏資料)。

しかも、当のキャノンでさえ、内部留保は9月末時点で約3兆円にも上るとか。そして、このことに触れ、日刊ゲンダイは「御手洗氏は1日に麻生首相と会談した際、『雇用安定に努力する』と言っていたが、舌の根も乾かない3日後に大分の削減計画が明らかになった。そして、職場を解雇される1200人の社員1人当たりの年収を300万円で計算しても、必要額は0.1%程度で総額36億円。しかも、県が『雇用創出につながる』と30億円もキヤノンに補助金を出したのにかかわらずにである」という(http://news.livedoor.com/article/detail/3948382/)。

さらに許せないのは、経団連会長と踏ん反り返り(?)、名経営者と自認するからか、従業員の給与は削っても、自らの報酬は2003年に1億3900万から2006年の間に2億2200万と1.6倍近くに引き上げているという破廉恥ぶり。

だからか、Wikipediaも、氏の評価として「前述のように、経営者としての手腕は高く評価することが多いが、否定的な意見も少なくない。元々キャノンが叔父御手洗毅によって設立された企業だったからで、御手洗本人の業績でないという意見が多いためである。又、雇用や政治・経済に関しての発言では、度々批判を受けている」と、どちらかといえば(評価に)懐疑的なのだ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%89%8B%E6%B4%97%E5%86%A8%E5%A3%AB%E5%A4%AB)。

早い話、政界も経済界も二世、世襲ばかりはびこって、庶民を搾取することで懐を肥やしているから、どんどん日本が悪くなるのである。

それに、為政者もこんな西洋かぶれした連中の言い分、「グロバリズムに対抗するためには企業に競争力をつける事が一番」と騙され、どんどん企業を甘やかす政策を実行してきた。だからこそ、この男も調子づき、「消費税は増税すべき。法人税は40%を30%に・・」とか、キャノンの偽装請負を追求されれば、「制度こそ変えるべき」と世迷言を言い出すのである。

そして、たちまち、アメリカが失速、中国の経済が減速だ、挙句に世界的不況だとなると、企業どころか、日本までおかしくなってくる。おまけに、政治家も何をしていいのかわからず、慌てふためくだけでロクな経済対策も打てない。

いや、今頃になって、内需をしっかりやらねばならないと、産業構造のアンバランスを口にする始末。そう、大企業発展のためには、農業も漁業も犠牲にしてもいいのだと、長い間、政財官で推し進めてきた政策に、なんら反省をせずに、のたまうのである。

ま~、それでもワークシェアリングをやりたいというなら、まず魁より始めよで、府省のキャリアからは導入することだ。そして、天下りを一切なくし、行き場を失った古手のキャリアにも仕事を分かち与えればいい。そうすれば、忙しい忙しいと、夜遅くまで仕事をせずにすむから、居酒屋タクシーも自然になくなって万事が丸く収まるだろう・・。

ともあれ、政治も官僚も企業のトップも、すべて、ガラポンで総替えしないことには日本の再生は期待できないということだ!

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