マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

「竹島」を韓国の”不法占拠”とどうしても言えない管政権のジレンマとは?

2011-03-04 21:35:08 | Weblog

「マッシーパパの遠吠え」はより多くの人に見てもらえるようランキング上位を目指しています。ぜひ、皆様の応援クリックをよろしくお願いします。♪

にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへ

<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?666082">人気ブログランキングへ</A>

いや~、本日(4日)の参院予算委員会の自民党委員たちによる政府攻撃は見事でしたね。

特に、先鋒にたった山本一太氏の「竹島」問題に対する鋭い質問とふてぶてしいまでの悪役ぶりは圧巻。前田予算委員長もたびたび、中断する審議に辟易。

しまいには、同じ答弁しかできない内閣を見かねて、一太議員に「観点を変えて質問してもらわないと質疑が進まない」と注意する何ともおかしな議事進行になってしまった。

それにしても、何ともおかしな質疑応答でしたよね。

一太議員はたった一言「竹島は韓国の不法占拠ですか」と総理に聞いただけなのに、まず答弁したのが前原外相で、それも「法的根拠のないかたちで支配」とわざわざ言い直す。

勿論、外交政策にまったく疎い管首相は「前原外相の答弁どおり」と追随するだけであたが・・。

そこで、一太議員が「不法占拠と法的根拠のないかたちで支配の違いは何か」と追加質問しても、同じ答えを同じように繰り返すだけで挙句は、「自民党政権も国会でそのように答弁していた」と嘘までつく始末。

勿論、これに承知できない一太議員がその旨、糾すと今度は枝野官房長官がシャーシャーと「(現)内閣では統一している」と言い直す。

ならばと、さらに一太議員が「外務省ホームページ(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/index.html)にある"不法占拠”の表記をなぜ直さないのか」と追求すると、またしても、「同じ答弁で恐縮ですが」と、断りながら判で押したようにただ答えるだけ。

だからこそ、一太議員が質問に答えていないと質問を再三、中断、自民党理事たちが議長に詰め寄ったのであった。

いやはや、小学校の学級委員会並の質疑応答だが、まだ小学校だと先生がいて、

「管君も前原君も、一太の質問の答えになっていませんよ」とその理由を懇々と指導する手もあるが、その先生役が、あの”仙石総理大臣”と指名して恥をかいた御仁ときているから、とてもとてもその任にあらず。

後はブラウン管の前の視聴者の判断を待つほかないというまことに危うい話になってしまう。

そこで、管内閣が那辺に「不法占拠」という言葉を避けるのか、逆に一太議員がなぜ国会で取り上げたのか?その背景を検証してみたいと思う。

話は先月22日の枝野幹事長の記者会見に遡る。その席上、彼は「(竹島について)、わが国の立場は従来、明確に申しあげてきている。改めて繰り返すことは、わが国の国益に沿ったものではない」と、竹島が不法占拠されていることを政府見解にしたくなかった企図に発するのである。

勿論、その源は鳩山前政権の岡田外相の衆院外務委員会での発言、「(竹島問題で)不必要な摩擦を招かないよう、不法占拠という言葉は使わないよう交渉している」に通じるのである。

つまり、前原センセイが「一貫して変わらない」といっているのはこのことで、政権交代した民主党が党是としている日韓友好の前提条件になるキーワードだということである。

従って、そのことは党員なら常識だからこそ、前田委員長も、「外交関係の機微に触れるので」、「山本議員ならお分かりと思うが」と一太議員に惻隠の情(武士の情け)を訴えたのであろう。

ま~、わかったようでわからないのが民主党で、同じ「不法占拠」し、実効支配しているロシアの「北方領土」にはそんな配慮は微塵もなく、それどころか、首相自らがメドベージェフに向かって「許しがたい暴挙」と外交上、最大限の批判発言を行っているのである。

このどこに民主政権が、「外交関係の機微」を持ち合わせているのか疑問であるが、少なくとも中国とロシアが連携して尖閣問題や北方問題で攻勢を強めている今、

韓国哨戒艦「天安」沈没事件や延坪島への北朝鮮の砲撃を奇かとして雪解けムードの日韓関係を壊したくないの本音が垣間見える。

いや、それよりも(政権が)本当に怖いのは韓国世論。今、韓国人が固唾を飲んで注目しているのが韓国紙「中央日報」に掲載された記事、『日本の中学校のすべての教科書に「竹島は日本領」の表現が・・(http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=136852&servcode=A00)」)』であろう。

つまり、2011年3月に検定される教科書は08年の福田政権下で決定されたものであるが、それには「竹島は日本の領土」が当然、盛り込まれているのだが、民主党政権と異なり、日韓関係のよくなかった時期だけに、一番恐れる「現在、韓国が不法に占拠している」という文面が付記されることである。

となれば、李政権の支持率にも多大の影響が出るので、当然、そうならないことを願うのだが、そのためには、許認可権を持つ文科相を抑えることのできる日本の首相の協力

が、その首相が外交に関心が疎い。従って、韓国政府が「竹島関連記述内容を削除したり表現レベルを引き下げる方向で外向的合意を引き出すのが何よりも重要」だとけしかけているのである。

ま~、すでに、その種の手はすでに伸びていると見るのが常識で、それゆえ、野党から突っ込まれると困るのである。

だからこそ、何を聞かれても、何を言われても忍の一字で絶えるしかなかったのでないだろうか。

ホント、困った政権だこと。やっぱこの政権の正体は、日本の政権でなく「韓政権」だわ!?・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

 

 

<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?666082">人気ブログランキングへ</A>

 

にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへ

 



コメントを投稿