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BELLRING少女ハート1周年記念ワンマンLive「ボクらのAnniversary」@渋谷WWW

2013-04-15 07:24:52 | アイドル
という訳で、昨日はBELLRING少女ハートのワンマンライブに行ってきました。

BELLRING少女ハート1周年記念ワンマンLive「ボクらのAnniversary」@渋谷WWW

ベルハーちゃんを初めて見たのが、去年の5月。
結成1ヶ月のそのステージは、拙くて、自信もなくて、何もかもがグダグダでした。
でも、何だか独特のアナーキーな雰囲気がありました。
さらに曲も良かったので、いつの間にかファンになり、去年は14回と、一番多く足を運んだアイドル現場となりました。

今年に入り、何度か現場に行ったものの、あのアナーキーで何を仕出かすか分からないスリリングな雰囲気は、お約束的なネタに変わり、しょうじき一気に冷めてしまい、ここ2ヶ月くらいは現場も見ないくらいになっていました。

今回のワンマンも、行くかどうか迷ったのですが、まあ、最後のつもりで見にいくか、と思っていました・・・。

で、ベルハーめちゃめちゃスゲーよ!!

会場の渋谷WWWは、開場前から長蛇の列。
どこの売れっ子アイドルかって言う感じです。
花束もたくさん贈られていて本当に華やかな雰囲気。
お客も400人、入ったそうで、ほぼ満員!
僕はいつものように下手最前を確保。
周りは、ほぼベルハーTばかり。
ピンク色がこれだけ揃うと壮観。

開演前のフロアも祝祭的な空気に満ちています。
古参のベルハーヲタさんは、個性的な人が多いので、奇声が上がったり、いろんなものが振り回されたり、何か訳のわからない異様な雰囲気。
客席に、普通にチケット買って入った「さっちゃん」が居たりして、最初から「楽しくなりそう」な感じが高まってきます。

で、そんな空気の中、登場したのが「BELLRING中年ハートw」。
ベルハー楽曲を手がける宇田隆志さん率いるフュージョンバンド。
そういうのあり? とか思うのですが、開演前から暖まったフロアなので、おっさんたちが登場してもノリノリ。
けっきょく楽しそうに3曲も披露。

いよいよベルハーちゃんの登場です。
満員の客席を見て、驚くメンバー。
じゅりはもう涙が。
でもみんな嬉しそう。

で、今回のライブ、怒涛の新曲ラッシュ。
何曲披露したんだろう?
去年1年間、ずっと3、4曲で回してきたベルハーちゃん。
どれもいい曲でしたが、今回、披露した曲も、どれもベルハーらしい「変態曲」。

特に、みずほのラップ曲のエモさったら!!
もともと、みずほの棒読み風の歌い方が大好きなのですが、それがラップになると更にすごい。
とんでもない破壊力でした。

他のメンバーも、自信を持ったステージング。
そこには、1年前に見た、自信なさげな雰囲気はまるでありません。
成長したなー、と感動してしまいます。

とは言え、MCは相変わらずのグダグダ。
やばいくらいグダグダ。
でも、これもベルハーの個性なので、むしろイイって思いました。

メンバーが、「アンコールしてください」ってお願いしてから袖に引っ込むという斬新なアンコール。
みずほはガチ泣き。
でも他のメンバーは泣かずにパフォーマンス。すごい!
黒い羽のついた衣装で広いステージを縦横無尽に駆け回ります。
アンコールが終わった後、フロアは高まりすぎてダブルアンコール発動!

「the Edge of Goodbye」
もう何回聞いたか、って言う曲ですが、今回の高まりはすごかった。
カオス! でもメンバーとヲタがちゃんとコントロールしているカオス。

終演後、名残惜しくて、物販もずっと見学して、最後の最後まで現場にいました。
それくらい良いライブでした。
次のワンマンも良い会場で決まっているみたい。
これだけのステージが出来て、これだけ独特の個性を持てて、カンペキ上昇気流に乗ったと思います。
目指すは、でんぱ組かBiSか、でも歌っているのは呑気なベルハーちゃんっていう新しい流れ。

初めてベルハーちゃんを見たとき、「これはここ数ヶ月のグダグダで訳分かんない状況が楽しいんだろうな。でも旬の時期はそんなに長くないだろうな」って思いました。
でも、グダグダな味わいは残しつつ、パフォーマンスとしてもこれだけ楽しいレベルに仕上げてきたとは、本当に運営の田中さんの手腕はすごいな、と。

もちろんメンバーのみんなも、「ダンスがタダで習える」という理由で加入したり、最初はそんなに意識も高くなかったと思うんだけど、何人かの脱退を乗り越え、すごい数のステージを経験し、今回のステージまでたどり着いた訳です。
これはこの先も、どこに行くのか見届けなきゃ、って強く思った素晴らしすぎるライブでした!

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